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高校年代最強の称号を懸けて青森山田と名古屋が12月15日に激突! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2019 ファイナル
2019年12月11日
高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2019 ファイナルを12月15日(日)に埼玉スタジアム2002で開催します。EAST王者の青森山田高校(青森)とWEST王者の名古屋グランパスU-18(愛知)が高校年代“真の日本一”を懸けて激突します。
2016年度以来、3年ぶりにEASTを制した青森山田は、4月7日(日)の開幕戦で流通経済大学付属柏高校(千葉)と対戦。前年度の全国高校サッカー選手権大会決勝の再戦となった一戦を2-0でものにすると、第10節まで負けなしを維持して、首位争いをけん引しました。
原動力となったのは、EASTで2番目に少ない失点数を記録した堅守です。攻守の要であるMF古宿理久選手(#6)を中心にチーム全体で守備意識を保ち、ピンチの芽を摘み取るのが特徴で、自陣まで持ち込まれても、DF藤原優大選手(#5)を中心としたDFラインが身体を張ってシュートをブロック。今季は6試合で、クリーンシートを達成するなど大崩れの心配はありません。
後期は3試合で黒星を喫するなど取りこぼしが増えましたが、チーム最多得点をマークしたMF武田英寿選手(#10)ら攻撃陣の活躍によってカバーしました。武田選手の脇を固めるMF浦川流輝亜選手(#8)やFW田中翔太選手(#9)の活躍もあり、ラスト3試合はいずれも大勝。リーグ最多得点を奪った攻撃陣がファイナルでも大暴れできれば、日本一に近づきます。
対する名古屋は、プレミアリーグ創設初年度のメンバーながらも2016年に降格。プレミア復帰を果たした昨年の主力が多く残る今年は、優勝争いの本命との声も聞かれました。しかし、開幕戦では愛媛U-18(愛媛)に敗れて以降第1クールは、2勝2分2敗。試合の主導権を握りながらも、一瞬の守備の乱れから失点し、勝点を落とす試合が多くみられました。
浮上の兆しが見えたのは、第7節のヴィッセル神戸U-18(兵庫)戦からです。前線から繰り出す連動したボール奪取と、DF牛澤健選手(#3)とDF鷲見星河選手(#15)のセンターバックコンビが見せる身体を張った守りがはまり、守備が安定。MF田邉光平選手(#10)のパスとMF榊原杏太選手(#8)の突破を合図に仕掛ける攻撃も、FW村上千歩選手(#11)やFW武内翠寿選手(#17)がきっちりゴールネットを揺らし続けました。攻守ががっちりかみ合った結果、第17節まで11連勝を飾り、残り2節を残して初のWEST王者に輝きました。
プレミアリーグの中断期間中に行われた8月の日本クラブユース選手権 U-18と11月のJユースカップで日本一を達成。今年3つ目のタイトルに向けて、モチベーションを高く保てているのはファイナルでの戦いを後押しするのは間違いありません。
過去8回の戦いでは、4勝4敗と東西に力の差はありません。うち3試合が90分間で決着がつかず延長戦、PK方式までもつれているため、今回も熱戦が予想されます。最後まで目が離せない一戦を制し、日本一の称号を手にするのはどちらのチームかご注目ください。
日程:2019/12/15(日) 13:00 キックオフ(予定)
会場:埼玉/埼玉スタジアム2002
対戦:青森山田高校(EAST優勝チーム) 対 名古屋グランパスU-18(WEST優勝チーム)
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