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日本代表コーチングスタッフ、カテゴリーを越えて強化方針を議論・共有
2018年12月06日
日本サッカー協会は12月5日(水)、今年3回目となる日本代表コーチングスタッフミーティングを開催しました。
毎年通例となっている本ミーティングは、関塚隆技術委員長をはじめとするJFA技術委員、そして森保一監督以下、各日本代表カテゴリーのコーチングスタッフが一堂に会し、意見交換等を行う場です。
冒頭で関塚技術委員長がSAMURAI BLUE(日本代表)をはじめとする各カテゴリーの代表活動の振り返りを行い、各年代から成果と課題についての報告がありました。ミーティングの後半は、日本代表の強化方針について話し合い、カテゴリーを越えて有意義な議論を重ねました。
2019年はAFCアジアカップUAE2019、AFC U-23選手権2020予選、FIFA U-20ワールドカップポーランド2019、FIFA U-17ワールドカップペルー2019と各世代で重要な公式戦を控えているため、ミーティングで共有したことを生かし、今後の日本代表活動に繋げていきます。
コーチ・監督コメント
横内昭展 (SAMURAI BLUE/U-21日本代表 コーチ)
11月にU-21日本代表が参加したドバイカップU-23では、U-19日本代表の選手も招集し、東京オリンピックに向けた強化、選手間の競争激化によるチーム力の底上げができました。攻撃ではクロスボールからの得点もアジア競技大会時より増え、守備では攻撃時のディフェンスラインのバランスも良くカウンター攻撃を受ける回数を減らすことができました。ただ、球際で相手からボールを奪いきれず失点をし、相手選手へのプレッシャーが曖昧になるという課題も出たので、2019年の代表活動でより個人およびチーム強化を図っていきたいと思います。
影山雅永(U-19日本代表 監督)
10月に行われたAFC U-19選手権では、FIFA U-20ワールドカップ2019の出場権を獲得することを目標に努力し、チームとして結果を出すことができました。選手だけでなくスタッフの総力が合わさった結果だと思います。選手には高いステージ(SAMURAI BLUE)への個人昇格を目標にしてほしいと働きかけてきました。2019年のU-20ワールドカップでは、個のレベルをより上げてもらい、チーム立ち上げから伝えてきたチームコンセプトをより浸透させて良い成果を出せるようにしたいと思います。
森山佳郎(U-16日本代表 監督)
いつかはSAMURAI BLUEの選手に、そして世界に羽ばたく選手になってほしいという思いで代表活動を行ってきました。そのためにはU-17ワールドカップに出場することは大事だと思いますし、アジアチャンピオンとして出場権を獲得できて良かったです。この年代からサッカー理解力を上げて判断材料を多く持たせることが必要だと思っています。今回のAFC U-16選手権の結果は日本の育成年代の積み上げ、成果が出たと思います。しかしながら「飛び抜けた個」の育成は日本の課題だと思っていますので、今回の成果と課題をしっかりと検証し、U-17ワールドカップに向けてプレーの質と判断をより高めていきたいと思います。
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