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SAMURAI BLUE、キルギス戦へ非公開練習を実施~キリンチャレンジカップ2018(11/20 vsキルギス代表@愛知)~

2018年11月19日

SAMURAI BLUE、キルギス戦へ非公開練習を実施~キリンチャレンジカップ2018(11/20 vsキルギス代表@愛知)~

SAMURAI BLUE(日本代表)は11月18日(日)、キリンチャレンジカップ2018キルギス代表戦を2日後に控えて、試合会場の愛知県豊田スタジアムで非公開練習を実施しました。

夕方から始まった練習に姿を見せたのは22人。16日(金)のベネズエラ代表戦で右膝に打撲を受けたDF冨安健洋選手(シントトロイデンVV)は、前日に引き続いてホテルで別調整となりました。

冒頭15分を報道陣に公開して行われ、選手たちはランニングやストレッチで体をほぐし、片足立ちでの体幹バランスや、細かいステップワークでのアジリティ強化などに取り組んだ後、2グループに分かれて広めのエリアでパスを出し、動いて受ける基本的な動きを繰り返しました。

その後は非公開にして戦術練習などを入念に行い、1時間半ほどでこの日の練習を終えました。

日本は、今夏の2018 FIFAワールドカップ出場したことで欧州やアフリカ、南米などアジア以外の国との対戦が暫く続いていました。20日(火)のキルギス代表との対戦は、日本にとっては久しぶりのアジアのチームとの手合せで、昨年12月のE-1 EAFFサッカー選手権以来14試合ぶりです。

来年1月にAFCアジアカップを控える日本にとっては年内最後の国際親善試合で、南米や欧州勢などと異なるタイプのアジアのチームとの対戦は貴重な実戦の機会になります。日本はアジアカップのグループステージでオマーン、ウズベキスタン、トルクメニスタンと同組で、キルギス近隣の中央アジアの2チームが含まれています。

キルギス代表はアジアカップには来年の大会が初出場で韓国、中国、フィリピンとのグループステージでの対戦が決まっています。今年3月に終了したアジアカップ予選後の国際親善試合では、アゼルバイジャンに0-3も、パレスティナと1-1で分け、先月にはシリアに2-1、マレーシアに1-0で2連勝しています。来日後の17日(土)には鹿島アントラーズと対戦(0-2)して、日本戦へ備えています。

FIFAランキングでは日本の50位に対してキルギスは90位ですが、2012年に199位と低迷も、そこから6年で100位以上ランクアップ。両者は今回が初顔合わせです。

FW北川航也選手(清水エスパルス)は、「スカウティングビデオをしっかり見て臨みたい」としながらも、「相手がどういう出方でも自分たちのプレーをすることは、監督に言われている。自分たちがどれだけできるかも試されると思う」と気を引き締めていました。

FW杉本健勇選手(セレッソ大阪)も、「自分たちがボールを持つ時間が長くなると思うが、その中でどう崩すかを練習でやっている。それを出せればチャンスは多くなる。最初のチャンスで決めることが大事」と話していました。

試合は20日(火)、愛知県の豊田スタジアムにて19:20キックオフの予定です。

選手コメント

DF #3 室屋成 選手(FC東京)
今度の相手は、アジアカップを見据えると、守備で中を固めてくると思いますし、自分たちがボールを握る時間も多いと思うので、どうやって崩していくのかが大事になります。特にサイドバックは、まず失点をしてはいけないので、バランスを考えなくてはいけないと思っています。攻撃ではサイドからの崩しや2列目の動き出しは大事なので、そこは意識したいですし、僕個人だけでなくサイドハーフとの連携など、いろいろな動きで崩さないといけないと考えています。

MF #14 伊東純也 選手(柏レイソル)
チームとしても個人としても結果を出せるようにと考えていて、チャンスが来たら全力でやることだけを考えています。裏へ抜けたり、縦の突破を多く出したいです。アジアカップ前の最後の試合ですが、特別あまり気負わずに、いつも通りやれればそれが一番いいと思っています。

MF #18 三竿健斗 選手(鹿島アントラーズ)
試合メンバーは当日にならないと分からないですけど、出た時に自分の力を発揮できるように準備したいです。対戦相手がどうこうでなく、自分のパフォーマンスを最大限出してチームに貢献できるかが大事です。相手が引いてきたらスペースはあまりないので、そこは横に揺さぶりながら間にスペースがあったら出すなど我慢強くやります。攻撃している時も常に守備を考えて、取られた時にどうするかなど日頃から意識してやっているので、いつも通りやれたらと思っています。攻撃のセットプレーでも、こぼれ球に入って行く方が予測もあって拾ってシュートチャンスになるので、そういう形でアシストやゴールを決められたらと思っています。

MF #21 堂安律 選手(FCフローニンゲン)
相手が引いているからといって、きれいに崩そうとばかりしても意味がないですし、シュートを打てば相手に当たって入ることもあるかもしれません。まずは考えすぎないことです。変わらずにゴールを目指して積極的にシュートを打つことが大事だと思っています。後ろに吉田選手を含めて信頼できる先輩たちがいるので、僕らは気にせずにプレーさせてもらっています。チームが勝つことを考えると、「自分の良さを出さないと」と僕は思っていますし、若いからこそできるプレーがあると思っています。

FW #13 北川航也 選手(清水エスパルス)
FWである限り結果が求められます。試合に出たら得点につながるプレーと、チームが勝つための最善のプレーをしたいです。アジアカップ前の最後のテストマッチなので、勝って大会に向かっていければと思っています。相手を背負ったプレーでは、清水と求められているところが違いますが、大迫選手のように時間をつくることができれば自分のプレーの幅も広がります。近くで見て学ぶことができるのは幸せだと思います。ボールが来たときに相手に体を当てるタイミングは、やっていくしかないですし、練習で出せれば試合で使えると思うので。この先、上のレベルでやるためにも、自分に必要だと思っている部分です。

スケジュール

SAMURAI BLUE(日本代表)のスケジュールはこちら

  • 中島翔哉 選手(ポルティモネンセSC/ポルトガル)インタビュー

  • 堂安律 選手(FCフローニンゲン/オランダ)インタビュー

  • 大迫勇也 選手(ベルダー・ブレーメン/ドイツ)インタビュー

11月20日(火) 19:20キックオフ(予定)
愛知/豊田スタジアム
SAMURAI BLUE(日本代表)vs キルギス代表

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