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大学日本一に輝くのは!?今年度唯一の全国大会『#atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう!』が開幕

2021年01月08日

大学日本一に輝くのは!?今年度唯一の全国大会『#atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう!』が開幕

『#atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう!』が、1月6日(水)に開幕しました。これは新型コロナウイルス感染症の影響で、夏の全国大会『総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント』が中止となったため、夏冬の全国大会をひとつにした、今年度のみの特例の全国大会となります。1月6日と7日には、全国9地域の代表32チームが1回戦を戦いました。

ピックアップマッチ1

阪南大学(関西第2代表) 0-2 法政大学(関東第7代表)

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ともに全国大会で優勝経験のある、東西の雄が1回戦で激突しました。強風の中で行われた阪南大学(関西2)と法政大学(関東7)の対戦は、風上に立った阪南大が積極的に攻撃を仕掛けるスタートとなりました。なかでも阪南大学のキャプテン、右サイドバックの真瀬拓海選手と法政大学の高木友也選手が激しいマッチアップを繰り広げ、互いにチャンスを窺います。しかし、強い風の中、両チームともボールをうまくコントロールできず決定機を作れないまま試合を折り返しました。

エンドが変わった後半、今度は風上に立った法政大学がこの強風をうまく利用します。前線にロングボールを集めてチャンスを作ると、54分に右CKを獲得。田部井涼選手のキックに、飯島陸選手が頭で合わせて法政大学が先制します。追う阪南大学も津野ジュウリオ心選手を中心にゴールを狙いますが、どうしても決めきれません。試合終盤には、前がかりになったところからボールを奪われ、再び法政大学にCKのチャンスを与えてしまいます。キッカーは再び田部井選手。キックは相手GKに弾かれてバーに当たりますが、そのこぼれ球を途中出場の松井蓮之選手が合わせて追加点。終了間際の追加点で勝負を決めた法政大学が2-0で勝利し、2回戦に駒を進めました。

ピックアップマッチ2

明治大学(関東第2代表) 3-1 福山大学(中国第1代表)

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昨年度は総理大臣杯とインカレの両大会で優勝し、全国大会二冠を達成した王者・明治大学。しかし初戦は福山大学(中国1)に苦戦を強いられることとなりました。記録的な強風の中、風下でのスタートとなった明治大学は、なかなか自分たちのリズムを作ることができません。逆に福山大学は、そのすきを突いて10分にCKを獲得。泉勇也選手の蹴り入れたキックは明治大DFがクリアするものの、ボールはそのままゴールへ。福山大学がオウンゴールで先制点を挙げます。福山大学はその後も、風上の優位性を活かして攻撃を仕掛けますが、明治大学の堅固な守備を崩すまでにはいたりませんでした。

すると後半、明治大学が勝負に出ました。ハーフタイムに、持井響太選手と藤原悠汰選手の2人を一気に投入。「攻撃のギアを上げるための選手を入れた」という明治大学・栗田大輔監督の采配が的中します。後半開始早々の48分、ペナルティエリア外でボールをキープした藤原選手が、狙いすましたミドルシュートを放ち、明治大学が同点に追いつきました。その後は、明治大学が激しいプレッシングとスピード感あふれるプレーで福山大学を圧倒。小柏剛選手、持井選手らが両サイドから何度となくチャンスを作りますが、どうしてもゴールネットを揺らすことができません。結局、1-1のまま試合は延長戦に突入します。

福山大学も泉選手や原田啓史選手が存在感を見せますが、押し込まれる時間を減らすことができません。98分には、相手GKのこぼれ球を佐藤凌我選手が頭で押し込み、ついに明治大学が逆転に成功。さらにその3分後には、藤原選手が直接FKを決めてリードを広げます。福山大学も奮闘しましたが、結局3-1で試合終了。王者・明治大学が苦しみながらも、初戦を突破しました。

監督コメント

栗田大輔 監督(明治大学)
1回戦が課題だと思っていたので、厳しい試合になることは予想していました。その中で、0-1を跳ね返して逆転勝利できたのは大きいと思います。前半のサッカーも悪くはなかったのですが、勝ちから逆算したサッカーをしていないと感じました。そこで相手にとって嫌なことを考え、攻撃のギアを上げるための選手をハーフタイムに入れました。藤原選手はこのところ調子がよく、スタメンに使おうかと思っていた選手。2点を決めたことで、練習は嘘をつかないな、と思いました。

選手コメント

長谷川元希 選手(法政大学)
今日の試合で法政大学らしいサッカーができたかというと、個人的には満足していません。僕自身、ボールに触る機会も少なく、流れの中からのシュートも少なかったと思います。ただ、この大会に臨む前にセットプレーの練習を重ねてきたので、セットプレーからの2得点は、準備してきたことが出せたのかな、と思います。2回戦以降は、自分のゴールでチームを勝たせたいという思いはありますが、まずは自分よりチーム。チームのためにプレーしたいと思います。

真瀬拓海 選手(阪南大学)
最後のところで決めきれなかったこと、セットプレーでやられてしまったことに、自分たちの勝負弱さが出てしまったと思います。自分自身、大学生活で一度も関東のチームに勝てなかったのが残念です。ただ、試合の入りはそう悪くなかったですし、みんな堂々と法政大学と対戦できていたと思います。それだけに後半、何度も何度もセットプレーが続いて、やられてしまったのが残念でした。

藤原悠汰 選手(明治大学)
初戦ということもあって難しい試合だったので、勝ててよかった。それに尽きます。1点目は、前半のシュートが少なかったことと、バイタルのゾーンが空いていたので思い切り振り抜こうと思っていたのが点につながりました。2点目は、相手GKが前に出てくる感じがあったので、そこを狙いました。2回戦の対戦相手は、「アミノバイタルカップ」の初戦で敗れた東海大学です。同じ相手に2度負けるわけにはいかないので、今度こそ勝って次に進みたいと思います。

大会概要

大会期間:2021年1月6日(水)~2021年1月23日(土)

大会情報はこちら

全日本大学サッカー連盟公式Twitter(@jufa_soccer)では、当日試合速報を行います。
また、公式 Instagram(jufa_japan)でも大会情報を配信中です。

大会日程、試合結果などは全日本大学サッカー連盟公式サイトをご確認ください。

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