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JFAなでしこひろば in 秋田中央スポーツセンターを開催

2019年11月08日

JFAなでしこひろば in 秋田中央スポーツセンターを開催

10月29日(火)に秋田県秋田市で、JFAなでしこひろば in 秋田中央スポーツセンターが開催されました。

秋田中央スポーツセンターでは、毎週火曜日夕方に天然芝ピッチでなでしこひろばが開催されており、秋田市内の小学生の女の子を中心に、サッカー経験者・未経験者を問わず集い、みんなでサッカーを楽しんでいます。

なでしこひろばでは、いつも初めにその日のキャプテンを決め、みんなの前で学校や私生活であった話題を発表します。これは普段はおしゃべり好きな女子たちも、いざ人前で話すと意外と苦手な子が多く、ロジカルコミュニケーション能力の向上も兼ねておこなっています。言葉足らずな話には、聞き手の子たちからいろいろな質問が飛びますが、その日のキャプテンは苦労しながらも、最後はその情景が思い浮かべられるような発表にまでし直します。緊張しながらも大勢の人前で自分の体験を自分の言葉で発表し、それをやり遂げた後にみんなから大きな拍手を受けた子の顔は、照れながらも自信がついた良い顔になります。

ウォーミングアップはコーディネーション系トレーニングをベースに、音楽に合わせてエアロビ等もおこない、ストレッチにも時間をかけています。その後、年代別のグループに分かれ、サッカーの基礎練習や応用練習をおこない、最後は子どもたちが大好きなゲームを取り入れており、参加者は大粒の汗をかいて楽しんでいます。

主催者コメント

髙橋淳 秋田中央スポーツセンター代表、東北サッカー協会/キッズ委員長、秋田県サッカー協会/キッズ委員長
なでしこひろばを実施してみて、多くの参加者から毎週火曜日を楽しみにしていると言う声を聞き、とても嬉しくやりがいを感じています。また、実際になでしこひろばを実施するまでは、こんなにも多くの女子たちが女子だけでサッカーをする環境を望んでいたことを知りませんでした。幅広い年代の見知らぬ女の子たちが集まって、おしゃべりしたり身体を動かしたり、サッカーをするのが物凄く楽しいそうです。この雰囲気に、主催者はじめスタッフ一同も『なでしこひろば』を楽しく運営しています。
指導面はサッカーだけではなく、様々な分野のインストラクターや資格保有者を配置し、幅広い形で身体を動かす喜びを体感してもらっています。更に、女性コーチを配置することで参加者の女子だけではなく、引率の母親とのコミュニケーションも積極的にとることができ、現状の把握と今後の改善に努め、より良い環境作りを推進できる様に努めています。
参加者や保護者へのヒアリングでは開催回数の拡大を望む声が多く、これからもスポット的なイベントではなく、定期的に女の子たちがサッカーを楽しむ空間をプロデュースしていきたいと考え、冬季間は場所を屋内に移し、継続して毎週開催する予定です。
また、今後は秋田県サッカー協会内の他の種別委員会とも連携して『なでしこひろば』の開催場所の拡大を図り、一人でも多くの女子がサッカーを楽しめるよう、環境整備に努めたいと考えています。

参加者コメント

松橋結泉さん(小6)
色々な場所やチームから集まってくる女子たちと出会い、新しい友達がたくさんできました。基礎的なことから教えてもらえるので、見直す機会にもなり、自信がつきました。

松橋結泉さんの母親(保護者)
毎回、初めてでも楽しめるような基礎練習から本格的なゲームまで出来て喜んでおります。様々な学年が混ざっているので相手への思いやりも学んでいる様です。
大会を目指す活動とは別に良い意味でリラックスした楽しい空間になっていると思うので、継続して参加させたいです。

JFAなでしこひろば

女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。
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