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2018年度第11回理事会を開催
2018年11月09日
日本サッカー協会(JFA)は11月8日(木)、JFAハウスで第11回理事会を開催しました。
理事会に先立ち、U-18フットサル日本女子代表が準優勝を遂げた第3回ユースオリンピック競技大会(2018/ブエノスアイレス)について同チームの木暮賢一郎監督から報告がありました。
ユースオリンピックへの出場権は、今年5月にタイで行われたAFC女子フットサル選手権でフットサル日本女子代表チームが準優勝を果たしたことから得られたもので、木暮監督はその経緯を述べ、「U-18女子代表の選手たちは、(AFC女子フットサル選手権の優勝とユースオリンピック出場権を目指して戦ってくれた)先輩たちの熱い思いを理解し、準決勝では強豪・スペインに逆転勝利という結果を残してくれた」と喜びを語りました。
理事会では、U-18日本女子代表監督を務める池田太氏をU-17日本女子代表の監督として選任することが決まったほか、北マリアナ諸島サッカー協会(NMIFA)に対して2万USドルの寄付をすることが決まりました。
既に発表した通り、U-17日本女子代表監督を務めていた楠瀬直木氏からの辞任の申し出があったことからJFAはこれを受理し、池田太U-18日本女子代表監督を同チームの監督代行に据え、11月1日からのJヴィレッジ合宿をスタートさせました。チームは現在、U-17女子ワールドカップが行われるウルグアイで本番に向けたトレーニングを行っていますが、今回の決定により日本は池田新監督の下、2大会ぶり2度目の優勝を目指して大会に臨みます。
北マリアナ諸島サッカー協会への寄付については、台風の被害による復興支援金です。
10月に発生した台風26号が北マリアナ諸島を直撃し、サイパンで死亡者が出たほか建物の損壊や停電といった甚大な被害が出ました。北マリアナ諸島サッカー協会も今年7月に完成したNMIサッカートレーニングセンターが損壊したことから、その復旧として支援金を寄付することを決めました。
そのほか、皇后杯 JFA 第40回全日本女子サッカー選手権大会の準々決勝以降の試合を入場無料で実施することも報告されました。
同大会は今年、第40回という節目を迎えたことから、これまで女子サッカーを支えてくださった方々への感謝の気持ちと、女子のワールドカップイヤーの幕開けとなる元日の決勝をより多くの方に観戦していただきたいという考えから、1~3回戦同様に準々決勝以降も入場無料とするものです。
決勝は来年1月1日(火・祝)、大阪のパナソニック スタジアム 吹田で行われます。
10月26日にルワンダのギガリで開催されたFIFAカウンシルの決定事項も報告されました。
主な決定事項は、FIFAクラブワールドカップの改編やネーションズリーグの創設について議論するタスクフォースを設置すること、FIFA女子ワールドカップ2019の賞金総額を前回の倍となる3000万USドルにすること(優勝賞金は400万USドル)、2020年のFIFAフットサルワールドカップの開催地がリトアニアに決定したことなどです。
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