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フットサル日本女子代表候補 今年初のトレーニングキャンプを実施

2021年04月26日

フットサル日本女子代表候補 今年初のトレーニングキャンプを実施

フットサル日本女子代表は、4月22日(木)~25日(日)の期間、今年初のトレーニングキャンプを高円宮記念JFA夢フィールドで行いました。
今年予定していたアジアインドアゲームズ、AFC 女子フットサル選手権は、新型コロナウィルスの影響で来年へ延期が決定しています。初日のミーティングで木暮監督は「日本代表選手として選ばれたからには、日本代表アイデンティティを忘れずにみんなから応援される選手、チームになってほしい」と選手に伝えました。2018年に木暮監督体制となってから継続して取り組んできたことを軸に、2022年の来たる大会に向かってさらなる進化を遂げること、そしてその中でも特に「選手個人のレベルをどれだけ上げられるか」をこのトレーニングキャンプの目標としました。
最終日には紅白戦を実施。公式戦さながらの激しさが見られ、今までのトレーニングの成果を発揮する場となりました。木暮監督体制になって初めて実施した3泊4日の国内トレーニングキャンプで選手たちは成果と課題を自チームに持ち帰り、さらなる進化を遂げるべく、それぞれがトレーニングに励みます。

選手コメント

GK 山本楓果 選手(エスポラーダ北海道イルネーヴェ)
まず、このコロナ禍でのトレーニング実施にあたり多くの方々のご理解ご協力があって素晴らしい環境でフットサルができたことに感謝しています。
このメンバーで高強度のトレーニング、競争ができたことは素直に嬉しかったです。
私自身2回目の代表活動で、ワクワクの方が大きかったのですが、今の自分の力がどこまで通用するのかという不安はありました。ゴレイロ3人のサポートがなければ自分らしいプレーが出せなかったと思うので、優しく親身になって接してくれて本当に嬉しかったし、ライバルであり仲間であることの大切さをとても実感しました。それと同時にこれもまた私自身の課題だと感じています。
ゴレイロにとってなによりも大切なのは、諦めない気持ちとやり切るプレーで、それができるかできないかでチームを勢いづけたり、失点を最小限に防げたりすると言われたのが一番印象に残りました。
これは代表活動に限らず、自分のチームでもできることなのでボールに対しての執着心、必死にくらいつく気持ちをもってチームの練習から取り組んでいこうと思います。
今回、とても濃い4日間をこのメンバーで過ごせたことを誇りに思い、今回の反省を今後の活動で生かせるよう、また日本代表の力になれるよう頑張りたいと思います。

FP 勝俣里穂 選手(フウガドールすみだレディース)
素晴らしい環境の中、フットサルに集中することができ、夢のような最高な時間を過ごすことができました。
今回のトレーニング内容は個人戦術について多く触れたので、自分が何を求められているのか、課題が明確になりました。個人がレベルアップすれば日本のレベルアップに繋がるのでチームに戻って、成長できるよう頑張ります。
そして、AFC 女子フットサル選手権、優勝に向けて、常に自分に矢印を向けて日々努力し、最高の準備をしていきたいと思います。

FP 窪田美月 選手(SWHレディース西宮)
まずはコロナ禍の大変な時期に、たくさんの方々のお陰で合宿ができたことに感謝すると共に、素晴らしい環境設備の中でフットサル漬けの3泊4日を過ごす事ができたことにお礼を申し上げます。
毎回のトレーニングでは、学びや発見があり、代表合宿という使命感と緊張感を持ちつつ、とても充実した時間を過ごす事ができました。
最終日は、より強度の高い白熱した紅白戦で締め括ることができました。
この合宿でのマインド、強度、知識を自チームに持ち帰り、日々継続し成長して行くことこそがもっとも重要な役割だと思います。
そしてまたこのエンブレムをつけてプレーできるように頑張り続けます。

FP 山川里佳子 選手(アルコ神戸)
今回の合宿は、選手一人一人が自身の強みや良さをどれだけ出せるかがテーマとなり、コンスタントに代表に呼ばれている選手、久しぶりの選手、初招集の選手、いろいろな選手が集まったということもあり全員が慣れない環境での合宿だった思います。
そんな中でも、全員が全セッション前向きにトレーニングに挑めていたことは非常に良かったことだと思いますし、ステッピングのスキルの部分まで、この時期に学べたことは大きな収穫でした。
個人一人一人が得たものは大きかったと思います。得たものをチームに還元し、日本女子フットサルリーグでそれぞれが切磋琢磨し、未来の日本の為に成長できるようにこれからも頑張りたいと思います。

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