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SAMURAI BLUE、豊田市内で合宿スタート ~キリンチャレンジカップ2019~

2019年06月03日

SAMURAI BLUE、豊田市内で合宿スタート ~キリンチャレンジカップ2019~

SAMURAI BLUE(日本代表)は6月2日(日)、キリンチャレンジカップ2019トリニダード・トバゴ代表(5日、愛知県豊田)とエルサルバドル代表(9日、宮城)に向けた合宿を愛知県豊田市内で開始しました。
コンディションを考慮してホテルで別調整となったFW大迫勇也選手(ベルダー・ブレーメン)を除いた選手26人が豊田市内のグラウンドに集合。クラブ事情で今合宿を見送り、この活動後に控えるCONMEBOLコパアメリカブラジル2019からの参加となったDF植田直通選手(セルクル・ブルージュ)と、週末のリーグ戦で負傷したFW鈴木武蔵選手(北海道コンサドーレ札幌)が不参加となりましたが、代わりに招集されたDF山中亮輔選手(浦和レッズ)とFW永井謙祐選手(FC東京)の姿もありました。
今年9月からは2022年FIFAワールドカップ予選が始まるとあって、森保一監督は練習冒頭で選手たちに、「この2試合は代表の強化につなげられる貴重な経験の場。選手個々とチーム両方で成長できるように、みんなで力を合わせてやっていこう」と語りかけて、練習を始めました。
ウォームアップではランニングやストレッチのほかに、一列に並んで次々と後方へボールを受け渡すボール運びを3グループに分かれて競うゲームも行い、試合とは違う選手たちの動きに、スタンドから練習を見守る約2000人ファンからは笑いや拍手が起こり、和やかな雰囲気に包まれました。
その後選手たちは二手に分かれ、前日試合のあったDF槙野智章選手(浦和レッズ)ら国内組の9選手はジョギングなど軽めの内容で調整。一方、MF香川真司選手(ベシクタシュJK)やMF堂安律選手(FCフローニンゲン)ら海外組は約1時間半、じっくり汗を流しました。
3人一組でのスピードとサポートを意識したパス交換や、2対1でパスとドリブルでシュートまで持って行く動きに取り組み、最後はハーフコートより狭いエリアで7対7にフリーマン1人付けたミニゲームを実施。ハイプレッシャーの中で速い判断を意識しながら、選手たちは警戒な動きを見せていました。
堂安選手は「オフの間トレーニングしていた。いいトレーニングができたと思う」と話していました。

練習前には、地元の豊田市のサッカー少年少女約80人と記念撮影に臨み、子供たちは選手たちとハイタッチを交わして、笑顔を見せていました。
また、日本代表のオフィシャルパートナーであるキリングループの激励を受け、キリンビバレッジ株式会社の執行役員中部圏地区本部長の増田理様からオフィシャルドリンク「生茶」の差し入れが贈呈され、チームを代表して森保監督が受け取りました。

この日は選手の背番号も発表になり、昨夏のワールドカップ以来の復帰となったGK川島英嗣選手(RCストラスブール)は1番、FW岡崎慎司選手(レスター・シティ)は18番。初選出となった17歳のMF久保建英選手(FC東京)は27番、19歳のGK大迫敬介選手(サンフレッチェ広島)は28番です。10番は香川選手がつけます。
チームは、3日(月)から試合会場の豊田スタジアムにて非公開で調整を行います。

監督・選手コメント

SAMURAI BLUE(日本代表)森保一 監督
練習後に選手には、一人一人がチームコンセプトの中で自分の良さを出すこと、自分の力、チームの力を発揮するには互いの共通理解が必要なので、感じ合いながらコミュニケーションを取りながらやっていってもらいたいという話をしました。この2試合での選手の起用法は直前の判断になると思いますが、チームとして活動して、お互いがチームの戦い方を共有することがこれから先の戦いや活動において大切です。全てをプラスに持っていけるように考えてもらえればと思っています。チームは一人一人高めていくために刺激しあえる仲間です。新しい選手が入ってくることで新たな刺激になって、経験の豊富な選手も若い選手も少しでもお互いの刺激で成長してもらえればと思います。

DF #5 長友佑都 選手(ガラタサライSK)
しっかりとアピールを続けないとチームで生き残っていけません。まずは自分のことに集中して、久保選手など初めての選手に自分の経験を伝えつつ、彼らから学ぶことを常に意識して、頭を柔軟にしていたいです。若い選手がどんどん出てきて、ベテランはプレーが悪ければすぐに落とされると思うので、彼らから吸収して進化したいと思います。

MF #11 中島翔哉 選手(アル・ドゥハイルSC)
クラブでカップ戦やACLで勝てたという結果だけでなく、いろいろなことを学んで感じられたのがよかったです。カタールの選手は守備の部分でボールを奪うのがとてもうまくて、その環境の中でプレーできて、守備というかボールを奪うところは、自分もでき始めているかと思います。今回の代表では新しい選手が何人も入って、いい選手がたくさんいるので、みんなで楽しく2試合でいいプレーをして勝てたらと思います。

MF #14 伊東純也 選手(KRCヘンク)
移籍して思ったよりすぐに試合に出られて、試合でもうまくできたというのもあって、すごく自信になりました。そういうところを代表でも見せられればと思っています。仕掛ける部分は通用すると思います。昨季優勝して来季はチャンピオンズリーグもあって、いろいろなことをもっと経験できます。大事にやりたいです。

MF #21 堂安律 選手(FCフローニンゲン)
個人的にはシーズン区切りのラスト2試合なので、しっかり良い結果を残して終わりたいです。9月からワールドカップ予選が始まるので、戦術を再確認しながら、内容も必要になってくると思っています。コンビネーションの最後の質のところで低くなってしまうところがあったので、そこは変えなくてはいけないですし、(シーズン)後半は徐々にシュートの感覚もすごく良くなってきたので、積極的にやっていきたいです。

MF #24 守田英正 選手(川崎フロンターレ)
アジアカップや3月の時よりもはるかにコンディションはいいです。前回は結果に貢献できなかったので、そこの部分と、ビルドアップの部分で参加したり前への推進力でうまく人と人をつなぐようなポジションなど、クラブでやっていることが求められていると思っています。若い人もいればベテランもいて、年齢がバラバラであり続けることがチームの強みの1つでもあると思います。対等にコミュニケーションを取ってやりたいです。

スケジュール

SAMURAI BLUE(日本代表)のスケジュールはこちら

  • SAMURAI BLUE(日本代表)森保一 監督 インタビュー

  • 長友佑都 選手(ガラタサライSK/トルコ)インタビュー

  • 中島翔哉 選手(アル・ドゥハイルSC/カタール)インタビュー

  • 堂安律 選手(FCフローニンゲン/オランダ)インタビュー

SAMURAI BLUE(日本代表)対 トリニダード・トバゴ代表
開催日時:2019年6月5日(水) 19:30キックオフ(予定)
会場:愛知/豊田スタジアム

大会情報はこちら

SAMURAI BLUE(日本代表)対 エルサルバドル代表
開催日時:2019年6月9日(日) 19:00キックオフ(予定)
会場: 宮城/ひとめぼれスタジアム宮城

大会情報はこちら

 

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