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第16回全日本ろう者サッカー選手権大会をデフサッカー発祥の地・北海道で開催 北海道選抜が初優勝

2019年11月01日

第16回全日本ろう者サッカー選手権大会をデフサッカー発祥の地・北海道で開催 北海道選抜が初優勝

10月26日(土)、27日(日)にデフサッカー発祥の地、北海道(札幌厚別公園競技場)で『第16回全日本ろう者サッカー選手権大会』が開催されました。

1日目は涼しく風も穏やかな天候の中で、第1試合は西日本と大会4連覇中の東日本との一戦となりました。結果は若手の台頭著しい西日本が優勝候補筆頭の東日本を倒し、決勝に駒を進めました。
第2試合は北海道と九州の一戦。こちらは開催地の北海道が九州に快勝しました。

1日目結果

西日本選抜 5-1 東日本選抜
北海道選抜 5-1 九州選抜

2日目結果

2日目は晴天の下、決勝戦、3位決定戦が行われました。決勝戦は、地元北海道に対し、若手主体で勢いのある西日本との一戦となりました。前半は共に譲らず0-0で折り返しましたが、均衡を破った北海道が接戦を制し、悲願の大会初優勝を飾りました。

決勝戦
北海道選抜 1-0 西日本選抜

3位決定戦
東日本選抜 10-1 九州選抜

大会結果

優勝:北海道選抜(初優勝)
準優勝:西日本選抜
3位:東日本選抜
4位:九州選抜

最優秀選手賞
大西 諒(北海道)

優秀選手賞
高橋 亮輔(北海道)
山森 裕介(西日本)
名村 昌矩(東日本)
松下 竜之介(九州)

来年は九州で開催されます。
宜しくお願いします。

大会概要

日時:
2019年10月26日(土)~27日(日)

会場:
札幌厚別公園競技場

主催:
一般社団法人 日本ろう者サッカー協会

主管:
北海道ろう者サッカー協会

後援:
一般社団法人 日本障がい者サッカー連盟

協賛:
大塚製薬株式会社

協力:
公益社団法人 北海道サッカー協会
公益社団法人 北海道ろうあ連盟
札幌スポーツ&メディカル専門学校
プロショップ スポテック

コメント

川畑孝夫 大会実行委員長(北海道ろう者サッカー協会会長)
第16回全日本ろう者サッカー選手権大会を天候にも恵まれ 皆様のご協力のもと大きな怪我や事故もなく無事に終える事が出来ました。ありがとうございました。 この時期は例年ですと寒さが厳しくなり心配しておりましたが この2日間はそれほど寒くもなく安心しました。
各チームが最後まで全力を出し切り、真剣にプレーしている姿がとても印象的でした。
4ブロックチームの中でまだ優勝したことがない北海道チームが今大会で遂に初優勝することが出来ました。大会開催に際し、遠路ご参加いただいた関係者、選手の皆さん、大会関係者と補助員、手話通訳者、会場設営とボールパーソンをしていただいたシーカルサッカークラブU-15とドリームOV-16の皆様のご協力があったからこそ大会を成功させることが出来たと思います。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

高橋裕樹 監督(北海道選抜)
2001年から第1回全日本ろう者サッカー選手権大会が始まり、18年目にしてホームで初優勝できたことを嬉しく思います。選手達、スタッフ達、長らく北海道ろうサッカーを支えてくれたOB達の力がなければ優勝は無かったと思っています。そして北海道ろうサッカーに関わっていただいた方々、北海道ファミリーに感謝します!

大西諒 選手(最優秀選手/北海道選抜)
ホームでの優勝、大変嬉しく思います。また最優秀選手賞に選んで頂きましたが、皆さんがいてこその賞だと思っています。この場を借りて感謝を述べたいです。今大会での優勝までの道のりは決して平坦ではなかったですが、先輩たちが積み重ねてきたものを優勝という形で恩返しができたかと思います。また、優勝という結果で北海道のこれからの若手たちの刺激になれたらと思います。会場の確保、設営など準備に関わった関係者、スタッフの皆様にお礼申し上げます。

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