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SAMURAI BLUE、長友選手らが新たに合流、攻撃練習も~AFCアジアカップUAE2019(1/5~2/1)~
2018年12月29日
来月行われるAFCアジアカップUAE 2019へ向けて合宿を行っているSAMURAI BLUE(日本代表)は12月28日(金)、DF長友佑都選手(ガラタサライ)ら海外組4選手が合流して練習を行いました。
この日新たに練習に加わったのは長友選手のほかにDF酒井宏樹選手(オリンピック・マルセイユ)、MF原口元気選手(ザルツブルク)、MF堂安律選手(FCフローニンゲン)の4選手。FW大迫勇也選手(ベルダー・ブレーメン)はチームに合流しましたが、リーグ戦で打撲を受けた右臀部に痛みを覚えているため、大事をとってホテルで別調整となりました。
前日までの温かさから一転、北寄りの風が吹きつける寒さの中での調整となりましたが、トレーニングパートナー6人を加えて22人の選手たちは約1時間半の練習に精力的に取り組みました。
ランニングやボール回し、2人一組でキックやパスで体をほぐした後、攻撃に重点を置いた練習を行いました。2人一組がDF1人とGKを相手にハーフウェイラインからドリブルでシュートまで持ち込む動きに取り組み、その後はサイドからのクロスボールにゴール前で合わせるシュート練習を繰り返しました。
この日合流した4選手はここでピッチでの練習を切り上げて室内へ移動。ストレッチなどを行い、先に練習を終えました。
残ったメンバーたちは、ハーフコートにゴールを2つ設置したエリアで8対8のミニゲームを実施。途中でタッチ数の制限を変えながら素早い切り替えと連携を意識した動きを確認し、この日最も多くの時間を割きました。
酒井選手は、「リーグ戦が中断して間もないので、試合勘など心配はない。アジアカップは自分が日本代表として唯一出てない大会なので、すごく興味がある。モチベーションもあるし、いい大会にできれば」と語りました。堂安選手は「アジアカップはワールドカップが終わって、一番目標にしている大会。チームファーストだが、その中でも自分が一番貢献したと思われるようなプレーが出来たら」と意気込んでいます。また、10月に肺気胸の手術をした長友選手は、「問題があったら来ていない。ドクターもびっくりしていた」と話し、順調な回復をアピールしました。
DF冨安健洋選手(シントトロイデンVV)とMF遠藤航選手(シントトロイデンVV)は30日(日)にチームに加わる予定で、DF吉田麻也選手(サウサンプトン)ら3選手はアラブ首長国連邦(UAE)で合流します。チームは30日まで国内合宿を行い、年明け1月2日にUAEへ向けて出発します。
選手コメント
DF #3 室屋成 選手(FC東京)
チームが優勝するために、自分に何ができるか、この期間で自分がどう成長できるかだと思います。その中で、この先自分が成長して上の舞台に立てるように、とにかく目の前のことに集中して、チャンスをもらえればそこで自分ができることをやるだけです。試合に出ればやれる自信はありますし、「やってやろう」という思いを持っています。今のチームはみんな明るいですし、先輩とのコミュニケーションも良いので、そういう雰囲気でチームとして団結することがすごく大事だと思います。所属チームでやっているプレーを評価されて呼ばれていると思うので、(チームに)うまく融合させる中で自分の良さを出すことが大事だと思うので、そのスタイルは変えずにやっていこうと思っています。
DF #5 長友佑都 選手(ガラタサライ)
肺気胸の治療ではドクターには年内復帰は難しいかもしれないと言われましたが、すごく順調に回復して、ドクターも毎回僕の検査結果を見てびっくりしていました。リハビリもすごくしましたし、食事でもアプローチしました。問題ありません。代表チームが良い状態でいっているのはうれしいことです。ただ、壁に当たっていないので、不安もあるのはあります。もしかしたらグループリーグでうまくいかないことがあるかもしません。2011年の時はグループステージから結構厳しかったですが、1試合1試合を乗り越えて強くなって成長していきました。優勝するために、うまく行かない状況も想定して自分自身の対応を考えたいと思います。ピッチの中だけでなく、ピッチ外でのパフォーマンスもしっかりと想定しておかないといけません。壁に当たった時に若い選手や勢いに乗った選手がどういう捉え方をするのか、そこが成長のカギになると思います。
DF #19 酒井宏樹 選手(オリンピック・マルセイユ)
アジアでの戦いはワールドカップとはサッカーもスタイルも違うので簡単にはいかないと思いますが、違うサッカーのスタイルを経験できるのは自分には大事なことだと思っています。チームは生き物みたいなものなので、一人の行動で簡単に崩れてしまいます。そこを話し合って団結力を持っていければ。ワールドカップがあれだけいい大会になったので、そういう形に持っていければと思います。いい形に持っていければ、普段持っている力以上のものを出せるので、それが短期決戦のメリットの部分でもあります。そういうところをしっかりと活かしたいと思います。
MF #21 堂安律 選手(FCフローニンゲン)
日本で短いオフでしたが、しっかりリフレッシュしてきました。アジアカップは僕にとってワールドカップが終わってから一番目標としている大会なので、そのチャンスが目の前にあるのはうれしいことです。自分の力を証明してやるという強い気持ちでいます。もちろんチームファーストですが、いままで代表になかった色を出せるようにしたいと思いますし、堂安律という選手を見せていけたらと思います。アジアの戦いの難しさは世代別でいろいろ経験させてもらいましたが、A代表でやるとまた違うと思います。いい経験で終わらせないように、しっかり肌で感じながら、何事もなかったかのように跳ね返せるような力を付けていきたいと思っています。
スケジュール
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長友佑都 選手(ガラタサライSK/トルコ)インタビュー
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堂安律 選手(FCフローニンゲン/オランダ)インタビュー
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北川航也 選手(清水エスパルス)インタビュー
AFCアジアカップUAE2019
大会期間:2019/1/5(土)~2019/2/1(金)
グループステージ:
2019/1/9(水) 20:00キックオフ(日本時間)
vs トルクメニスタン代表
2019/1/13(日) 22:30キックオフ(日本時間)
vs オマーン代表
2019/1/17(木) 22:30キックオフ(日本時間)
vs ウズベキスタン代表
地上波放送:テレビ朝日系列にて生中継 予定
BS放送:NHKBS1にて生中継 予定
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