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U-22日本代表、東ティモールに6-0で勝利~AFC U-23選手権タイ2020予選~

2019年03月25日

U-22日本代表、東ティモールに6-0で勝利~AFC U-23選手権タイ2020予選~

U-22日本代表は24日(日)、AFC U-23選手権タイ2020予選の第2戦で東ティモールと対戦し、6-0で勝利を収めました。

先発メンバーはGK波多野豪選手(FC東京)、最終ラインに橋岡大樹選手(浦和レッズ)、立田悠悟選手(清水エスパルス)、原輝綺選手(サガン鳥栖)、中盤の底に板倉滉選手(FCフローニンゲン)、中山雄太選手(PECズヴォレ)、右サイドに長沼洋一選手(愛媛FC)、左サイドに杉岡大暉選手(湘南ベルマーレ)、そして1トップ2シャドーに田川亨介選手(FC東京)、久保建英選手(FC東京)、伊藤達哉選手(ハンブルガーSV)が入りました。

連日の猛暑となっているミャンマーの首都ヤンゴンで中1日の連戦となるだけに、コンディション面を考慮して第1戦から10人を入れ替える布陣となりました。立ち上がりから日本がボールを支配して相手を押し込む時間帯が続く試合となりましたが、「東ティモールもいいチームで、なかなか自由にさせてもらえなかった」と横内監督代行が振り返ったように、日本から派遣されている築舘範男監督の率いる東ティモールをなかなか攻め崩せません。

開始15分、ペナルティエリア内での接触プレーからペナルティキックのチャンスを得ますが、田川選手のキックは枠の上へとそれてしまい、先制点のチャンスを逃してしまいました。しかし24分にゴールネットを初めて揺らしたのも田川選手でした。セットプレーの流れから久保選手のクロスをファーサイドで板倉選手が折り返し、最後は中央で田川選手がダイビングヘッド。「折り返しの形は狙っていた」というストライカーの一発で日本が先行します。

後半に入ると、「相手が少し前掛かりになってスペースができた」(横内昭展監督代行)こともあり、日本の得点のチャンスが増えていきます。54分には久保選手が「ニアに強いボールで狙った」というFKを直接突き刺して2-0とすると、60分にもCKのチャンスから立田選手が押し込み、3-0とリードを広げます。さらに71分には板倉選手が見事なミドルシュートを突き刺し、75分には「後半の一つの狙い」(横内監督代行)だったサイドからのクロスを久保選手がワントラップボレーで決めて、5-0。最後は77分に、交代出場のFW上田綺世選手(法政大)が杉岡選手のクロスからのシュートを突き刺して、6-0としました。

このまま試合終了となりましたが、横内監督代行はこの予選グループの直接的なライバルであるミャンマーが7-0で勝利していた相手だったことを踏まえ、「終盤のところでまだ得点できた。僕も得点させるためにもっと彼らを鼓舞しないといけなかった。そして彼らにも、もう1点取るんだという強い気持ちを見せて欲しかった」と反省点を述べ、チームを引き締めました。

これで今予選は3試合中2試合を消化。最後の一戦は地元ミャンマーと、2勝同士のチームによる直接対決となりました。26日(火)18時(日本時間20時30分)キックオフとなります。

監督・選手コメント

横内昭展 監督代行
初戦と同じように、前半は少し難しい試合にしてしまって苦労したなという印象です。後半もう一回リフレッシュして、狙いとしていたことが少し出るようになった。(狙いの)一つはクロスからの得点です。前半も多少そういう形も作れていたと思いますが、クオリティが少し付いてきていませんでした。三戦目に向けて一番修正したいのはコンディションです。一戦目に出た選手も中3日ですし、完全には戻り切れていない選手もいます。今日出た選手を含めて、まずは回復させたいな、と思います。こういう状況のためにトレーニングで課題を改善するのは難しいので、ミーティングを通じて準備をしたいです。

DF #4 板倉滉 選手(FCフローニンゲン/オランダ)
(ゴールは)狙い通りです。きれいに入ってくれた。次からもどんどん狙っていきます。今日は自分たちのミスからボールを奪われるシーンもありましたし、もう少し揺さぶりをうまくできても良かったかなと。少しミスが続いたあとなどは、もっとボールをテンポよく簡単に回してもよかったと思います。ただ、ボールを取られても、前のほうで奪い返すことはできていたし、そこはプラスに捉えていきたいです。

MF #3 中山雄太 選手(PECズヴォレ/オランダ)
得点が取れたことはポジティブですが、もっと取れたシーンはありましたし、失点しかけた流れもありました。課題として捉えたいです。チームとしてやりたいことに対しても、トライはできてもクオリティをもっと高めないといけません。チーム内で話し合って、最終戦はいいかたちで締めくくりたいです。

MF #5 杉岡大暉 選手(湘南ベルマーレ)
日本との気温差がすごく大きいので厳しさはありました。試合としては(左シャドーの)伊藤選手と良い関係を作れていたと思います。いろいろな形のクロスを入れることができて、前半からチャンスを作れました。クロスの狙いどころはハッキリ持っていて、久保選手のゴールになったクロスも、普段の練習から久保選手に要求されていたボールです。あの場面は蹴る前に目が合っていて、狙いどおりのボールを蹴ることができました。ただ、次の相手は本当に強いと思いますし、あらためてしっかり準備したいと思います。

FW #18 田川亨介 選手(FC東京)
こういう試合は最初の1点がすごく大事になってくると思っていたので、PKの場面は……。あれを決めていれば、気持ちとしても楽な展開になっていたかなと思いますし、そこはすごい後悔があります。ただ、その後に決められたのは良かったです。(ゴールシーンは)クロスからの攻撃が多くなっていましたし、ゴール前に常に入っていくのが、ゴールへの近道だと思っていました。ああいう折り返しからの形は狙っていて、セットプレーでも狙っているところでした。あれは板倉選手の折り返しもドンピシャで良いボールだったので、うまく合わせられて良かったです。

スケジュール

AFC U-23選手権タイ2020予選
3月22日(金) 8-0 第1戦 vs マカオ(ヤンゴン/Thuwanna Stadium)
3月23日(土) AM トレーニング
3月24日(日) 6-0 第2戦 vs 東ティモール(ヤンゴン/Thuwunna Stadium)
3月25日(月) AM トレーニング
3月26日(火) 18:00 第3戦 vs ミャンマー(ヤンゴン/Thuwunna Stadium)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

AFC U-23選手権タイ2020予選

大会期間:2019年3月22日(金)~2019年3月26日(火)
大会会場:Thuwunna Stadium

大会情報はこちら

 

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