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ビーチサッカー日本代表候補合宿、トレーニングマッチで合宿を締めくくる
2021年07月12日
ビーチサッカー日本代表候補は、7月10日(土)午後と11日(日)午前中にトレーニングマッチを実施しました。
対戦相手として、全国の各リーグに所属する選手にお声掛けし、ご協力いただきました。
合宿期間中は雨の中でのトレーニングが多かったものの、トレーニングマッチのタイミングでは太陽も出て非常に蒸し暑い状況での実施となりました。
選手たちは、合宿の疲労も出てくる中での苦しい環境でしたが、茂怜羅オズ監督から「厳しい状況でワールドカップも戦う。ワールドカップの3ピリオドをイメージして最後まで走り抜こう」と声をかけて試合に挑みました。
10日の試合では、シュートシーンも多く作り出すことができ、前回の合宿から意識していたシュート数に改善が見られました。ピヴォ以外にもアラの積極的なゴールの意識は茂怜羅オズ監督が求めるものであり、選手たちはしっかりアピールしていました。
守備面でも寄せのスピードが相手を上回り、簡単にオーバーヘッドにいかせないようしっかりと体をつけられる距離まで行けたことで危険な場面を作らせないように出来ていました。
11日、前日とは数名の入れ替えがあったものの最終日のトレーニングマッチも選抜メンバー方に協力頂き、試合を実施しました。
前日同様に主導権は握れているものの相手ゴールキーパーの活躍もあり、なかなかゴールに結びつかない状況が続きました。繰り返し練習してきたスローインやコーナーキックからのパターンは発揮できたもののゴールポストなどに阻まれるなど、得点に繋がらない状況でしたが、ボールをしっかりと保持し、選手全体が攻守にハードワークすることを徹底できたことで、相手のファールを誘いPKやFKで得点しました。
練習の成果が見られる一方でまだまだ精度をあげなければいけないところも見えました。
FIFAビーチサッカーワールドカップ ロシア2021まで、残り1回の合宿で更にチーム力をアップしていくことになります。
選手コメント
小川大輔 選手(レーヴェ横浜)
今回高円宮記念JFA夢フィールドピッチカリオカで行われた日本代表候補合宿でプレー出来たこと大変光栄に思います。このピッチカリオカの竣工に携わってくださった全ての皆様に感謝しかありません。ありがとうございます。
1ヶ月後に行われるワールドカップの組み合わせも決まり、チームとしてもとても高いモチベーションで合宿を行うことができました。個人としては7ヶ月ぶりの合宿となりましたが初めて参加した前回よりもオズ監督、田畑コーチが自分に要求している役割を明確に理解しプレー出来たと思います。
目指すところは世界一とはっきりしているのでそこに向かいひたすら突き進みたいと思います。
赤熊卓弥 選手(ラソアペーゴ北九州)
高円宮記念JFA夢フィールドピッチカリオカが完成し最高の環境で合宿を行う事ができました。
まずは今まで日本ビーチサッカーを支えて下さっていた方々、ビーチサッカーへの理解とそしてたくさんの協力のおかげで素晴らしいピッチを作っていただけた事にすごく感謝しています。
その想いに、ビーチサッカーでの結果と1つ1つの行動で恩返しをしていければと思っています。
今回の合宿中にワールドカップの組み合わせも決まり、練習では戦術の細かな所の修正やセットプレーの確認など大会に向けて良い練習ができました。
ワールドカップ優勝に向けて、まずは初戦のパラグアイ戦へ1人1人が良い準備をしていきます。
素晴らしい環境で充実したトレーニングができました。ありがとうございました。
見山龍之介 選手(東京ヴェルディBS)
高円宮記念JFA夢フィールドピッチカリオカが完成し、素晴らしい環境でトレーニングに臨むことが出来ました。このような素晴らしい環境を実現してくださった関係者の皆様に感謝いたします。ただ感謝を述べるだけでなく、ワールドカップで結果を出すことで、ピッチカリオカの完成に携わった全ての方々達の想いに報いなければならないと思っています。
ワールドカップの組み合わせが決まり、より具体的なイメージを持って練習に取り組みやすくなりました。今回の合宿はひとまず終わりましたが、チームに戻っても、世界を意識したトレーニングを積んで、最高の準備ができるように、頑張りたいと思います。