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プレミアリーグ参入を懸けて16チームが激突! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2018 プレーオフ
2018年12月11日
高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018プレーオフを12月14日(金)、16日(日)に広島県内の各会場で開催します。
大会は各地域のプリンスリーグで上位に入った16チームが4グループに分かれて、ノックアウト方式で実施。2勝して各グループのトップに立ったチームが、来シーズンからU-18年代最高峰のリーグに参入する権利を手にします。
高体連のチームが並んだグループは、昨年度の高校サッカー選手権大会で4強入りを果たしたメンバーが多く残る矢板中央高校(関東1/栃木)に注目が集まります。フットサルU-19日本代表のFW大塚尋斗選手を筆頭に個性派のアタッカーがチームの強み。DF山田祐樹選手を中心とした堅守速攻が持ち味の立正大学淞南高校(中国2/島根)に挑む初戦は接戦が予想されます。2回戦で対戦するのは、6年ぶりの参入を狙う静岡学園高校(東海1/静岡)と大津高校(九州2/熊本)の勝者です。3年前に対戦した際は延長戦の末、3-2で大津が勝利。2度目の対戦では、どちらに軍配が上がるが目が離せません。
続くグループにはJリーグのアカデミーが多く集います。プリンスリーグ九州を無敗で制したサガン鳥栖U-18(九州1/佐賀)と大宮アルディージャユース(関東3/埼玉)のカードは、夏に行われた日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の準々決勝でも実現済み。熱戦を3-2でものにした大宮が2勝目を手にするか、鳥栖がリベンジを果たすか注目です。Bブロック唯一の高体連となった東海大付属仰星高校(関西1/大阪)は、ベガルタ仙台ユース(東北2/宮城)と対戦。持ち前の粘り強い守備を披露できるかが、勝敗のポイントになりそうです。
プレミアリーグ復帰を狙うチームも虎視眈々と準備を進めます。創設初年度以来の参入を目指す尚志高校(東北1/福島)は、4年ぶりの参入が目標のJFAアカデミー福島U-18(東海2/静岡)に挑みます。U-17日本代表のFW染野唯月選手擁する尚志は、プリンスリーグ東北で最多得点を記録した攻撃力が持ち味。U-19日本代表のGK青木心選手を中心とした福島の堅守を崩せるか見ものです。もう一つの組み合わせは、7年ぶりの復帰を目指す旭川実業高校(北海道)と2年ぶりの参入を狙う横浜F・マリノスユース(関東2/神奈川)のカードです。共に技巧派を中心としたボール回しに定評があるチーム同士とあり、中盤の攻防を制したチームが白星に近づきそうです。
本命不在の混戦模様が予想されるのが、最後のグループ。作陽高校(中国1/岡山)と愛媛FC U-18(四国/愛媛)の1回戦は、共にプリンスリーグで最小失点を記録する堅守が持ち味のチームとあり、試合終盤まで緊張感のある展開になりそうです。新潟明訓高校(北信越/新潟)と金光大阪高校(関西2/大阪)の組み合わせ、高さ溢れる新潟明訓の攻撃をGK村田智哉選手が封じられるかが勝敗の行方を握ります。どの会場も白熱した展開が予想される組み合わせばかり。歓喜に沸くチームは、どこになるのか注目です。
大会期間:1回戦 2018年12月14日(金)、2回戦 2018年12月16日(日)
大会会場:広島広域公園 第一球技場・補助競技場(広島県広島市)、コカ・コーラ ボトラーズジャパン広島スタジアム(広島県広島市)、呉市総合スポーツセンター 陸上競技場(広島県呉市)
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