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JFA 第7回全日本O-40サッカー大会が開幕! 初日から熱戦が繰り広げられる
2019年10月13日
10月12日(土)、北海道函館市の函館フットボールパークでJFA 第7回全日本O-40サッカー大会が開幕しました。記録的な勢力となった台風19号の影響もあり、天候はあいにくの雨だったものの、選手たちは優勝を目指し熱戦を繰り広げました。
グループAでは地元のオッサンドーレ札幌40(北海道)がプリメーロ福島レジェンド(東北/福島)と対戦。全国大会初戦ということもあり、両チーム共に硬さが見られたものの、お互い一進一退の攻防を繰り広げ、スコアが動かないまま前半を折り返します。試合が動いたのは後半開始早々。オッサンドーレ札幌の山中健樹選手のパスに抜け出した野宮正祐樹選手が先制点を奪取。この1点が決勝点となり、オッサンドーレ札幌が勝点3を手にしました。
また、同じくグループAの松山クラブ2002シニア(四国/愛知)と坂井フェニックスレジェンド(北信越1/福井)の一戦は、後半の野村雄宇選手と原田大輔選手の得点で坂井フェニックスが2-0で勝利しています。
グループBでは広島フォーティーズ(中国1/広島)と藤枝フットボールクラブ(東海2/静岡)が対戦。第5回大会準優勝チームの藤枝フットボールクラブは、5分に先制点を決めた秋山和弘選手が後半終了間際にも得点。2-0で勝利しました。
グループB、もう一つの対戦となったKYOTO MAYUMARO FC(関西2/京都)と図南サッカークラブグランデ(関東2/群馬)の試合は、前半に中村英昭選手が得点。前回大会優勝チームのKYOTOがリードしたまま後半に入ります。追いつきたい図南SCは、元日本代表の氏家英行選手を起点に怒涛の反撃を開始。富宇加忠選手の同点ゴールで試合を振り出しに戻します。しかし、KYOTOの濱崎耕平選手に勝ち越しゴールを決められ、図南SCが敗れています。
グループCでは帯広フットボールクラブ(開催地/北海道)と兵庫サッカークラブ(関西1/兵庫)が激突。元ヴィッセル神戸の和多田充寿選手が2得点を挙げるなど6-0で兵庫が勝利しました。
対して西湘Wings.FC(関東1/神奈川)と羅針盤倶楽部NAGOYA(東海1/愛知)の試合は3-0で西湘Wingsが勝利。前半は互角の試合でしたが、関東王者が得点チャンスをしっかりとものにして2得点。後半はNAGOYAの猛攻に耐え、セットプレーからのこぼれ球を前田隆二選手が押し込んだ西湘Wingsが勝点3を手にしています。
グループDではGALAXY(中国2/山口)と山梨マスターズ(関東3/山梨)が対戦。21分にGALAXYの二宮崇選手が先制点をゲット。後半に失点を喫したものの、松山陽介選手からの縦パスを受けた三宅研司選手が相手DFの股の間を抜く技ありシュートを決め、GALAXYが2-1で勝利しています。
そして、富一ふじの会(北信越2/富山)と大分OBシニア(九州/大分)の試合は、3分、三重野宏選手が右サイドからゴール前に送ったボールに川上郁央選手が合わせて大分が先制。その後も川上選手がハットトリックの大活躍を見せ、3-0で快勝した大分が勝点3を収めています。
大会は13日(日)に1次ラウンドの残り16試合が行われ、14日(月・祝)の準決勝進出チームが決定します。
監督・選手コメント
桂田直和 選手(オッサンドーレ札幌40)
昨年初めて全国大会に出場し3位でした。今年は優勝を目指し、春からチームづくりを進めて頑張ってきたのですが、初戦は選手の動きが硬かったのでとても難しい展開になりました。それでも1点を取って勝てたのでほっとしています。今年は地元開催でコンディションもいいですし、優勝したいと皆で頑張ってきたので、初戦に勝利できて本当に良かったです。優勝を目指して、一つ一つの試合をチーム全員の力で勝ち抜き、まずは決勝ラウンドに行きたいです。
蒔田大 監督(藤枝フットボールクラブ)
初戦はスコア的にも上出来だったなと思います。全国大会の雰囲気もあり思い通りにいかない時間も長かったので、ピンチもありました。全国大会らしい緊張感あるゲームになったという感じです。本当はもっと落ち着いて戦いたかったですね。ここ北海道で勝つことを目標に今シーズンをスタートしているので、やっと本番が来たなと。その分、みんながメンタル面もフィジカル面もフレッシュに動けていると思います。いいチームがたくさん来ているので、一戦一戦楽しみながら、5試合全てに勝つつもりで、最後までトライしたいと思います。
山田周治 選手(GALAXY)
今回で3回目の全国大会です。1回目と2回目は全敗、去年は全国大会に出られませんでした。その分、今大会悲願とも言える1勝を初戦で果たすことができてうれしいです。全国大会ということもあって、やはり簡単ではありませんでした。そんな難しい試合を戦い、今日、初めての1勝を挙げることができて良かったなと思います。それにしても、中国地方とは個人の能力レベルが違うなと思い知らされました。全国レベルはすごいです。今年ようやく1勝を手にしましたが、やはりやるからには全勝で決勝ラウンドに行き、全国制覇を狙っています。そのくらいの気持ちでこの大会には挑んでいます。なんとか全勝して、このまま初めての全国優勝を狙います。
和多田充寿 選手(兵庫サッカークラブ)
6-0での勝利ということで、今日の試合は、主導権を握りながら戦えたのかなと思います。このチームは、しっかりつないで決めるところを決めるという、当たり前といえば当たり前のことをコンセプトにしているので、そういう試合ができて良かったです。シニアの大会には以前、35歳以上のカテゴリーの大会に出たことがあるのですが、40歳以上のカテゴリーは初めてで、参加している皆さんが若く見えます。良く走るし、コンディションを整えてきていますね。35歳以上カテゴリーの大会を戦った時と変わらない、高いレベルの争いだと感じています。ひとまず1次ラウンドを突破して、優勝を目指して頑張りたいです。
大会日程:2019年10月12日(土)~10月14日(月・祝)
大会会場:北海道/函館フットボールパーク
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