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EXILE CUP 2019九州大会2 決勝PK戦を制したFCヴォルティーダ沖縄ジュニアが全国大会へ
2019年08月13日
予選大会8会場目となるEXILE CUP 2019 九州大会2が8月3日(土)に沖縄県のANA FIELD 浦添で行われ、昨年を上回る48チームが晴天のもと熱戦を繰り広げました。開会式にはE-girls/スダンナユズユリーのYURINOさん、須田アンナさん、武部柚那さんが駆け付け、「ハイサイ!熱中症には気をつけて、熱い試合が見られることを楽しみにしています」と選手たちを激励しました。
予選リーグは4チームずつ12ブロックに分かれて総当たり戦を行い、各ブロックの1位チームと、2位チームの中から成績上位の4チーム、合計16チームが決勝トーナメントに進出します。沖縄県での大会に鹿児島県沖永良部島からF.CORALLO沖永良部が初出場したことも話題になりました。船で6時間を掛けて大会の前日に現地に入ったというチームは、長旅の疲れを感じさせないハツラツとしたプレーを見せていました。1分2敗と白星を手にすることはできませんでしたが、「沖縄の北部地区のチームと度々交流していたので挑戦してみようと思い大会に出場しました。またぜひ参加したい」と、来年以降の大会での初勝利に向けて意欲を燃やしていました。
1点を争う好ゲームが数多く繰り広げられた決勝トーナメントを勝ち進み、決勝戦に進んだのは名護市のFCヴォルティーダ沖縄ジュニアと、うるま市のFC SOHNOです。
開始早々の3分にFCヴォルティーダ沖縄ジュニアが相手DFを巧みにかわし先制点を奪うと、追いかけるFC SOHNOは再三のミドルシュートで揺さぶりますがゴレイロのファインセーブの前にゴールを決められず1点ビハインドで後半を迎えます。さらに圧力をかけるFC SOHNOはFKのチャンスを直接決めて試合を降り出しに戻しました。その後も続いた白熱の展開は3分間の延長戦を終えても決着はつかず、両チームの命運はPK戦に委ねられました。
お互い3本ずつをミスなく決めると、Vゴール方式で4本目以降が続きます。5人目、先行のFCヴォルティーダ沖縄ジュニアが決めると、FC SOHNOのキッカーが蹴ったボールをゴレイロが真正面でキャッチ。これにより、FCヴォルティーダ沖縄ジュニアが優勝を勝ち取りました。
FCヴォルティーダ沖縄ジュニアは9月15日に愛媛県今治市で行われる全国決勝大会に出場します。
優勝:FCヴォルティーダ沖縄ジュニア(名護市)
準優勝:FC SONHO(うるま市)
3位:志摩市サッカー少年団(宜野湾市)、城岳FC(那覇市)
次回の予選大会 北海道大会は、8月14日(水)に北海道の札幌サッカーアミューズメントパークで行われます。
優勝チームコメント
石子善章 監督(FCヴォルティーダ沖縄ジュニア)
決勝では、相手の11番(目取真大智選手)はシュート力がありどんどん打ってくるので、そこをどうやって防ぐかがポイントでした。ただ、ゼロに抑えることは難しいだろうからそこばかりに集中しすぎず、自分たちからアクションをかけていこうと伝えました。その中で選手全員がボールに絡み、(ルーズボールを)早めに奪えた。勝ちたい気持ちが今回とても強かったのでそれが勝因かなと思います。2013年のチーム創設以降、これまで県大会レベルの大会では準優勝が最高成績でしたが今回優勝することができました。全国大会出場は初めてで、どのくらいのレベルかわからないですが、臆せず一戦一戦積み重ねてやっていきたいと思います。
大城伶太 選手(FCヴォルティーダ沖縄ジュニア)
大きな大会で初めて優勝できて嬉しいです。PK戦に入りましたが、緊張せず楽しんでやろうと思っていたし、絶対に止めてやるという気持ちでした。相手(の最後のキッカー)が蹴った瞬間に動こうと思っていたのですが、ボールが真ん中に飛んできたので落ち着いて止めることができました。全国は「目指せ予選突破」ではありますが、去年沖縄のチームが全国3位になったのでそこを超えたいです。そして、自分は一対一の場面で抑えることを得意にしているのでそのプレーを全国でも見せたいです。
小濱フランク 選手(FCヴォルティーダ沖縄ジュニア)
得意なプレーはドリブルとシュートです。パスもできたと思うけれど時間がなかったので、それなら自分から行こうと思い積極的にプレーしました。ただ自分の得点よりもチームが勝つことだけを考えていました。この大会はたくさん強いチームが集まってくるので、大会が始まるまでは怖い思いでした。それでも昨年、別のフットサルの県大会で準優勝だったので、この大会は絶対に勝ちたいという強い気持ちで臨みました。全国大会では自分がゴールを決め続けて優勝したいです。
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