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フットサル日本代表候補 FIFAフットサルワールドカップの最終メンバー入りに向けた候補キャンプをスタート
2021年06月29日
フットサル日本代表候補は6月28日(月)より千葉県内でトレーニングキャンプを開始しました。9月にリトアニアで行われるFIFAフットサルワールドカップを控え、Fリーグを中心に19名の選手が集合。現在スペインでプレーしている清水和也選手がシーズンを終えて2020年1月のスペイン遠征ぶりにチーム合流しました。
冒頭のチームミーティングでブルーノ・ガルシア監督は今回の代表候補キャンプはワールドカップの最終14人のメンバーを決める最後の機会という位置付けであること、そしてリトアニアへ入るまでの国内キャンプや海外遠征の計画、そしてワールドカップのマッチスケジュールの全貌を伝え、大会に向けた最終フェーズに入り、気持ちを新たに初日のトレーニングへと移っていきました。
初日はFPとGKで分かれてウォーミングアップを行ってから、代表チーム恒例のスタッフも一緒になって行うレクレーションを実施しました。5月上旬に鹿島で開催したキャンプから2か月弱ぶりの再始動となったチームでしたが、この時間は笑顔が溢れる、雰囲気の良い時間となりました。その後はブルーノ監督が決めた4人組のセットでチーム戦術の落とし込みを中心としたメニューに取り組み、互いの意図をピッチ上で交わしながら精度を磨き上げていきます。そしてトレーニングの最後には紅白戦を行い、一進一退の攻防が繰り広げられ、初日から充実したトレーニングとなりました。
最後のクロージングのミーティングではブルーノ監督より前回の活動からしっかりと積み上げができていることに対して満足感が伝えられました。またキャプテンである吉川智貴選手が「本番まで残り僅かのフットサルワールドカップに向けて各セッションを大事にして、最終日までより良いトレーニングにしていこう」とこの日のトレーニングを締めくくりました。
なお、6月2日に行われたワールドカップの抽選会でフットサル日本代表はスペイン・パラグアイ・アンゴラと同じグループEでグループステージを戦うことが決定しました。
選手コメント
GK 矢澤大夢 選手(バサジィ大分)
短期間で行う代表キャンプは今回で最後。
フットサルワールドカップのメンバーに選ばれる為のアピールの場としてはとても貴重な時間です。
普段のリーグ戦とは全く違う緊張感の中でプレーするので、今はすごく楽しいです。
戦術の細部もこれから合わせていき、チームとして重要な役割を担える様に頑張りたいです。
FP 八木聖人 選手(名古屋オーシャンズ)
まずはじめにこのような社会情勢のなか代表活動が行えることに多くの関係者の方々に感謝申し上げます。
前回の合宿から一ヶ月あきましたが、今回の合宿も今までの取り組みの成果からさらに積み上げていけるようにしていきたいです。ワールドカップまで時間が迫ってきているので、目の前のトレーニングを全力で取り組み、少しでも成長できるように頑張ります。
FP 内田隼太 選手(立川・府中アスレティックFC)
今回この合宿ができることに感謝したいです。チームとしてこれまでの積み上げてきたものを継続しながら、もう一段成長させる時間にしたいと思っています。個人としてもワールドカップメンバーが決まる前の最後の合宿です。これまでやってきたことを全て出し切りたいと思います。
FP 毛利元亮 選手(ペスカドーラ町田)
今回、このような状況の中、沢山の方々の協力があって活動出来きていることにとても感謝しています。
ワールドカップに向けてチームとして高い意識、高いレベルでトレーニングができています。
ワールドカップのメンバーに入るために今自分に出来ることをやり切りたいと思います。
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