ニュース
JFAアカデミー熊本宇城 「昨年の目標を振り返って」
2021年03月29日
熊本では、桜が満開になり、JFAアカデミー熊本宇城でも新学期に向けた準備が始まっています。4月には13期生を迎えます。そこで、選手たちが入校時に掲げた決意や昨年の目標を振り返り、新たな目標を設定しました。
アカデミー生コメント
栗下心暖明 選手(11期生/中2:鹿児島ユナイテッドFC U-15)
今年の目標は、時間に余裕を持って行動し、サッカーができていることに感謝し続けることです。昨年を振り返ると、今、サッカーをできていることに感謝し、アカデミーや所属チームのスタッフや仲間、そして両親に感謝して過ごすことができました。ですが、自分が使っているものに感謝することができていなかったと思います。その理由は、時間に余裕を持った行動ができず、自分が使っているものを整理したり、服を綺麗に畳んだり、スパイクを手入れする時間を作り出すことができませんでした。そのためにはアカデミー生活の中で登校時間や消灯時間、洗濯や食事に必要な時間を逆算して行動することを心がけたいと思います。今年の目標として、日常生活から時間を作り出し、余裕を持って行動できることで、自分が使っているものにも感謝の行動を示し、サッカーができていることに感謝し続けることに設定しました。これからも日々、感謝することを忘れずに頑張ります。
板井夢天 選手(12期生/中1:IBUKI北九州)
今年の目標は、自分の苦手なことに挑戦することです。昨年を振り返ると、怪我をしないでプレーすることができました。それは、体の痛いところがあればアイシングやストレッチをして自分の体のケアをすることができたからです。しかし、自分の苦手なことには挑戦できていなかったと思います。生活面では、食事や洗濯の準備、ミーティングで集合するときに率先して声掛けをすることができませんでした。声掛けをすることが恥ずかしく、失敗したらどうしようという不安があったからです。何度でも挑戦することで、色々な場面で自信を持って発信できるようにしたいです。サッカー面では、左足を使ってプレーすることやゴールを目指すことに自信が持てず消極的になっていました。守備では体を張って奪いにいくことが怖くて自信がありませんでした。これを自信に変えるためには、失敗を恐れず練習から意識して取り組み、体幹や食事を通して体を強くするための努力も必要だと思います。だから私は、今年の目標を「自分の苦手なことに挑戦する」に設定しました。サッカー面でも生活面でも自分の苦手なことから逃げず、夢や目標に向かって自分がやるべきことを行動することから始めます。そして、自分のことだけでなく、仲間に貢献できるようにしたいです。