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「JIFFインクルーシブフットボールフェスタ2018」開催レポート
2019年01月09日
一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)は、2018年12月23日(日・祝)に東京都多摩市のフットサルステージで「JIFFインクルーシブフットボールフェスタ2018」を開催しました。
JIFFは、「広くサッカーを通じて、障がいの有無に関わらず、誰もがスポーツの価値を享受し、一人ひとりの個性が尊重される活力ある共生社会の創造に貢献する」ことを理念に2016年に設立された、日本サッカー協会(JFA)の加盟団体です。障がい者と健常者が一緒にサッカーを楽しむことで心のバリアを取り除くことを目的に、設立より3年連続で本フェスティバルを開催しています。
この日は、JIFFに加盟する障がい者サッカー7団体と在京のJリーグ、なでしこリーグ、Fリーグの各クラブが協力し、北澤豪JIFF会長やゲストの石川直宏氏(FC東京クラブコミュニケーター/元日本代表選手/元Jリーグ選手)も、参加者と一緒に楽しみました。
昨年度までは小学生を対象とした「インクルーシブフットボール」と一般参加の「障がい者サッカー体験会」のみの実施でしたが、今年度は年齢やサッカー経験を問わず参加しやすい「ウォーキングサッカー」を取り入れるなど、プログラムの幅が広がりました。複数のプログラムに参加する人も多く、実際に障がい者サッカーを体験したうえで一緒にプレーするなど、より深い交流の機会となりました。
参加者コメント
北澤豪 JIFF会長
一緒に参加して、あらためてサッカーは楽しいなと素直に感じました。(このイベントを2016年から)3回開催してきて、インクルーシブにやれることは当たり前だなという印象を受けています。この次のステップをどうしていくかということも、我々がやっていかなければなりません。ぜひ皆様にも力を貸していただいて、すべての人がスポーツ、サッカーをしやすい環境になるよう活動していきたいと思います。どうもありがとうございました。
インクルーシブフットボール参加者(聴覚障がい)
どんな障がいがあろうとも、サッカーを通してみんなが楽しめる事が嬉しいし、楽しいし、感動します。補聴器しているから地域のチームには入れてもらえなかったという経験もあり、ほら、こんなに思い切りサッカーできるんだぞ!と、誇らしい気持ちにすらなりました。本当にありがとうございました。
まぜこぜスマイルサッカー参加者(精神障がい)
別の障がい分野の方々や健常者の方々とも、なんら気にせず、普通に自然と楽しく1つのボールを蹴れて、幸せでした。
障がい者サッカー体験会参加者(健常者)
初めて体験して、仲間、協調性などの重要性を感じました。ありがとうございました。
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