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女子GKキャンプ、中学生23名がJヴィレッジでキャンプスタート

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2019年09月07日

女子GKキャンプ、中学生23名がJヴィレッジでキャンプスタート

9月6日(金)、今年3回目となる女子GKキャンプが、福島県双葉郡のJヴィレッジでスタートしました。全国から23名の中学生年代の選手が集まり、長時間の移動にもかかわらず、元気にトレーニングに励みました。

最初にウォーミングアップを行った後に、フィジカル測定を実施。後半は2グループに分かれ、5対5+GKのミニゲームで体を動かし、初日のメニューを終了しました。

夜のミーティングでは、なでしこジャパンのGKコーチを務める大橋昭好コーチによるレクチャーが行われました。
選手たちにとって、6月~7月にフランスで行われた女子ワールドカップの話などを聞くことができる貴重な機会となりました。

コーチ・選手コメント

菅原未紗 GKコーチ(マイナビベガルタ仙台レディース)
今日からスタートした女子GKキャンプは、各地域から23名の選手が集まりました。
トレーニングは測定から始まりましたが、一人ひとりが高い意識の中で、集中して取り組む姿が見られました。夜の全体ミーティングでは、なでしこジャパンのGKコーチである大橋コーチからレクチャーがありました。真剣にメモをとりながら、何かを得ようとする選手たちの姿がとても印象的でした。
明日のトレーニングでは、さらに選手たちの力を引き出し、選手たちが少しでも何かを得て成長できるような充実した時間を、選手・スタッフ皆で作り上げていきたいと思います。

田村亜沙美 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15)
今日のトレーニングでは、改めて基礎が大切だということを学びました。最後のゲームではいろいろな反省点がありました。ファーストコントロールを良い位置で止めることができず、パスコースを逃してしまいました。また、シュートを打たれそうなとき、「打たせない」コーチングをすることができず失点してしまいました。この反省を明日から改善していきたいです。夜のミーティングでは今年の女子ワールドカップに帯同した大橋コーチや河瀬トレーナーから、ワールドカップの時の話を聞くことができました。良い準備、練習がそのまま試合に直結してくること、常に100%で取り組むなど、当たり前のようですが、これが成長していくのに大事なことだと改めて感じました。そして、代表として戦える選手になるためには、OFFの面でも気遣いができる選手にならないといけないと思いました。いつか自分も人として素晴らしい選手になりたいです。

山内夏実 選手(INAC多摩川レオネッサ)
私は今日のトレーニングで、プレーをする前と後がとても大事だと改めて実感しました。プレーをしている時間よりも準備をしている時間の方が長いし、そのプレーに100%で挑めるようにするにも準備が大事です。また、プレーをした後、すぐに味方のフォローをしたり、次のプレーを予測する必要があるからです。それを実感したのは、ミニゲームやスローやキックの基礎的な練習の時にコーチから言われた「試合だったらどうするか考えて!」という言葉です。プレーをする前と後の重要性を実感しました。そして、夜のミーティングも大橋コーチが同じことを言われていたので、やはりとても重要で大切なことだと再確認しました。今回のキャンプでは、1日1個以上、トレーニングの目的を理解して帰り、チームの向上に貢献したいです。2日目、3日目もさらにレベルアップしたいです。

松本メイ乃 選手(FC Viparte)
初日はフィジカル測定や基礎練習を行いました。基礎練習では、正面キャッチ、サイドステップからの正面キャッチ、素早く動いてシュートストップなどの練習を行いました。素早く動いてシュートストップでは、ポジショニングのズレなどが多かったことを課題として、完璧なポジションをとれるようにしたいです。夜のミーティングでは、なでしこジャパンのGKコーチでもある大橋コーチのレクチャーや、アスレティックトレーナーの河瀬トレーナーから貴重なお話を聞くことができました。明日のトレーニングや、オフザピッチでも生かして、残りの期間も全力で頑張ろうと思います。

スケジュール

9月6日(金) PM トレーニング
9月7日(土) AM/PM トレーニング
9月8日(日) AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

女子GKキャンプとは

将来のなでしこジャパンのゴールキーパー(GK)を発掘・育成するプロジェクト。
日本女子サッカーの強化・育成の鍵であるU-15(中学生)年代前後の選手を「強化」「育成」「普及」の観点から選出し、継続したトレーニングを行う。

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