JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > 第98回天皇杯 準々決勝~磐田vs仙台~仙台がPK戦の末に9大会ぶりに準決勝に進出
トヨタ
ニチバン
明治
モルテン
国内競技会開催事業

ニュース

第98回天皇杯 準々決勝~磐田vs仙台~仙台がPK戦の末に9大会ぶりに準決勝に進出

トヨタ
ニチバン
明治
モルテン
国内競技会開催事業

2018年10月25日

第98回天皇杯 準々決勝~磐田vs仙台~仙台がPK戦の末に9大会ぶりに準決勝に進出

粘り強い守備が光ったベガルタ仙台が終盤に追いつき、PK戦の末、2009年度の第89回大会以来、9大会ぶりに準決勝に駒を進めました。

先制したのはジュビロ磐田。前半9分、右サイドで小川大貴選手が相手ボールをパスカットすると、なめらかなタッチのドリブルでペナルティーエリア内へ。シュート気味に放ったクロスに前線の小川航基選手が合わせました。

前半、ボールへの反応が鈍かった仙台はハーフタイムで渡邉晋監督が選手に発破を掛け、後半は攻勢に立ちます。41分、途中出場のジャーメイン良選手が放ったシュートが相手DFに当たって方向が変わり、同点に追いつきました。後半終了間際は磐田が怒濤の攻撃を見せましたが、日本代表GKシュミット・ダニエル選手が右へ左へ跳び、好セーブを連発します。延長戦の30分間も集中力を切らさず、守り抜きました。

PK戦でもシュミット選手は197センチの長身で存在感を示し、磐田の3人目大井健太郎選手のシュートを「先に動かないように意識した」と右脚に当ててセーブ。この後、両チームともに1人ずつ外し、仙台が競り勝ちました。

磐田はJ1長崎戦から中2日で、先発メンバー11人を総入れ替え。リーグ戦の残留争いが佳境を迎えるなか、若手中心のメンバーで臨みましたが、準優勝した第84回大会以来、14大会ぶりの準決勝進出を逃しました。

山形との準決勝に臨む仙台のシュミット選手は「みちのくダービーだから盛り上がるし、たくさんお客さんも入ると思う。決勝に進み、タイトルを目指したい」と意気込みをのぞかせました。

選手コメント

GK #1 シュミット・ダニエル 選手(ベガルタ仙台)
そこそこセーブもできて、チームの目標である決勝進出、タイトルに少しでも近づけたことをうれしく思います。全部届く範囲のシュートでしたし、どうさばくかで結果も変わっていたかもしれませんが、延長前半のミドルシュートもうまくさばけたので、今日は良い処理ができたと思います。今までGKをやっていて、PK戦では勝ったことがなかったので、もう思い切ってやってやろうというつもりでした。あとは先に動かないように、相手も疲れているだろうし、最後までどっしりしていれば少しは威圧感もあるかなと思っていました。とにかく、先に動かないことを意識していました。

FW #18 小川航基 選手(ジュビロ磐田)
決めることができたことは良かったですが、(嬉しさが)半減してしまう部分はあります。なんとなくあそこに入ったわけではなくて、狙いどおりでした。こぼれてくるんじゃないかなというイメージで準備はしていました。イメージどおりのゴールだったと思います。芯を食うシュートも多かったと思いますし、そこは練習からも取り組んでいるので良かったですが、シュミット・ダニエル選手の牙城を崩せなかったというのはまだまだ甘いかなと思っています。

【1回戦】5月26日(土)、27日(日)
【2回戦】6月6日(水)
【3回戦】7月11日(水)
【ラウンド16(4回戦)】8月22日(水)、一部予備日 9月26日(水)
【準々決勝】10月24日(水)、11月21日(水)
【準決勝】12月16日(日)
【決勝】12月24日(月・振休)

大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー