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SAMURAI BLUE、アルアインでの非公開練習でウズベキスタン戦へ調整~AFCアジアカップUAE2019(1/5~2/1)~
2019年01月16日
SAMURAI BLUE(日本代表)は1月15日(火)、AFCアジアカップ2019 UAEのウズベキスタンとのグループステージ最終戦を2日後に控えて、アラブ首長国連邦(UAE)のアルアイン市内で非公開練習を行いました。
第1、2戦を戦ったアブダビから第3戦の開催地アルアインに前日の夕方入ったチームは、夕暮れが迫る17時から当地での初練習を開始。FW大迫勇也選手(ベルダー・ブレーメン)とGK東口順昭選手(ガンバ大阪)は前日同様にそれぞれランニング中心や入念なストレッチなど別メニューでの調整でしたが、23人全員がグランドで体を動かしました。
公開された冒頭15分では、選手たちはランニングやストレッチ、ボール回しなどで体をほぐし、GK権田修一選手(サガン鳥栖)とGKシュミット・ダニエル選手(ベガルタ仙台)はワンバウンドしたハイボールのキャッチや、近距離からのキックのセービングなどを繰り返しました。その後、非公開として実施した部分では、2日後に迫ったウズベキスタン戦へむけて戦術の確認を入念に行いました。
ウズベキスタンは初戦でオマーンに試合終盤の得点で2-1で競り勝ち、第2戦ではトルクメニスタンに4-0と大勝を収めて、日本と同じく2連勝で16強入りを決めました。日本との対戦を残して、得失点差で日本を抑えてグループF首位に立っています。
日本が1位突破するためには、17日の首位決戦でウズベキスタンに勝利するしかありません。引き分け以下の場合は2位での突破になります。1位になった場合はシャルジャへ移動してグループE2位(サウジアラビアかカタール)、2位の場合は引き続きアルアインでグループB2位のオーストラリアと対戦になります。
ウズベキスタンは前回2015年および2007年、2004年でベスト8、前々回2011年大会はベスト4と、過去の大会でも安定した力を発揮しています。日本との対戦は6勝3分1敗で日本がリードしていますが、これまで6回対戦したFIFAワールドカップ最終予選では1997年の日本での対戦を除いて1点を争う試合が多く、特にタシュケントでのアウェイ戦では2分1敗です。
DF長友佑都選手(ガラタサライSK)は、「最終予選で一番苦しめられた。力があってフィジカルがあるし、ボールを回せる技術がしっかりある」と警戒していますが、「勝ちに行く。優勝するためには全チームを倒さなくてはいけない。その覚悟は持っている」と言葉に力を込めました。
大迫選手は自身の回復状態を「まあまあ」と表現するにとどめていましたが、チームの若手については「日本の中で限られた選手しか出られない、こんなチャンスはなかなかない。もっと内に秘めているものを出して這い上がってきてほしい。僕らが『負けてられない』と感じて相乗効果になれば」と語り、この先の戦いを睨んで、競争の激化がチーム力アップにつながることを期待していました。
また、MF南野拓実選手(ザルツブルク)は16日(水)に24歳の誕生日を迎えて、「大会中に誕生日があることで、最高の24歳のスタートを切るためにもこの大会で優勝したいし、チームの優勝のために全力でプレーしたい」と気持ちを新たにしていました。
チームは明日、試合会場のハリファ・ビン・ザイードスタジアムにて公式練習に臨み、最終調整を行います。
試合は17日(木)17:30(日本時間22:30)キックオフの予定です。
選手コメント
GK #12 権田修一 選手(サガン鳥栖)
ウズベキスタンはアジアの中でも強豪なので、簡単な試合ではないと思います。僕らがボールを持つことも相手の攻撃を抑えるために大事なことだと思うので、そういうところはこだわってやっていきたいです。相手に攻撃の形をどんどん作られてしまうと、良いものを持っているチームなので、そこは警戒しないといけません。日本はアジアでどんな状況であっても、相手を上回らなくてはいけないチームであることは間違いありません。僕らは前の試合からの反省点もありますし、徐々に良くしていかなければならない段階なので、次の試合もチャレンジすることが大事だと思います。
DF #22 吉田麻也 選手(サウサンプトン)
2試合に勝って突破を決められれば、3試合目でメンバーを変えることができるので、新しい選手にチャンスが来ると考えていました。あとは監督が決めることですが。若手にはこの大会で監督やチームやファンの方々にインパクトを残して、これを足掛かりに代表に定着してほしいと思います。親善試合とは違うプレッシャーがかかる公式戦は別物になりますが、その中で試合に出られないもどかしさやフラストレーションをこの1戦に向けてぶつけてほしい。そうやって結果が出ればチームとして活性化するし、総じて良くなると思っています。
MF #9 南野拓実 選手(ザルツブルク)
前の試合で自分としてはシュートを外したところはありますが、気持ち的には問題ないですし、入るまで打ってやろうって思っています。ビデオで見返してもコースは間違っていないので、相手の出方を予想してボールを浮かせるなど、改善していきたいと思います。チームとして攻撃の部分ではポジティブな面が増えたと思うので、個人的な部分でフィニッシュの精度を高めていきたいです。19歳で向こうに移籍してからこの4年が経つのをすごく早いなと思うし、その中で自分が残してきたものにはまだまだ満足していません。これからもっと自分としても成長していければいいと思っています。
MF #10 乾貴士 選手(レアル・ベティス)
常に試合に出る準備はできています。試合に勝つことだけを考えてやりたいと思います。みんな試合に出たい思いは常にあります。悔しい思いをしていることは間違いないので、それを晴らすチャンスだとみんな思っていると思います。チャンスをしっかりつかんで頑張りたい。ウズベキスタンはフィジカルもテクニックもあって、すごく手強い相手というイメージはあります。サイドでしっかり崩して中で仕留めるのが大事になってきます。3勝して上に上がるのと1敗してでは全然違います。みんなで勝ちにこだわっていくことが大事になると思います。
スケジュール
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遠藤航 選手(シントトロイデンVV/ベルギー)インタビュー
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南野拓実 選手(ザルツブルク/オーストリア)インタビュー
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乾貴士 選手(レアル・ベティス/スペイン)インタビュー
AFCアジアカップUAE2019
大会期間:2019/1/5(土)~2019/2/1(金)
グループステージ:
2019/1/9(水) 20:00キックオフ(日本時間)
日本代表 3-2 トルクメニスタン代表
2019/1/13(日) 22:30キックオフ(日本時間)
日本代表 1-0 オマーン代表
2019/1/17(木) 22:30キックオフ(日本時間)
vs ウズベキスタン代表
地上波放送:テレビ朝日系列にて生中継 予定
BS放送:NHKBS1にて生中継 予定
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