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北信越で、ビーチサッカー巡回クリニックを実施
2021年07月06日
7月3日(土)・4日(日)に、福井県坂井市の三國サンセットビーチで行われた全日本ビーチサッカー選手権北信越予選会場にて、ビーチサッカー巡回クリニックを実施しました。新型コロナウイルスの影響もあり、2019年より実施出来ていなかったため、2年ぶりの実施となりました。
初心者の中学生や女子の選手を含め、約30名が参加しました。ビーチサッカー日本代表田畑輝樹コーチ、赤熊卓弥選手のレクチャーのもと、ビーチサッカーの基本からオーバーヘッドなどのアクロバティックなシュートにもチャレンジし、最初は恥ずかしがっていた参加者たちもどんどん積極的になり、最後の試合では果敢にオーバーヘッドに挑戦する選手が多く見られました。
大会終了後には、大会参加チームの選手たちを対象にしたクリニックを開催しました。
田畑コーチからは、「試合を見ていて、ここでミスをして欲しくないというところでミスが出てしまっているところがあったので、今回のトレーニングで少し取り組んでみましょう」と、ボールコントロールのトレーニングや、数的有利でのボール回しについて取り組みました。経験者の選手たちも真剣な表情で、時折質問もしながら参加し、充実した内容となりました。
講師コメント
田畑輝樹 コーチ(ビーチサッカー日本代表)
今回はビーチサッカーを初めて経験する中学生にはビーチ上での走り方やボールの扱いなど、ビーチサッカーをやる上で必要な基本技術を中心にクリニックを行い、最後はゲームで締めくくりました。ゲームでは特別ルールを設け『攻撃側はゴール前では手を使いオーバーヘッドあり』にしました。ビーチサッカーの魅力の1つでもあるオーバーヘッド、特別ルールを使いどんどんチャレンジしてくれました。クリニック終了後、多くの選手からとてもキツかったけど、楽しかった、またビーチサッカーをやりたいとの発言があり、とても嬉しく思いました。
中学生のクリニック後は大会に参加しているチームへ強化クリニックを行いました。試合を観て必要な事をアドバイスし、各チームが持ち帰って練習できるようなメニューを行い、チーム強化に繋がる今までにないクリニックになったと思います。
今後とも普及と強化を継続して行けたらと思います。最後に北信越サッカー協会、福井県サッカー協会の方々、大会関係者の方々、2日間ありがとうございました。
選手コメント
赤熊卓弥 選手(ラソアペーゴ北九州)
ビーチサッカーの巡回クリニックはこれまで定期的に行われていましたが、僕自身は初めての参加ですごく楽しみにしていました。また福井県も行った事がなく、どんな会場なのかなと思っていましたが、黒土で気持ちのいいサンセットビーチでした。
クリニックは北信越の全国予選の合間に中学生を対象に、そして大会後に参加チームの方々へ行いました。中学生には走る事からスコップ、オーバーヘッドなどビーチサッカーならではの技術のクリニックを行いましたが、オーバーヘッドにすごく積極的で、徐々にできるようになると嬉しそうに喜んでいる姿がすごく印象的でした。
クリニックが終わった後もオーバーヘッドがやりたい!楽しかった!と言ってもらえて良かったです。
参加チームのみなさんへのクリニックは、基礎的な練習を行った後に、若い選手から個人的にピヴォのアドバイスを聞かれ、少しでも僕の経験が伝えられていければと思いながら答えました。
今まで経験のない子たちがビーチサッカーを楽しいと言ってくれたり、経験のある選手たちの強化に繋がるこのような活動を今後も継続して、普及と強化に僕自身も携われたらと思いました。
最後になりましたが、クリニックを開催するためにご尽力いただいた関係者の方々、ご参加いただいた中学生や女子選手、大会参加チームのみなさん2日間ありがとうございました。
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