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3回目となる公認B級コーチ養成講習会JFA女子コース後期を大阪で開催

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2020年01月20日

3回目となる公認B級コーチ養成講習会JFA女子コース後期を大阪で開催

1月6日~11日にかけて、公認B級コーチ養成講習会(JFA女子コース)を大阪で開催しました。なでしこリーグの現役選手や指導者が参加するこのコースは、2018年1月に初めて開催され、1年間に1コースで今回が3回目となります。前期は福島県で2019年7月に開催。参加した13名は約5ヶ月間で「間の学習」を積み、今回の後期に臨みました。

13名が欠けることなく大阪に集合し、初日から講義・実技に積極的に参加。8日の指導実践では荒天で強風のため施設が使用できなくなるアクシデントもありましたが、急遽スケジュールを入れ替えるなどして無事、講習会を終えることができました。2020年シーズンは現役を続ける受講者だけでなく、指導者として活動のステージを変える受講者もいますが、さらなるステップアップを誓い合って講習会を終えました。このB級コーチ(JFA女子コース)はなでしこリーグ現役選手を中心に2020年も1コースを開催予定です。

インストラクターコメント

山路嘉人 氏(ナショナルトレセンコーチ(女子担当)東北チーフ、指導者養成インストラクター/ベガルタ仙台)
なでしこリーグの現役選手や指導者が参加した本講習会は、現役引退後のセカンドキャリアへの準備というだけではなく、B級ライセンスコースを受講することによりサッカーへの理解を促進し、当該選手の競技力のさらなる向上に繋げることを目的としています。
今回の後期をもってB級指導者講習会の全日程が終了しました。前期の7月から約半年が経過しておりましたが、各受講生は「間の学習」を充実させ、指導方法が格段にレベルアップした状態で参加することが出来ました。今回の講義や実技を通して前期で行った内容を積み重ね、サッカー理解を更に深めた様子でした。朝早くから夜遅くまで、指導案作成や指導実践、筆記試験や口答試験の予習をしている姿からは、自分が指導者として成長し女子サッカー界を支えて行こうという熱意と情熱が伝わってきました。受講生からは「現役の時にB級を受講することにより、自分のプレーが整理することが出来た。学んだことをグランド上で発揮していきたい」、「前・後期受講したことにより、さらにサッカー理解が深まった」、「サッカーの奥深さと世界のトレンドや日本女子サッカーの現在地を知ることが出来た」などの意見をいただきました。最後に、補助プレーヤーとして参加いただいたJFAアカデミー堺や大阪の3種・4種クラブチームの指導スタッフの皆様、また大阪体育大学の学生の皆様には大変感謝しております。

受講者コメント

田原のぞみ さん(マイナビベガルタ仙台レディース)*所属は申込時のものです
現役選手でありながらB級を受講するにあたって、いろいろな不安はありましたが、サッカーを様々な角度から見ることができ、もっと学びたいと思いました。現役のうちにB級を受講することで、選手としてとても良い経験になりましたし、視野が広がり、色々な考えを持った仲間とともに学ぶことで、色々な考え方ができるようになった気がします。

仙波優菜 さん(MADEIRA/BRANCO.sv)
前期からこのメンバーでサッカーができ、学べたことはとても有意義な時間となりました。講義内容では、指導者の哲学論が印象的でした。育成年代に関わる上でとても重要な部分であり、言葉1つ1つに深さがあり、感動と納得がありました。

水谷有希 さん(浦和レッズレディース)
「サッカーがうまくなるにはどうするのか」は今までたくさん考えてきましたが、「サッカーを上達させるためにはどうするのか」という問題に対しては考えてこなかったので、知識や方法などたくさんのことを勉強して、サッカーに対して違う視点を学びました。実技はすべてがサッカーにおいて起こり得るテーマだったので、難しいながらも大切なものだったと感じました。受講生の方々とサッカーの様々なことを話し合えたので、とても良い刺激となりました。

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