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選手の“非“日常 ~JFAアカデミー福島男子 スタッフ通信Vol.27

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2020年03月12日

選手の“非“日常 ~JFAアカデミー福島男子 スタッフ通信Vol.27

JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー福島男子のレポートを担当するのは総務の吉野光月さんです。

月1食事会 麦畑

JFAアカデミー福島で男子の総務を担当している吉野光月です。JFAアカデミー福島にきてもう少しで一年が経とうとしています。今回はJFAアカデミー福島の選手たちの生活の非日常の一部を紹介していきたいと思います。選手のピッチでの活動、日常生活に関しては別のアカデミー通信で掲載されているのでそちらをご覧ください。
JFAアカデミー福島では月に一度程度、御殿場高原時之栖内にある、「麦畑」というレストランで食事を取ります。選手の中では麦畑、食事会、お誕生日会など様々な呼び方があり、どの選手も楽しみにしています。普段、選手約90名は寮内で一斉に食事を取ります。食事の時間が全ての選手が揃うこともありとても賑やかで選手にとっても楽しみの時間になっています。寮外で集団で食事をする機会がない中で、レストランでの食事会はとてもいい経験となります。マナーセミナーなどで学んでいる食事のマナーをはじめ、普段の立ち居振る舞いがそのまま顕れることから、アカデミー生としての立ち居振る舞いが求められます。またスタッフも参加することがあり、普段見えない一面を観ることを楽しみにしています。

寮内サッカー観戦

日本代表戦やJリーグ、海外の試合など、様々なサッカーの試合を寮内で観戦することが可能になっています。普段は各自スマホで観戦したり、録画放送を後に観たりすることが大半ですが、寮内にあるプレイルームのうちの一つではDAZNも見ることができます。海外の試合が日本時間の朝5時に始まるときは起床時間を早めて観る選手もいます。また、夜に日本代表の試合がある時は、選手からの要望があればプログラムの学習を別の日に変更して全員で観戦することもあります。
昨年行われたU-17ワールドカップ 2019ブラジル大会ではJFAアカデミー福島所属の三戸舜介選手が出場していたことから、朝早くから選手とスタッフで応援する姿も見られました。
時には各プレイルームでは収まらず、食堂を借りてプロジェクターで大きく映し出し観戦することもあります。どの選手も白熱する試合展開に目が釘付けになり、将来の自分の姿と重ねて観る選手も少なくないと思います。

公式戦試合補助

JFAアカデミー福島のユースチームは高円宮杯U18サッカープリンスリーグ東海に参加しています。2019年度も同大会に参加し、優勝という結果で終えました。試合で戦った選手たちはもちろんですが、ホームの試合の際にはベンチに入れなかったメンバーから、下級生の試合の予定が入っていない選手までJFAアカデミー福島のメンバー全員で戦っています。
試合運営の補助として記録担当、担架担当があります。担当に入らない選手たちはスタンドで応援をしてくれます。普段一緒に生活する先輩たちのプレーを前に、試合の補助をしながらプレー一つ一つで一喜一憂している選手もいます。

終わりに

サッカーをするために覚悟を持って親元を離れてきている選手たちですが、普段は普通の中学生、高校生です。
学校生活との両立でサッカーだけに打ち込むことはなかなか難しいですが、恵まれている環境を自覚し、選手たちがいつの日かフィロソフィーに掲げる人間になれるよう日々サポートしていきたいと思います。

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