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47FAチーフインストラクター研修会をJFAハウスで開催
2019年06月14日
6月8日(土)、9日(日)の2日間、JFAハウスで47FAチーフインストラクター研修会を開催しました。
この研修会は、C級およびD級の指導者養成講習会にて講師を務める、各都道府県のインストラクターのとりまとめ役である47FAチーフインストラクターに参加頂き、JFAとの意見交換や、各都道府県の取り組みについての情報共有を目的として、年に一度開催されています。
今回はグループディスカッションを中心としたプログラムを実施し、指導者ライセンス保有者の量と質をどう高めていくか、様々な切り口から活発な議論がなされました。
特にB級ライセンス保有者の拡大を目指す「B級スタンダード計画」に基づくテーマでは、各都道府県で発生している課題とその解決策が共有され、計画の推進に向けて実りの多い研修会となりました。
参加者コメント
横田秀樹 北海道FAチーフインストラクター
今回の研修会では、JFA指導者養成事業の全体像、C級からB級への昇級者の増加、C級失効者の減少、指導実践型のリフレッシュ研修会開催、D級ライセンスコースの概要、などのテーマでディスカッションが行われました。他都府県の取り組み状況や、実情等をディスカッション、発表することで、様々な情報を共有することができました。
鈴木淳JFA指導者養成ダイレクターは、働き方改革が叫ばれる中、正規の仕事を抱え、多忙を極めている中での我々の活動に何度も謝辞を述べられていました。この指導者養成事業に携わっていることに改めて誇りと情熱と使命感を持って、日本サッカー界の更なる発展に貢献していけたらと決意を新たにしました。
戸根徹典 広島FAチーフインストラクター
2日間にわたり、各FAのチーフインストラクターによる熱心な意見交換が行われ、多くの気づきを得ることができました。とりわけ、選手登録数が同じ規模のFA同士でグループワークができたことは、抱える問題や課題が共通しており、今後の方向性を検討していく上で良い機会になりました。B級スタンダード計画を加速させるうえで、各都道府県サッカー協会での指導者養成の取り組みもますます重要になります。この研修会はJFAと協創の場になり、非常に有意義であったと感じました。