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U-20日本女子代表が優勝報告会を実施~FIFA U-20女子ワールドカップ2018フランス~

2018年08月27日

U-20日本女子代表が優勝報告会を実施~FIFA U-20女子ワールドカップ2018フランス~

FIFA U-20女子ワールドカップ2018フランスで初優勝したU-20日本女子代表が8月26日(日)に帰国し、東京都内で優勝報告会見を実施しました。会見には田嶋幸三JFA会長、今井純子JFA女子委員長、池田太監督、全21人の選手が出席しました。

コメント

田嶋幸三 日本サッカー協会 会長
この報告ができることを日本サッカー協会の会長としてうれしく思います。女子サッカーを応援してくださっている全て皆さまに感謝申し上げます。そして、ここにいる選手たちを育ててくださった、サッカーに出合わせてくださった方も含め、多くの方に感謝しなくてはならないと思っています。ここに並んでいる世界大会のカップの他にさまざまな個人賞をいただいたことも我々にとってうれしいことですが、私にとって一番うれしいことは優勝して且つフェアプレー賞を受賞したこと。フェアプレーは常々、言い続けていること。優勝すると同時にそれを得るというのは難しいことですが、それをしっかりとやってくれました。来年は女子のワールドカップがあります。2020年には東京オリンピック、そして、2023年には、まだ決定していませんが、日本で女子ワールドカップを招致したいということですでに手を挙げています。その中心となるこの年代の子たちが世界チャンピオンになったことは、私たちを後押ししてくれると思います。

今井純子 日本サッカー協会 女子委員長
優勝を報告できたことを大変うれしく思います。立ち上げから1年半にわたり、積み上げてきた成果をはつらつと発揮して優勝をつかんだ選手たち、そして、それを導いたスタッフの皆さんを讃えたいと思います。所属のチームをはじめ、女子サッカーを支えてくださった多くの関係者の皆さんに感謝を申し上げます。選手たちにはこのあと、なでしこジャパンに入ることを目標にしていただき今回戦った世界の仲間たちと、チームメイトと一つ高い舞台で戦えるように頑張ってほしいと思います。今回優勝したことで、なでしこジャパン、U-20、U-17の3つのカテゴリで優勝。これは女子サッカーでは世界で初めてのことです。育成年代の代表は、なでしこジャパンが優勝するためにいい選手が脈々と育つことが大事だと思っています。それが順調にできていることは誇りです。今回のチームはなでしこらしさを体現したチームでした。サッカーの中身もそうですが、彼女たちの姿が多くの人を魅了して、大会を通して多くのファンをつくり、愛されるチームになりました。これは本当に大事なことなので、選手たちには持ち続けてほしいですし、日本女子サッカーとしても守り続けたいと思います。

池田太 U-20日本女子代表監督
今日この日にこのトロフィーと一緒に帰国できたことを大変うれしく思います。勝ち取ってくれた選手、スタッフを誇りに思っています。このチームは礼儀正しく、ご飯もよく食べ、よく寝て、よくおしゃべりをして、よくトレーニングをするチームでした。なので、私はそのエネルギーをピッチでどう表現してもらうかに、パワーを使って、選手たちの持っている力を出してもらうのが役目だと思い、指導したり、ボールを一緒に蹴ってきました。立ち上げから一つ一つのキャンプ、AFC U-19女子選手権を通じて、選手たちは本当に成長してくれました。自チームでの活動、今まで関わってくださった指導者や関わってくださった方への感謝の気持ちを忘れず過ごしてこれたと思います。その力の塊が今、前にあるトロフィーだと思っています。このチームはこの大会で一区切り。彼女たちには次のステップ、なでしこジャパンであったり、素晴らしい人生を歩んでもらいたいと思います。今回のように全てが成功で終わることばかりではないと思いますが、明るさと努力と笑顔と感謝の気持ちを持って乗り越えてそれぞれの人生を歩んでもえらえればと思っています。

GK #1 鈴木あぐり 選手(マイナビベガルタ仙台レディース)
このチームの一員としてワールドカップという舞台で優勝を経験できたことを心から誇りに思います。約1年半、チームをまとめてくださった太さんをはじめ、スタッフの方々、そしてキャプテンの(南)萌華には感謝しています。たくさんの方に支えられて今があるということを大切に、今後も成長していけるよう努力していきます。

