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U-19日本女子代表候補 男子高校生とトレーニングマッチを実施

2021年06月24日

U-19日本女子代表候補 男子高校生とトレーニングマッチを実施

U-19女子代表候補チームは、6月21日(月) よりJヴィレッジでトレーニングキャンプを実施しています。合計4回のトレーニングを実施し、6月23日(水)の聖光学院高等学校(男子)とのトレーニングマッチに向けて攻撃に焦点を当てて積み上げてきました。試合前ミーティングでは、5月のトレーニングキャンプで発表された「アグレッシブに奪う!」というチームコンセプトが池田太監督より選手たちに再度共有され、限られたプレー時間中にチャレンジしてほしいと伝えられました。

トレーニングマッチは、25分を4セットで実施しました。7分には、右サイドから杉澤海星選手のクロスボールがそのまま得点になりました。その直後8分、相手チームが中盤でボールを奪い、右からのクロスに反応し、得点します。また20分にも聖光学院高等学校が、低いクロスボールに合わせ、ゴールを奪いました。

2セット目の19分、左サイドから丹野凜々香選手が中盤の片山由菜選手にパスをつなぎ、岩崎心南選手に落としたボールを岩崎選手がミドルシュートで決め、同点となりました。3セット目は、得点はなく終わりました。最後の4セット目の立ち上がり6分、前線の連係した守備で相手からボールを奪い、山本柚月選手のアシストで、西尾葉音選手がゴールを決めました。その後、ノーゴールにおさえ、試合に勝利しました。

男子高校生相手の強い球際にも負けず、チームとして成功体験で終えることができた、実のある練習試合となりました。チームは、24日(木)に解散予定です。

選手コメント

DF 井上千里 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
コロナ禍の中、多くの方々の支えがあって、素晴らしい環境でサッカーができることに感謝しています。このチームで2回目となるトレーニングマッチを行いました。全体では、アグレッシブにボール、ゴール、勝利を奪うことをコンセプトにプレーしました。結果として勝利を掴むことができ、4試合を通していい雰囲気でプレーすることができました。また個人としては、まだまだ改善しなければいけないこともあったので、コミュニケーションを取りながら改善していきたいと思います。明日が最終日となってしまいましたが、多くのことを吸収していきたいと思います。

DF 杉澤海星 選手(大宮アルディージャVENTUS)
前回から引き続き、コロナ禍のなかU-19代表候補キャンプに参加できたこと、サッカーにより集中できる環境を作っていただけていることに感謝しています。さらに、幼馴染である片山選手とこの場所でまた一緒にプレーできたことが嬉しかったです。練習試合では、フィジカル面での勝負では難しく、距離感や駆け引きの重要性を強く感じました。その中でも3得点に加え、ゴールに向かうシーンや粘り強い守備など次につながるような試合をでき、勝ち切れたことが良かったと思います。今回出た課題を改善し、チームとしても個人としてもレベルアップしていきます。

MF 天野紗 選手(INAC神戸レオンチーナ)
このような状況の中、沢山の方々のご尽力もあり、今回の活動が出来ていることに感謝しています。トレーニングマッチでは、チームコンセプトを再確認した上で、今回のキャンプで積み上げている攻撃の部分で全員が積極的にトライしようと挑みました。ラストパスのずれやファーストタッチの質、ボールの置き所など、少しのずれでチャンスを逃したり、ピンチになることが実際ありました。そこは、個人個人での修正が必要だと思いました。しかしながら、全員がコミュニケーションを取ることで攻撃時の距離感や守備のところで少しずつ試合中に修正できていたと感じました。個人としては、インターセプトやプレスバックでボールを奪うことは出来ましたが、攻撃の部分で広い視野を持つことが課題として残りました。チームとしても、個人としてもしっかりと振り返りをし、これからもっともっとレベルアップしていきたいです。

MF 岩﨑心南 選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
このような状況の中、さまざまの方の協力でU-19の活動をできたことに感謝しています。今日は、U-19女子の活動が始動して2回目のトレーニングマッチでした。前回のトレーニングマッチで出た課題やこのチームの狙っていきたいことなどを3日間でトレーニングしました。試合前にも確認し、試合の中でできたこともありましたが、チームとしても個人としても課題が残る試合でした。そんな中、みんなで男子高校生相手にチャレンジし、勝ち切ることができたことは良かったです。個人、チームで出た課題を改善し、次に繋げていきたいです。

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