ニュース
JFAアカデミー熊本宇城 「決意表明、昨年を振り返って」
2020年10月29日
アカデミー生が通っている中学校では衣替えの季節となり、気づけば今年も残り2ヶ月となりました。そこで選手たちは入校時に掲げた決意や昨年の目標を振り返り、新たな目標を設定しました。
JFAアカデミーでは2021年度入校生を募集しています。
こちらをご確認ください。
【締切】
JFAアカデミー熊本宇城 10月29日 15:00
JFAアカデミー今治 11月11日 15:00 ※GKのみ
※JFAアカデミー福島、堺は締め切りました。
アカデミー生コメント
田鍋宏弥 選手(10期生:中3/DEMAIN SOLEIL福岡)
今年の目標は、プレースピードが上がった時のテクニックを向上すること、いろいろな場面で自分から進んで行動できることです。
サッカー面ではサイドハーフやトップのポジションでプレーするときに、相手DFの背後へ飛び出し、チャンスを多く創り出すことができました。それは味方のボール状況を判断してタイミング良く飛び出すことができたからだと思います。しかし、スペースに抜け出したあと自分のテクニックに課題があり、ゴールを奪うことができませんでした。プレースピードが上がった時にファーストタッチからすぐにシュートを打てること、そしてゴールの四隅に強いシュートを打てることが目標です。
生活面では、洗濯係として自分から仲間に呼びかけをしたり、全員の洗濯が何分後に終わるのか見通しを持っておき迅速に干す作業に取り掛かるようにするなど、責任感を持って行動できたと思います。これからも気配りができるように心がけ、自分から主体的に行動できることが目標です。
サッカー面ではスピードが上がった時のファーストタッチとシュートテクニック、生活面では主体的に行動できることを今年の目標にしました。この目標を達成できるように精一杯頑張ります。
井本海吹 選手(11期生:中2/フォルトゥナ延岡フットボールクラブ)
今年の目標は、シュートの精度を上げ、チャンスの場面でゴールを決められるようになることです。
昨年を振り返ると、シュートを打つための(チャンスを作るための)オフザボールの動きは、少しずつ出来るようになったと感じています。しかし、特に試合の終盤、(体力も精神的にも)きつい時に走れずシュートを決めることができませんでした。自分には、走れるだけの体力がなかったし、ゴールの四隅に蹴ることが出来るテクニックも身についていませんでした。だから自分の課題はシュートの精度と体力向上だと考えました。シュートの精度とは、どんな体勢からでも四隅にシュートを蹴ることが出来ることだと思います。
決定力を上げるには、四隅の狙ったところに強いシュートが打てること、パスを受けてからシュートまでの速さを向上することが必要です。
特に自分は周りの選手と比べて体が小さく、力勝負では負けてしまいますが、誰よりも多く走ることでチャンスに関われる回数を増やしたいと思います。そのためには、きつい場面でもチームが勝つために走れる選手になることを目指します。以上から今年の目標をシュートの決定力を向上することに設定しました。シュート練習では常に四隅を狙って蹴れることを追求し、試合中ではチャンスに関わるためのオフザボールの動きや持久力を身に付けられるようにがんばります。
水田咲哉 選手(12期生:中1/FC雲仙エスティオール)
今年の目標は、自分でしっかり考えて行動し、積極的にチャレンジすることです。
決意表明では、自分の考える自立とは、まず自分で考え、先を予測して行動できることだと発表しました。これをアカデミーの3年間を通して、普段のトレーニングや生活面から意識して取り組もうと考えました。オンザピッチでは、下校して着替えたらすぐにピッチに出て、道具の準備やボールの空気入れを率先して行いました。そうすることでトレーニングが始まるまでの時間を有効に使えると考えたからです。体幹トレーニングやムーブメントプレパレーションの正しいフォームを意識して姿勢や柔軟性、バランス能力を高めることで相手にぶつかっても倒れない強い体を作りたいです。そして自分の課題であるコントロールや非利き足のテクニックの反復練習も行っています。プレーでは攻撃時に味方のパスコースになれなかったことが課題なので、味方のボール状況に応じて自分の近くにいる相手とスペースを観ておき、パスコースになれることが目標です。
オフザピッチでは自分が仲間と遊びたい気持ちを優先してしまい、アカデミー宿舎での生活ルールが守れない時がありました。なぜルールがあるのか、何のために守らなければいけないのかを考えて行動できず、仲間にも迷惑をかけてしまいました。
今年の目標は行動する前に自分でしっかり考えることに設定しました。自分が今どういう行動をするべきかを判断できるようになり、自分が成長するために必要なことは積極的にチャレンジしたいです。