GK #18 スタンボー華 選手(INAC神戸レオネッサ)
U-20ワールドカップで金メダルを取れたことを本当にうれしく思います。そして、(鈴木)あぐり、(福田)まい、西入(俊浩GKコーチ)さんとのGKファミリーとして世界で戦えたことを本当に誇りに思います。できればまだまだこのチームで試合をしたいと思いますが、それはできないので、自チームに戻っても頑張りたいと思います。

GK #21 福田まい 選手(日体大FIELDS横浜)
このチームに携われたことを心から感謝します。世界一の経験をはじめとして、世界と日本のサッカーを生で感じることができ、とてもいい経験になりました。この経験を次に生かせるように努力していきます。

DF #2 小野奈菜 選手(神奈川大)
ずっと目標にしてきてた世界一をこのメンバーとつかみ取ることができて本当にうれしかったです。この経験を生かしてこれからも頑張りたいと思います。

DF #3 高平美憂 選手(マイナビベガルタ仙台レディース)
みんなでワールドカップ、世界一を獲得することができたのはとてもうれしいです。また、6試合の中で各国サッカーのやり方を間近で見れたり、実際にプレーすることで自分自身が成長しなくてはならない部分がたくさん見つかりました。そして、一生忘れられない思い出ができたのでよかったと思います。

DF #4 南萌華 選手(浦和レッズレディース)
今日はこのような形で優勝報告の場を設けていただき、ありがとうございます。このチームでの1年半の集大成としてワールドカップで優勝することができてすごくうれしく思います。このチームは試合を積み重ねていく中で成長していける素晴らしいチームでした。この素晴らしいスタッフと選手で優勝できて本当に幸せでしたし、このチームのキャプテンをやれることができて誇りに思いました。今回の大会を糧にしてまたさらに成長していきたいと思います。

DF #5 牛島理子 選手(INAC神戸レオネッサ)
最高の仲間と、太さんをはじめとする最高のスタッフの下でプレーできた時間は自分の中の宝物になりました。今の自分がここにいるのはたくさんの方々の支えがあってこそだと思うので、周りの方々や恵まれた環境への感謝の気持ちを忘れずにこれからも頑張っていきたいと思います。

DF #6 高橋はな 選手(浦和レッズレディース)
この素晴らしいチームメイトとスタッフには感謝の気持ちでいっぱいです。このチームで過ごした時間は私の宝物です。これから先、支えてくださる方々への感謝の気持ちを忘れずにもっと上を目指して日々努めていきたいと思います。

DF #13 宮川麻都 選手(日テレ・ベレーザ)
このチームはチームワークがよくて、それがあったから優勝できたと思っています。このメンバーとスタッフと世界一を取ることができて誇りに思います。

DF #17 北村菜々美 選手(セレッソ大阪堺レディース)
この最高のメンバーで世界一を取れたことがすごくうれしく思います。そして、太さんの下でサッカーができたことがすごくいい経験になりました。チームに帰ってもこの経験を生かして、ここで終わりじゃなくて、もっと上に進めるように頑張っていきたいと思います。

MF #7 林穂之香 選手(セレッソ大阪堺レディース)
自分たちで設定したワールドカップで優勝するという目標をしっかりと実現することができてとてもうれしく思います。ありきたりな言葉ですが、この貴重な経験を今後のサッカー人生に生かしていきたいと思います。

MF #8 福田ゆい 選手(INAC神戸レオネッサ)
今回のワールドカップをこのメンバーで優勝できてとてもうれしく思います。世界のサッカーを肌で感じて、日本の良さも肌で感じられてとても良かったです。この経験を生かしてこれからも頑張りたいと思います。

MF #9 宮澤ひなた 選手(日テレ・ベレーザ)
このメンバーで、最高の舞台で、最高の結果を出せて本当にうれしく思っています。その結果を出せたのは多くの方のサポート、応援のおかげだと思っています。今後も感謝の気持ちを忘れず、この結果を第一歩としてもっと成長していきたいと思います。

