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「自信をもって、悔いのないプレーを」横山凜花選手(福井丸岡ラック)インタビュー JFA 第11回全日本U-15女子フットサル選手権大会

2021年01月06日

「自信をもって、悔いのないプレーを」横山凜花選手(福井丸岡ラック)インタビュー JFA 第11回全日本U-15女子フットサル選手権大会

JFA 第11回全日本U-15女子フットサル選手権大会が1月10日(日)と11日(月・祝)に開催されます。ここでは第6回、第7回大会で連覇を経験した福井丸岡ラックの横山凜花選手に当時の話を聞きました。

オンライン取材日:2020年12月21日

――横山選手は、U-15全日本女子フットサル選手権で2度優勝していますが、この大会に出たのは2回だったのでしょうか?

横山 全国大会には3回、出ているんです。初めてベンチ入りしたのは、小学校6年生の時でした。中3の姉の試合を見に行ったら、監督に「ベンチに入るか」と言われて、ベンチ入りしたんです。そのあと、中1の時は北信越大会で1勝しかできませんでしたが、中2、中3の時は優勝することができました。姉の年代をはじめ、先輩方が良い成績を残していましたし、中学生の冬はU-15フットサル選手権が目標だったので、とても思い入れがあります。

――小学6年生の時に出た大会には、どんな思い出がありますか?

横山 その時はただベンチに座っていただけだったのですが、チームは3連覇が懸かっていたんです。みんながこの大会に向けて頑張っている気持ちが伝わってくるとともに「自分も何年後かにここに出るんだ」と思ったことを覚えています。

――その後、中2、中3の時に連覇をしていますが、勝てた要因は何だったのでしょうか。

横山 自分たちは、ずっと一緒にやってきたのでチームワークが良かったと思います。また、「普段からフットサルをやっている」、「フットサルなら負けない」という気持ちは、ほかのチームより強くあったと思いますし、自信もありました。普段サッカーをやっているチームとの対戦では「ここでシュートを打ってくるんだ」「こんなに体が強いんだ」と驚く一方、フットサルでは当たり前の動きで崩せたり、セットプレーでも点を取れたりしたので、経験が自分たちの強みになっていたと思います。

――今年は横山選手の後輩、福井丸岡ラックU-15も出場します。

横山 中学生の子たちは、私たちの日本女子フットサルリーグの試合の時も、いろいろ手伝ってくれました。大会前になると、一緒に練習をすることもあると思いますが、今度は自分たちが支えてあげたいです。短期決戦ではチーム力、組織力が問われると思いますし、普段、自分たちが感じている決定力の有無というのも、大会で試されるので、経験を積んで成長して今後のキャリアに生かしてほしいですね。

――この大会で、特に対戦して印象に残っている選手はいますか?

横山 同い年で言えば、クラブフィールズ・リンダにいた沖野るせりちゃんですね。今はサッカーをやっていて、ニッパツ横浜FCシーガルズに所属しています。大会前から知っていましたし、フィジカルも強くて、球際は負けませんでしたし、シュートも打っていたので覚えています。

――女子のフットサルには、現状U-18の大会がなく、毎年「今大会で引退する」という子もいます。最後の舞台で自分を出し切れないと後悔が残ると思うのですが、自分のやってきたことを出し切るためのアドバイスはありませんか?

横山 自分を信じることが、絶対に大事です。私はあまり緊張しないタイプなので分からないのですが、緊張する人もいると思います。でも、フットサルはみんなでやるスポーツです。一人がどれだけうまくても、それだけでは勝てません。チームワークが大事になりますし、仲間と自分を信じて戦うことができれば、きっと後悔なく大会を終えられると思います。
 U-18の大会がないというお話ですが、女子フットサルの仲間を増やすためにも、ぜひ全日本U-18女子フットサル選手権大会を開催していただきたいです。

――最後に出場選手たちへ、メッセージをお願いします。

横山 今大会を最後にフットサルをやめる子もいれば、今大会からフットサル人生をスタートさせる子もいると思いますが、全員に自信を持って、悔いのないプレーをしてほしいなと思います。そして、今まで一緒に頑張ってきた仲間と楽しんで、持てる力を精一杯出してほしいです。この大会をきっかけにフットサルの道を選び、今後、日本女子フットサルリーグで一緒に戦えたらと思います。

大会期間:2021/1/10(日)~2021/1/11(月・祝)
大会会場:三重県営サンアリーナ(三重県伊勢市)

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