ニュース
U-19日本代表 AFC U-19選手権インドネシア2018へ向けて活動開始!
2018年10月10日
いよいよ来年5月に開催されるFIFA U-20ワールドカップポーランド2019の出場権をかけた、AFC U-19選手権インドネシア2018の活動がスタートしました。弟分であるU-16日本代表もAFC U-16選手権マレーシア2018を制し、U-19日本代表もこの良い流れを受け継ぎ、予選突破を目指します。
U-19日本代表は今年スペイン遠征からスタート、FIFAU-17ワールドカップインド2017に出場したメンバーがこのチームに合流しました。3月にはAFC U-19選手権の会場であるインドネシアでシミュレーション遠征を行い、対戦相手やホテルの環境、ピッチコンディション、気候など東南アジア独特の雰囲気を五感で感じました。5月には、大阪府・堺市で31人の選手を招集しトレーニングキャンプを行い、よりチーム内での競争力を上げていきました。6月にはロシアFIFAワールドカップに参加するSAMURAI BLUE(日本代表)のトレーニングパートナーとして、ロシアに遠征を実施、SAMURAI BLUEとのトレーニングマッチを行うだけでなく、SAMURAI BLUEの試合を観戦し、多くの刺激を受けA代表に入る目標が現実となりました。先月には高地かつ時差14時間のメキシコへ遠征、U-19メキシコ代表、U-19ブラジル代表などの強豪国と真剣勝負を行い、厳しい環境の中、よりチームとしても個人としても成熟度を高めました。
そして今回、千葉県東金市で直前キャンプを行い、12日(金)に調整を兼ねてマレーシア・クアラルンプールでの遠征を経て、16日(火)初戦の会場であるインドネシア・ボゴールへ入ります。グループステージでは、U-19朝鮮民主主義人民共和国代表、U-19タイ代表、U-19イラク代表と対戦し、グループステージ上位2チームが決勝トーナメントに進出。会場をジャカルタに移し、FIFA U-20ワールドカップポーランド2019の出場権が掛かった準々決勝に臨みます。
U-19日本代表は、8日(月・祝)午前中に千葉県東金市に23名全員が集合しました。非常にやる気に満ち溢れた選手たちは、早速夕方グラウンドに移動し、トレーニングを開始。週末公式戦やトレーニングマッチにてコンディションのばらつきがあるので、選手のコンディションに合わせてメニューを消化しました。リラックスしたトレーニングでも、選手たちはこのチームでプレーできる喜びを全面から溢れ、笑顔がありながらも集中したトレーニングを積みました。夜にはAFC U-19選手権インドネシアに向けて、改めて影山雅永監督から「チームとして一つに、コンディションをマックスに、戦い方のオプションを持つ」と、この遠征の意義や目標であることについて全員で意思を共有しました。何よりもこのチームで当初からのコンセプトである、上手いより強いチームになり、闘う集団になろうと1日を締めくくりました。
翌9日(火)は東金市内でASEプログラム(Action Socialization Experience)を終日実施。1人では解決できない様々な課題に対し、3グループに分かれて、意見を出し合い、チームメートと協力して克服する試みを全員で実施しました。ピッチからは離れましたが、選手は前向きに課題に取り組み、リーダーシップを発揮する選手、独創的な意見を提案する選手、フィジカル能力を発揮する選手、多くの選手が個性を発揮し、充実したチームビルディング活動となりました。
10日(水)、2部トレーニングを積み、11日(木)には流通経済大学とのトレーニングマッチを行い、初戦に向けて準備を続けていきます。
選手コメント
GK #1 若原智哉 選手(京都サンガFC)
AFC U-19選手権インドネシア2018のメンバーに選出して頂いたこと本当に嬉しく思います。立ち上げ当初からこのチームで活動していましたので非常に思いも強いですし、スタッフ・選手全員でFIFA U-20ワールドカップポーランド2019の出場権を獲得しにいきます。本日ASE活動を終日行いましたが、チームがより一つになれたと思います。多くの与えられた課題に、一人一人の意見を出し合いながらトライしていくことを心掛けました。一人では解決できないことを、チームメートがいれば解決できることを改めて感じる事ができた一日でした。また、皆で協力して作った夜ご飯はどれも美味しく、充実した一日を経験でき、チームの一体感がより深まりとても良い一日になったと思います。このチームは、FIFA U-20ワールドカップポーランド2019で活躍し、チームも個人も成長することを常に目標にしてきました。ですから、この遠征では何としても出場権を獲得します。たくさんの人の支えに対して感謝の気持ちを忘れず、グループ初戦までの期間で最高の準備をし、そして今回選ばれなかった仲間のため、日本サッカーのために責任感を持ち戦いたいです。そして毎試合ごとに成長し優勝したいです。
DF #17 石原広教 選手(湘南ベルマーレ)
U-19日本代表に再び招集されてとても光栄に思います。招集されていない遠征も多く、悔しい思いもしてきたので、所属チームで必死にトレーニングしてきて良かったと思います。本日はASE活動を取り組み、このトレーニングでは体力、精神、コミュニケーション力など様々な分野を鍛えることができました。チームメートの力を借りても成功できない課題などをさらに修正し、その課題をクリアした時にサッカーでもミスから成功に繋がると確信しました。フィジカル的にも精神的にも充実したトレーニングになったと思います。これからAFCU-19選手権インドネシア2018に向けてトレーニングを積みますが、FIFA U-20ワールドカップポーランド2019の出場権獲得に向けて、チームでしっかりとコミュニケーションを取り、チーム力をさらに高めて本番に挑みたいです。個人としても久々の招集となるので、新しい気持ちですし、どんな形でもチームに貢献できるよう頑張ります。