MF #10 長野風花 選手(仁川現代製鉄レッドエンジェルズ/韓国)
まずは世界一という目標を達成できて非常にうれしく思います。辛いこともありましたが、素晴らしいチームメイトとスタッフとここまで来れて本当に良かったと思います。これからも頑張ります。

MF #12 今井裕里奈 選手(日体大FIELDS横浜)
初めての世界大会で、この素晴らしいメンバーとスタッフに囲まれ、最高の景色を見ることができたことをうれしく思います。サッカー人生はこれからまだまだ続くので、少しでも成長できるように日々努力していきます。

MF #15 佐藤瑞夏 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
このメンバーと最高のスタッフで世界一になれたことをとてもうれしく思います。この大会を終えて思えたことは、自分にとってサッカーがもっと好きになったことと、もっとサッカーのことを知りたいと思いました。サッカーへの思いがより強くなりました。自チームに戻り、日々サッカーとぶつかりあいたいと思います。

MF #20 遠藤純 選手(JFAアカデミー福島)
このチームの一員として戦い、優勝できたことをすごく誇りに思います。この経験を自分だけで味わうのではなく、いろいろな人たちに発信していくことがこれからの女子サッカーにもつながるのではないかと思います。たくさんの応援ありがとうございました。

FW #11 宝田沙織 選手(セレッソ大阪堺レディース)
このメンバーで世界一という最高の景色を見れて本当にうれしかったです。この大会を通してたくさん成長できました。これからも感謝の気持ちを忘れずに、もう一度、最高の景色が見られるように頑張りたいと思います。

FW #14 村岡真実 選手(オルカ鴨川FC)
世界一という目標を達成できたことがすごくうれしいです。素晴らしいスタッフの下でサッカーができたことが本当に自分の財産になったと思います。これからのサッカー人生にこの経験を生かしてやっていけるようにします。

FW #16 児野楓香 選手(日体大FIELDS横浜)
現地、日本で応援してくださった方々ありがとうございました。このチームで世界一になれたことをとてもうれしく思います。このチームはみんなしっかりしていて、学ぶことがたくさんありました。他の国の選手とサッカーをすることで分かったことがたくさんありました。このチームに携わることができたことを監督、スタッフ、コーチ、今まで支えてくださった、サポートしてくださった方々に感謝してこれからも成長していきたいと思います。

FW #19 植木理子 選手(日テレ・ベレーザ)
チームワーク、結果共に世界一のこのチームで戦えたことをうれしく思います。世界一の景色をこのメンバーで見ることができたことが一番うれしいです。最高の夏を過ごすことができました。次の景色をまた見に行きたいと思います。

スケジュール

FIFA U-20女子ワールドカップフランス2018
8月5日(日) AM/PM トレーニング
PM 公式記者会見
8月6日(月) 1-0 グループリーグ第1戦 vs U-20アメリカ女子代表
(@Stade Guy-Piriou)
8月7日(火)~8日(水) AM/PM トレーニング
8月9日(木) 0-1 グループリーグ第2戦 vs U-20スペイン女子代表
(@Stade Guy-Piriou)
8月10日(金)~12日(日) AM/PM トレーニング
8月13日(月) 6-0 グループリーグ第3戦 vs U-20パラグアイ女子代表
(@Stade de la Rabine)
8月14日(火)~16日(木) AM/PM トレーニング
8月17日(金) 3-1
準々決勝 vs U-20ドイツ女子代表
(@Stade de la Rabine)
8月18日(土)~19日(日) AM/PM トレーニング
8月20日(月) 2-0 準決勝 vs U-20イングランド女子代表
(@Stade de la Rabine)
8月21日(火)~23日(木) AM/PM トレーニング
8月24日(金) 3-1 決勝 vs U-20スペイン女子代表
(@Stade de la Rabine)

※時間はすべて現地時間。( )内は日本時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

FIFA U-20女子ワールドカップ フランス2018

大会期間:2018/8/5(日)~2018/8/24(土)
フジテレビNEXTで日本戦全試合を生中継予定
決勝は、フジテレビ(関東ローカル)で生中継!

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