JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > U-22日本代表 ジャマイカ戦に向けて長崎で始動 ~キリンチャレンジカップ2019

ニュース

U-22日本代表 ジャマイカ戦に向けて長崎で始動 ~キリンチャレンジカップ2019

2019年12月25日

U-22日本代表 ジャマイカ戦に向けて長崎で始動 ~キリンチャレンジカップ2019

U-22日本代表は12月24日(火)、4日後にトランスコスモススタジアム長崎で行われるキリンチャレンジカップ2019 U-22ジャマイカ代表戦に向けて長崎市内で活動をスタートしました。

年内最後の代表活動となる今回は、1月のAFC U-23選手権タイ2020に向けた強化であるとともに、東京オリンピックを見据えた活動でもあります。U-22では初招集となる選手がGK小久保玲央ブライアン選手、MF福田湧矢選手、MF東俊希選手、FW一美和成選手の4名。5日間と短い活動期間ながら午前・午後の二部練習が組まれていることは、「できる限り、選手一人一人を見て、またチームとして合わせる時間を取りたい」(森保一監督)との意図があります。

練習前、選手たちを集めた森保監督は、「チームコンセプトの中で個の力、スペシャルなものを最大限発揮すること」、「今の実力とこれからの可能性を大いに示すこと」を選手たちに強調しました。選出された23名は、松本良一フィジカルコーチのもとでジョギング、ストレッチで身体をほぐすと、緊張した面持ちでトレーニングに臨んでいた表情をアイスブレイクでほぐします。続いてパス&コントロールなどを行い、初日は軽めの内容で調整しました。

男子日本代表としては28年ぶりの代表戦開催となるここ長崎は、森保監督が高校時代までを過ごした場所です。「たくさんの方に支えていただいて、成長してきた街。サッカーをもって、勝利をもって、恩返しにつながるような試合を」と話していました。練習前には、出身校である土井首小、土井首中、南陽小のサッカーチームの子どもたちが寄せ書きとともに激励に訪れ、束の間の交流を楽しんでいました。

キリンチャレンジカップ2019 対U-22ジャマイカ代表戦は、12月28日(土)19:20キックオフ予定です。

監督・選手コメント

SAMURAI BLUE(日本代表)森保一 監督
キリンチャレンジカップ2019のジャマイカ戦で、まずは勝つために集まったチームです。今の実力とこれからの可能性を大いに示してほしいですし、チームコンセプトの中で個を最大限発揮してほしい。そして仲間のため、チームのために走って戦うということ、この点を選手たちに伝えました。1月のAFC U-23選手権タイ2020のメンバー候補になっている選手たちですので、アピールしてほしいです。今回、私の生まれ故郷である長崎で、(長崎県サッカー協会が)代表活動を誘致してくださり、幸せに感じています。また11月の広島、今回の長崎と、平和の祭典であるオリンピックに向けて活動するチームが、世界に二つしかない被爆地で試合をする意義は非常に大きいと思っています。平和都市で試合をすることでサッカーから平和を発信し、平和だからこそ試合ができる、試合が観られることに感謝して、(ファン・サポーターの方と)一緒に時間を過ごせればと願っています。

MF  杉岡大暉 選手(湘南ベルマーレ)
長崎は自然に囲まれていて空気もきれいです。練習にもこうしてお客さんに来ていただいて、サッカーに対する熱も感じます。(11月の)コロンビア戦も見ていましたが、国内の試合でこうして報道陣、お客さんからの注目度が高いのは本当に幸せなこと。そのなかで、結果を残すのは使命だと思います。そのためにしっかりチーム一丸となってやっていきたいです。東京でのオリンピックは、一生に一度あるかないかで、人生をかけて挑むにふさわしい、すごく注目度も高い大会です。自分の価値を上げる意味でもすごく大事な場です。ケガをしているあいだ、何人も同じポジションでプレーしていましたが、競争に勝ちたいと思って見ていましたし、アピールしていきたいです。

FW  前田大然 選手(CSマリティモ/ポルトガル)
広島でのキリンチャレンジカップも、E-1選手権も悔しい思いをしていて、次はそういう思いをしないようにということは共有していますし、しっかり勝ちたいです。1試合しかないので、その1試合で良いパフォーマンスが出せればと思います。(所属リーグの)ポルトガルは身体能力が高く、フィジカル、スピード、と何でもできてしまう選手が多くいます。そのなかでもプレーできているのは自信になります。競争は大事ですが、あまりそのことは考えずに、目の前の一試合一試合を大事にしていければオリンピックにも出られると思いますし、まずは次の試合に出られるように準備をしていきます。

FW  一美和成 選手(京都サンガF.C.)
これまで、同年代選手の代表での活躍を見て悔しさはありましたし、チャンスだと思っています。一番は結果、そして身体を使ったポストプレーなど特長を出すことが大事だと思っています。京都でゴールへの貪欲さはさらに伸ばすことができたと思っているので、活かさないと意味がありません。(U-22日本代表の)チームの色があるなかで、合わせていきたいです。

U-22日本代表 対 U-22ジャマイカ代表
開催日時:2019年12月28日(土) 19:20キックオフ(予定)
会場:長崎/トランスコスモススタジアム長崎
大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー