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ニチバンと実施する SOCCER MEDICAL CAMPが終了 ~JFA Youth & Development Programme~
2019年12月02日
11月29日(金)、ニチバン株式会社との協働プログラムSOCCER MEDICAL CAMPの最終回がJFAハウスにて行われました。
SOCCER MEDICAL CAMPはJFA Youth & Development Programmeパートナーのニチバンとともに、次世代アスレティックトレーナーの育成を目的に、日本サッカー界のメディカル領域で活躍するスタッフより、サッカーの現場で求められる知識、経験、考え方などを伝えるプログラムです。
4月にスタートし、全7回にわたり実施してきたこのプログラムですが、最終回では、受講者ひとりひとりが登壇し、キャンプを通じて学んだことや、今後のアスレティックトレーナーとしてのキャリアプラン、目標についてプレゼンを行い、それに対しJFAアスレティックトレーナーの前田弘氏より講評が行われました。
また、受講生には修了証と記念品としてニチバンからメディカルバックが贈呈されました。
受講生は、今回のプログラムで得たことを活かしながら、今後様々な場所での活躍が期待されます。
参加者コメント
宮内諒太さん
今回のプログラムに運良く参加することができ、同じ志を持った方たちや、素晴らしい講師と出会うことができました。
現在も整形外科に勤務しながら2つのチームを担当していますが、今後は小学生や幼稚園などもっと下の年代もサポートできる環境を作りたいと思っています。影山雅永監督の講義の中にあった責任と協力、という話が印象に残っています。アスレティックトレーナーとしてコンディショニングやメディカル面のサポートはもちろん、その時チームの中で求められるもの、それは例えば水くみだったりするかもしれませんが、チームの一員としてそれに応えることが大事だと感じました。チームに関わるスタッフとして、大切なものを考えさせられた4ヶ月間でした。
福田有紗さん
日本代表の活動の話を聞けたのはもちろん、内科的な視点や監督の視点、いろいろな方の話を聞くことができ視野が広がりました。自分は学校の所属チームの世界しか知らなかったので、受講生の皆さんと話せたことも良かったです。今年は講義を受けながら進路についても悩んでいましたが、今後の進路も決めることができました。自分のトレーナーとしてのストロングポイントを作っていきたいです。
佐藤くるみさん
メディカルキャンプの1期生として参加できたことを光栄に思っています。同じ志を持った人と講義や実技を受け、素晴らしい経験ができました。全ての講義が興味深く、実際の日本代表の現場で活躍する先生の講義から自分の仕事に対する誇りや責任、互いをリスペクトする姿勢を強く感じました。
トレーナーは選手と一番近い距離で活動するため、人間性が強く求められると感じました。知識やコミュニケーション力もですが、まずは自分の人間力を高めたいです。
講師コメント
前田弘 JFAアスレティックトレーナー
今回のプログラムで、まずはマインドの部分を一番に伝えたいと思っていました。トレーナーとしての技術や知識はもちろんですが、チームの中で気づいて行動できる、気遣いの部分が実はもっとも求められると思います。自分がトレーナーの世界で生き残ってこられたのも、そういった部分を大切にしてきたからだと思っています。私は若いトレーナーを養成したいという想いを持っていたので、ニチバンさんの協力のもと、今回のプログラムを実現することができて本当によかったです。
今回参加した皆様の活躍を期待しています。