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優勝カップの行方は浦和の初優勝か、日テレの4連覇か 皇后杯 JFA 第42回全日本女子サッカー選手権大会

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2020年12月28日

優勝カップの行方は浦和の初優勝か、日テレの4連覇か 皇后杯 JFA 第42回全日本女子サッカー選手権大会

皇后杯 JFA 第42回全日本女子サッカー選手権大会は12月29日(火)、サンガスタジアム by KYOCERAで浦和レッズレディース(なでしこ1部/埼玉)と日テレ・東京ヴェルディベレーザ(なでしこ1部/東京)による決勝戦を開催します。

浦和は、この決勝戦には過去4回挑みましたが、まだ優勝トロフィーは手にできていません。5回目の挑戦には、なでしこリーグとのダブルクラウンがかかっています。

準決勝のアルビレックス新潟レディース戦(なでしこ1部/新潟)では1-1のタイスコアからPK勝ち。1点差で勝利した準々決勝のジェフユナイテッド市原・千葉レディース(なでしこ1部/千葉)戦に続き、今季見せてきた競り合いでの強さを、ここでも発揮しました。この点について森栄次監督は「決して横綱相撲をとっているつもりはないが、強いて言うなら選手たちが『この時間帯は攻める』『この時間帯は守る』というのが分かってきたのでは」と自己分析します。

最終ラインの一角でありながら、得点力も高い清家貴子選手は「今季は『チームとしての守備』というコンセプトがあって、取られた後に取り返す、シャープな守備を意識している」。今季はリーグ戦18試合、皇后杯4試合を戦い、敗戦は2つだけ。先制した試合は悪くても引き分け止まりで、逆転負けがありません。この決勝戦でも先制点がほしいところです。

日テレに強いキープレーヤーは、なでしこリーグの同カードで3試合連続得点中の高橋はな選手。選手層の厚い浦和だけあって、今大会はここまで先発2試合、ベンチスタート2試合となっています。この決勝戦では、どういった役割を与えられるでしょうか。

対する日テレは、ここまで皇后杯を3連覇中のディフェンディングチャンピオンです。しかも、このファイナルにはめっぽう強く、ただいま9連勝中。決勝戦での敗戦は、2003年度の田崎ペルーレFC戦が最後になっています。ここまで歴代最多の優勝回数(14回)を誇りますが、連覇となると3回が最高。今回はチームとして初の4連覇がかかります(最長連覇記録は清水第八スポーツクラブの7連覇[第2回~第8回])。

準決勝では、マイナビベガルタ仙台レディース(なでしこ1部/宮城)から4得点。準々決勝の小林里歌子選手に続き、準決勝では遠藤純選手がハットトリックを達成しました。リーグ戦では18試合で31点と優勝した浦和(44点)に差をつけられましたが、今大会では4試合で14得点を挙げ、しかも、準々決勝、準決勝となでしこ1部を相手に、大量得点を記録しているのは心強いところです。

今季のリーグ戦では浦和が優勝し、日テレは3位。直接対決は1勝1敗でした。この皇后杯では、3回の決勝戦を含めて、日テレが無敗の7連勝です。優勝を飾った、ここ3大会でも日テレは浦和と顔を合わせ、勝利を収めてきました。日テレにとって、なでしこリーグの連覇を止められた浦和との決勝戦は、願ってもない舞台と言えるかもしれません。

浦和がリーグとの二冠を達成し、前女王に禅譲を迫るか。それとも日テレがタイトルを守り抜くか。女子日本一を懸けた戦いの行方にぜひともご注目ください。

開催期間:2020年11月28日(土)~2020年12月29日(火)
【1回戦】11月28日(土)・29日(日)
【2回戦】12月5日(土)・6日(日)
【3回戦】12月12日(土)・12月13日(日)
【準々決勝】12月19日(土)・12月20日(日)
【準決勝】12月24日(木)

【決勝】12月29日(火)

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