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JFAなでしこひろば in 練馬 Game Festivalを開催
2019年07月31日
東京都練馬区で7月21日(日)に、JFAなでしこひろば in 練馬 Game Festivalが開催されました。練馬区唯一の少女選手のみで構成されるサッカーチーム「FC KAISHIN」が主催するGame Festivalは、これで2回目(FC KAISHIN主催のなでしこひろばは11回目)。イベント開催の告知は、JFAなでしこひろばやFC KAISHINのウェブサイト、Twitterを活用して行われました。
今回は参加選手全員によるボールフィーリングのアップを20分ほど行い、その後に高学年生を3チームに、低学年生を2チームに振り分けてゲームをしました。Game Festivalでは、試合結果のポイントだけではなく、チーム全体の「声」、「協力」(ポジション決めなど)、各選手が動いてるか、休憩時間を含めたチームワークはどうか、というポイントを総合的に判断して最終的な試合結果が決まりました。
Game Festival終了後の振り返りでは、試合中だけでなく休憩中もチームメイトとコミュニケーションを図っていた、ゴールが決まった時に失点したチームの選手達が消極的にならずに声を掛け合っていた、ゴールキーパーを含めて【全員攻撃】【全員守備】をしているチームが試合を重ねるごとに増えてきたなどが挙げられました。
普段は男子選手の中でサッカーをやっている女子選手が多い中、女子選手だけで試合を行うことによって、自らの意思で行動する選手がわずかな時間でも出てきたり、仲間と協力して目的を達成する喜びを体験することができたという声も聞かれました。
主催者コメント
江南竜太 代表兼監督(FC KAISHIN)
なでしこひろば開催の募集にあたり、チームホームページでの広報やリピーターへの案内等を行っており、募集活動は上手くできていると思います。なでしこひろばを実施する時に、FC KAISHINのチーム色が強くなると、所属していない一般の子どもは引いてしまうこともあるので、FC KAISHINの選手はなでしこひろばではチームの練習着は着ない、集団にならないという工夫をしています。練馬区では少女だけでサッカーをしている環境がほとんどないため、少女サッカーの事情を知らない保護者が多く、なでしこひろばの開催を通して「少女サッカー」と「少年サッカー」の違いを伝え、理解者を増やしていきたいと思っています。少女サッカー人口を増やすためには、少年サッカーとは異なるアピールをもっと行い、「サッカー=男子のスポーツ」と考えている人達の意識改革も必要だと考えています。
保護者コメント
・女子同士で楽しんでサッカーし、男子と一緒にやるサッカーの中とはまた違った、イキイキした娘を見ることができた。普段より試合中に声が出ていた。
・普段いる少年チームより楽しくやっていた。選手の自主性に任せたゲームは非常に面白かった。
JFAなでしこひろば
女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。
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