ニュース
U-18日本代表スペイン遠征 スコットランドとの初戦をドローで終える
2019年09月06日
スペイン遠征 第1戦 U-18日本代表 vs. U-18スコットランド代表
2019年9月5日(木) キックオフ時間 11:00 試合時間 90分(45分×2本)
Pinatar Arena(スペイン)
U-18日本代表 1-1(前半1-0、後半0-1)U-18スコットランド代表
得点
17分 大森真吾(U-18日本代表)
65分 失点(U-18スコットランド代表)
スターティングメンバー
GK:小畑裕馬
DF:石田凌太郎、林田魁斗、木村誠二、池田航
MF:石浦大雅、柴田壮介、川崎颯太、中山陸
FW:大森真吾、植中朝日
サブメンバー
GK:小久保玲央ブライアン
DF:西尾隆矢、三原秀真、加藤聖、馬場晴也
MF:松岡大起、小田裕太郎、松本凪生、鮎川峻
FW:藤尾翔太、晴山岬、櫻川ソロモン
交代
HT 大森真吾 → 藤尾翔太
HT 柴田壮介 → 松本凪生
73分 植中朝日 → 晴山岬
73分 中山陸 → 鮎川峻
78分 池田航 → 加藤聖
78分 石田凌太郎 → 三原秀真
マッチレポート
U-18日本代表はスペイン遠征初戦にて、U-18スコットランド代表と対戦し、1-1のドローで初戦を終えました。UEFA U-19選手権を直前に控えるスコットランドは代表活動を重ねており、フィジカルを活かした縦への推進力、そして堅い守備が持ち味です。
試合は、お互い激しく中盤でぶつかる緊張感の下で進みます。6分には相手が個人技で右サイドを突破し、強烈なシュートを放たれますがシュートはポストを直撃します。日本は、少しずつ落ち着いてボールを繋ぎ始めると、果敢に両サイドから攻撃を展開し、ゴール前まで迫ります。17分、DF池田航選手が鋭く左サイドを突破し、グラウンダーのクロスを上げ、FW植中朝日選手がボールを奪われそうになりながらも、辛うじて繋ぐとボールを受けたFW大森真吾選手が豪快にシュートをねじ込み先制点を奪います。その後もテンポ良くサイドに展開することで、相手の攻撃を上手くかわしていくと、前半終盤にはゴール前のこぼれ球に反応した植中選手が決定機を迎えますが、シュートはわずかに外れ、追加点を奪うことはできませんでした。
前半は優位に進めた日本は後半、同点ゴールを狙う相手の攻撃を受けます。日本は上手く対応できていたものの、徐々に相手の攻撃を正面から受ける場面が増え、ボールロストやイージミスが目立ち始めます。そして65分、1本のロングパスに対するクリアミスを拾われると、GKの連携ミスから失点。悔しい同点ゴールを奪われます。その後も、76分にはCKからヘディングシュートを浴びますが、GK小畑裕馬選手が辛うじて防ぎ、逆転ゴールは与えません。その後も日本はリズムを掴めないまま時間が進みます。試合終盤の87分にFW藤尾翔太選手が決定機を迎えますが、シュートは枠を捉えることができず、試合はそのまま1-1の引き分けで終了。悔しいドロー発進となりましたが、6日(木)は地元U-18スペイン代表と対戦します。
選手コメント
GK #12 小畑裕馬 選手(ベガルタ仙台ユース)
今日の試合では、立ち上がりから引かずに前への意識を持ってプレーすることができました。しかし、後半になりチームでリズムを作れない中、悪い流れから失点してしまいました。その中でも自分のビルドアップでのミスが多く、チームを良い方向に持っていくことができませんでした。そして引き分けという結果で終わってしまい1点の重みを改めて感じました。この遠征ではスペインやスコットランドといった世界基準の相手とプレーできるので自分のストロングポイントを存分に発揮し、このチームに必ず生き残れるようにアピールしたいです。明日の試合に向けて良い準備をして今日学んだ課題を改善し、ミスを減らしていき、色々なことにチャレンジしていきたいです。そして必ず勝利で終われるようにしたいです。
DF #22 林田魁斗 選手(セレッソ大阪U-18)
今日の試合は、自分たちのミスからボールを失い、相手に流れを渡して失点してしまい、自分たちで苦しい試合展開にしてしまいました。その中でチャンスを決めきれず、引き分けに終わってしまい、非常に悔しい結果になってしまいました。この遠征では生き残っていくためにしっかりアピールし、日本が勝つためにプレーしたいと思います。そして強豪チームに対して、何が通用して何が通用しないのかを肌で感じ、世界との差を少しでも縮められるように、この遠征で学んで帰りたいと思います。明日はスペインという素晴らしい相手と試合ができるので、いい準備をして必ず勝てるように頑張りたいと思います。
MF #6 中山陸 選手(ヴァンフォーレ甲府)
今日はスペイン遠征最初の試合ということで、気合を入れて試合に入ることができました。しかしプレーの面ではパスミスが多くなり、チームのリズムを作ることができませんでした。劣勢になった時の試合状況を読む力、相手をひっくり返せる力が足りないと痛感しました。この遠征では球際の部分、そして連携の部分をさらに高めていきたいと思います。明日の試合では今日の反省を生かし、切り替えてプレーしていきです。
MF #16 石浦大雅 選手(東京ヴェルディユース)
今日の試合は、ボールを欲しいタイミングは何回もありましたが、貰えないことが多かったです。もっとボールを呼び込む声や、イメージの共有をしていきたいです。後は結果を残すことにもっと貪欲になりたいです。どんな相手でも追加点を決め、守備のところでも崩さず、焦らずに失点0に抑えて、しっかり勝つことのできるチームになれるよう明日から取り組んでいきたいです。ピッチが欧州独特で深く、日本と全然違うので面白いですし、その中でも平気でやってかないと世界で活躍していけないと思うので、楽しみながらプレーしていきたいです。
スケジュール
9月3日(火) | AM/PM | トレーニング |
---|---|---|
9月4日(水) | AM/PM | トレーニング |
9月5日(木) | 1-1 | 第1戦 vs U-18スコットランド代表(ムルシア/Pinatar Arena) |
9月6日(金) | 11:00 | 第2戦 vs U-18スペイン代表(ムルシア/Pinatar Arena) |
9月7日(土) | AM | トレーニング |
9月8日(日) | 11:00 | 第3戦 vs Callosa Deportiva CF(ムルシア/Pinatar Arena) |
9月9日(月) | 11:00 | 第4戦 vs U-18スコットランド代表(ムルシア/Pinatar Arena) |
※時間は全て現地時間となります。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
国際親善試合 ~スペイン遠征~
大会期間:2019/09/02(月)~2019/09/11(水)
会場:スペイン/Pinatar Arena
関連ニュース
最新ニュース
- 女子サッカー 2024/12/23 無料招待チケットのご案内!WEリーグ クラシエカップ決勝 12月29日(日) 国立競技場
- 大会・試合 2024/12/23 鳥栖とG大阪が準決勝進出を決める 高円宮杯 JFA 第36回全日本U-15サッカー選手権大会準々決勝
- 大会・試合 2024/12/23 新潟LとI神戸が1点差の接戦を制して準決勝進出 皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会
- JFA 2024/12/23 臨時評議員会を開催
- 大会・試合 2024/12/23 【ホットピ!~HotTopic~】JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会アンバサダー 中村俊輔さんインタビュー#2