MF #8 藤本寛也 選手(東京ヴェルディ)
今回AFC U-19選手権インドネシア2018の最終メンバーに選ばれてとても嬉しく思います。メキシコ遠征には帯同できませんでしたが、この大会での活躍をイメージして、所属チームでも日々トレーニングや試合を積んできたので、大会が非常に楽しみです。遠征2日目の本日は、ASE活動という野外活動をしました。この活動ではチームの結束力を高めることを意識して、困難な場面をチーム全員で助け合いながら乗り越えていくことを実施しました。どんなに課題が難しくても、果敢に挑戦することと、全員がコミュニケーションを取ることはサッカーをする上でとても大切なことだと学びました。この大会ではFIFA U-20ワールドカップポーランド2019の出場権獲得と優勝をして、大会を終えたいです。その中で自分は、チームが多くの勝利を上げられるように全力で戦います。
FW #18 斉藤光毅 選手(横浜FCユース)
AFC U-19選手権インドネシア2018の最終メンバーに招集されて、大変嬉しかったですし、責任感を持ってこの遠征でしっかり結果を残していきたいと思います。本日のASE活動では、色々な課題に対してチームや全員で話し合い、あらゆる解決手段を考えて行動することが多かったので、この活動を通してチームがより一層一つになれたと思います。全員が個性を発揮し、意見を言い合い、前向きに行動するのでチームの雰囲気も素晴らしいと思います。このAFC U-19選手権インドネシア2018では、FIFA U-20ワールドカップポーランド2019の出場権獲得を第一の目標として、アジアの頂点に立って、昨年U-17日本代表で悔しい思いをしたFIFA U-17ワールドカップインド2017のような世界の舞台に再び行きたいと思います。個人としては、何よりも目に見える結果を残して、チームに貢献したいと思います。
スケジュール
10月8日(月・祝) | PM | トレーニング (東金アリーナ) |
---|---|---|
10月9日(火) | 終日 | チームビルディング ※非公開 |
10月10日(水) | AM/PM | トレーニング (東金アリーナ) |
10月11日(木) | 14:00 | 練習試合 vs.流通経済大学(東金アリーナ) |
10月13日(土) | PM | トレーニング |
10月14日(日) | AM/PM | トレーニング |
10月15日(月) | 17:00 | 練習試合 vs.U-20 PKNS(PKNS aports complex) |
10月17日(水) | PM | トレーニング |
10月18日(木) | PM | トレーニング |
AFC U-19選手権インドネシア2018 | ||
10月19日(金) | 19:00 | グループステージ第1戦 vs.U-19朝鮮民主主義人民共和国代表 @Pakansari Stadium |
10月20日(土) | AM | トレーニング |
10月21日(日) | PM | トレーニング |
10月22日(月) | 19:00 | グループステージ第2戦 vs.U-19タイ代表 @Pakansari Stadium |
10月23日(火) | AM | トレーニング |
10月24日(水) | PM | トレーニング |
10月25日(木) | 16:00 | グループステージ第3戦 vs.U-19イラク代表 @Pakansari Stadium |
10月26日(金) | AM | トレーニング |
10月27日(土) | PM | トレーニング |
10月28日(日) | TBC | 準々決勝(@Gelora Bung Karno Stadium) |
10月29日(月) | TBC | トレーニング |
10月30日(火) | TBC | トレーニング |
10月31日(水) | TBC | トレーニング |
11月1日(木) | 16:00/ 19:30 |
準決勝(@Gelora Bung Karno Stadium) |
11月2日(金) | TBC | トレーニング |
11月3日(土) | TBC | トレーニング |
11月4日(日) | 19:30 | 決勝(@Gelora Bung Karno Stadium) |
※時間は全て現地時間となります。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
最新ニュース
- 大会・試合 2024/12/25 開会式・開幕戦(12/28@国立競技場)当日券販売について 第103回全国高等学校サッカー選手権大会
- 日本代表 2024/12/25 ファン、サポーターの熱い想いと共に、2024年を振り返る ファン交流イベント『潜入ツアー ~JFAハウス編~』を開催
- 日本代表 2024/12/24 フットサル日本代表コーチに谷本俊介氏が就任
- JFAスポーツマネジャーズカレッジ 2024/12/24 2024年度SMCサテライト講座 in 神奈川(2025年2月)受講生募集
- リスペクト・フェアプレー 2024/12/24 リスペクトのある試合 ~いつも心にリスペクト Vol.139~