DUARIG Ｆリーグ2018/2019 ディビジョン１は、1月18日(金)から20日(日)の3日間で第30節の6試合を行いました。

9位のＦリーグ選抜は、2位のシュライカー大阪と対戦しました。開幕戦と、第14節の対戦では、どちらも大阪が点差をつけて勝利している同カード。この試合でも勝利し、プレーオフ出場を決めたい大阪でしたが、平均年齢が若く、運動量の多いＦ選抜に苦戦を強いられます。13分、水谷颯真選手のゴールでＦ選抜にリードを許すと、1-0で迎えた後半、開始直後に退場者を出し、数的不利の状況で2分間を戦います。リズムに乗れない大阪に対し、得点を重ねたＦ選抜は、上位を相手に3点をリード。しかし、意地を見せる大阪は、Ｆ選抜と同年代、20歳の計盛良太選手が1点を返すと、加藤未渚実選手をGKに置いたパワープレーから芝野創太選手が2得点を挙げ、同点に追いつきます。その後は両者得点を奪えず、3対3で試合終了。勝点1を分ける結果となりました。

リーグ戦1位が確定している名古屋オーシャンズは、アグレミーナ浜松と対戦。最下位の浜松との対戦は、上位の名古屋がペースを握るかと思われましたが、集中した守備を見せる浜松が2分、前鈍内マティアスエルナン選手のゴールで先制点を奪います。7分には酒井ラファエル良男選手のアシストから八木聖人選手のゴールで名古屋が同点に追いつきますが、集中力を切らさずゴールに向かう浜松は、田中智基選手が勝ち越しゴールを挙げ、再度リードを奪います。その後も激しい攻防が続き、3対4と浜松リードで前半を折り返し迎えた後半、試合巧者ぶりを見せる名古屋は、24分に同点に追いつき、その後2点を追加。粘りを見せる浜松は、鷲北一輝選手のゴールで1点差に迫り、さらに中村友亮選手をGKに置いたパワープレーから同点に追いつきます。直後にタイムアウトを取り、パワープレーを仕掛けた名古屋は、ルイジーニョ選手がゴールを奪い、これが決勝点。7対6で名古屋が壮絶な打ち合いを制しましたが、激闘を繰り広げたアウェイの浜松にも、会場から惜しみない拍手が送られました。

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監督・選手コメント

比嘉リカルド 監督（シュライカー大阪）
立ち上がり、強いリズムを作って、チャンスを作って、PKを外してしまいました。それから相手のリズムになってきた、というところがあります。前半に1失点をして、ハーフタイムにも切り替えられなかった。リズムが合わない、頑張ろうとしても辛い、0対3から3点差を追いついたことは、引き分けでも悪い結果ではなかったと思います。次節のバルドラール浦安戦では、最初から最後までいいリズムを作れるように、修正したいと思います。

三笠貴史 選手（Ｆリーグ選抜）
上位のチームを相手に追われることは、シーズンを通してなかなか経験をしていない展開だったので、点差を有利にうまくゲームコントロールをできなかったと感じています。2点差がついた時点で自分たちがどういう風にプレーをするか。相手の質の高いパワープレーも、しっかりとスカウティングで準備をしていた中で失点をしてしまったので、本当に残念です。

ペドロ コスタ 監督（名古屋オーシャンズ）
今シーズンの最悪の試合だったと言えるでしょう。今週、練習してきたことを実践することができず、この試合のための戦略はうまくいきませんでした。前半もあまりうまくいかず、ハーフタイムに修正をすることが多くありました。後半に入っても内容はあまり変わらず、この試合のポジティブな点としては勝点3を取れたことだけでした。そして、最下位のチームでも油断はできないと感じさせてくれた試合でした。今週は色々とイレギュラーなこともあり、プレーオフまでの残り3試合をよりシビアに見ていくための薬になったのではないかと思っています。

田中智基 選手（アグレミーナ浜松）
自分たちが今、どこのレベルにあるかチャレンジをするのは最下位だからできることで、もちろん勝利にはこだわってプレーをしていましたが、結果的に1点差で負けてしまったものの、今シーズン一番いい試合だったと思います。狙い通りに間を使ったり、相手と1対1で戦えたり、負けはしましたがプレーをしていて楽しかったです。

DUARIG Ｆリーグ2018/2019 ディビジョン1

開催期間：2018年6月16日(土)～2019年2月11日(月・祝)　全33節/198試合

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