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【キリンチャレンジカップ2019プレビュー】堅守速攻が持ち味のボリビアとノエビアスタジアム神戸で3度目の対戦

2019年02月15日

【キリンチャレンジカップ2019プレビュー】堅守速攻が持ち味のボリビアとノエビアスタジアム神戸で3度目の対戦

3月26日(火)、兵庫/ノエビアスタジアム神戸で開催するキリンチャレンジカップ2019で、SAMURAI BLUE(日本代表)はボリビア代表と対戦する。

対戦成績は1勝1分け

キリンチャレンジカップ2019でコロンビア戦の4日後に対戦するのが、同じ南米のボリビアだ。FIFAワールドカップ出場は1994年のアメリカ大会から遠ざかっており、ロシア大会の南米予選でも10カ国中9位。しかし、同10位のベネズエラが昨年11月のキリンチャレンジカップ2018でSAMURAI BLUE(日本代表)に1-1と譲らなかったのを見ても、ブラジルやアルゼンチンといった強豪と渡り合ってきた力は、決して過小評価できない。

過去に日本がボリビアと対戦したのは2度あり、1999年に招待出場したコパアメリカのグループステージ(パラグアイ開催)で1-1の引き分け。その翌年にはキリンカップサッカー2000で顔を合わせ、2-0と快勝した。横浜国際総合競技場に6万5073人の大観衆を集めて行われたこの一戦は、7分に三浦淳宏(淳寛)が蹴ったFKに柳沢敦が合わせて先制。さらに34分には巧みなパスワークで相手ディフェンスラインの背後を突き、再び柳沢が決めてリードを広げた。日本にとって、ホームではフィリップ・トルシエ監督の就任初戦となった1998年10月のエジプト戦以来、7試合ぶりの勝利となった。一方、ボリビアは後方に人数を割いてカウンターアタックを狙うも、GK楢﨑正剛の守るゴールを破ることはできなかった。

新監督の下、若いタレントが躍動するか

今年6~7月のコパアメリカブラジル2019、そして来年3月に始まる予定の2022FIFAワールドカップカタール南米予選を視野に入れるボリビアは、1月にエドゥアルド・ビジェガス監督が就任し、今回の東アジア遠征が初采配となる。暫定監督の下で戦った昨年の試合では、中国のクラブに所属するマルセロ・マルティンスがエースストライカーとして攻撃をリード。FIFAワールドカップ予選ではブラジルやアルゼンチンを相手に得点した実績を持つパワフルなFWだ。MFハスマニー・カンポスは、選手育成で世界的に知られるタウイチ・アカデミーの出身。DFルイス・アキンは守備の要と期待される21歳のセンターバックである。また、昨年の国内リーグでブレークしたMFロナルド・サンチェスは、2月の短期合宿に招集されており、今回の遠征で代表デビューを目指す期待の21歳だ。

しっかりと守備を固めて素早い攻めを繰り出すボリビアに対し、日本はしっかり攻め切りたい。AFCアジアカップUAE2019大会後、森保一監督は「引いた相手(の守備)をこじ開けるだけの連係、連動やその精度、速攻、遅攻におけるクオリティーを上げなければ」と語っている。試合巧者ぞろいの南米勢と戦うコパアメリカはもちろん、FIFAワールドカップ出場に向けて厳しさを増すことが予想されるアジアでの戦いを考えても、堅守の相手に対して結果と共に内容も充実した試合を期待したい。

SAMURAI BLUE(日本代表)対 ボリビア代表
開催日時:2019年3月26日(火) 19:30キックオフ(予定)
会場:兵庫/ノエビアスタジアム神戸

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