ニュース
U-15日本女子代表 優勝で大会を終える~HiFA 平和祈念 2021 Balcom BMW CUP 広島女子サッカーフェスタ~
2021年08月12日
8月11日(水)、HiFA 平和祈念 2021 Balcom BMW CUP 広島女子サッカーフェスタは最終節を迎えました。
U-15日本女子代表は優勝のタイトルに向けて、この最終戦に全力で臨みました。U-15広島県選抜を相手に、選手たちは前半から攻守にアグレッシブな姿勢を見せ、前半4分に藤原凛音選手が先制ゴールを奪います。猛攻をしかけるなかで、前へのアグレッシブな姿勢が攻守のバランスを崩す場面もありましたが、4-0で前半を終えます。ハーフタイムには、金野監督から選手たちに修正ポイントが伝えられました。後半、前半の課題を修正したチームは、勢いを落とすことなく得点を重ね、11-2で最終戦を勝利で飾りました。2勝1分けで大会に優勝した選手たちは、結果はもちろん、ピッチ内外で多くの学びを得て、U-15日本女子代表の今回の活動を終えました。
フィジカルコーチ・選手コメント
大塚慶輔 フィジカルコーチ
厳しい暑さが残る中、広島での平和祈念大会を無事に3戦終えることができました。まずは新型コロナウイルス感染拡大の中、大会運営に関わった皆様には多大なる配慮をいただきました、心より感謝いたします。
U-15世代にとっては、昨年より多くの活動が制限される中での初の大会、何より真夏の暑熱環境下での連戦ということもあり、今大会では暑熱対策と素早いリカバリーの実践に取り組みました。レクチャーで知識を得た上で、練習後のアイスバスや交替浴、疲労回復のためのエクササイズなど自ら実践しその効果を自分の身体で体感しました。また、GPSを利用したパフォーマンス評価をもとに食事と捕食の内容や量などにも注意を払って取り組みました。大会の優勝とベストパフォーマンスの維持、という目的のために選手自らが積極的に取り組むことで自律を促し、自チームに戻ってもしっかりと継続してくれることを期待しております。
DF #2 太田美月 選手(NGUラブリッジ名古屋スターチス)
まずは第3戦で勝利し、優勝することができてよかったです。チームとしては、スローガンであるハードワークを前回の試合よりも意識し、取り組むことができました。また、オンだけでなくオフでもチームのために何ができるか一人ひとりが考え、行動できたことが良い結果につながったと思います。個人としては、得意とするヘディングでハットトリックという結果を残すことができて嬉しいです。全て、良いボールが入ってきて私は頭に当てるだけだったのでアシストしてくれた仲間に感謝したいです。今回、自分のロングキックが通用すること、1対1の対応や奪った後のボールなどの課題を改めて知ることができました。今の自分に満足せず、さらに高みを目指して日々の練習を頑張っていきたいです。コロナの状況のなか、素晴らしい環境でサッカーができ、感謝の気持ちでいっぱいです。8日間ありがとうございました。
FW #10 板村真央 選手(AICシーガル広島レディース)
まず、コロナ禍でこのような活動に参加させていただき感謝しています。今回の活動は広島県での平和祈念大会ということで、9日には平和公園に行き、平和について学び、考えることができました。私はこの活動で、自分の強みを出して点を取ること、たくさんのことを学んで自分のものにすること、チームで勝つことを目標に取り組みました。第一戦では思ったようなプレーができなかったのですが、何がダメだったのかを分析し、第二戦では少しずつ背後への抜け出しやシュートを決めることができました。そして第三戦では、チームの目標である「ハードワーク」をみんなで意識しました。私は後半途中からピッチに入り、得点に絡むことができました。今回、三試合を戦って出た課題をチームに戻ってからも取り組み、成長していきたいと思います。最後に、今回の活動・大会に関わってくださった方々に本当に感謝したいです。
HiFA 平和祈念 2021 Balcom BMW CUP 広島女子サッカーフェスタ
日程:2021年8月8日(日)~8月11日(水)
会場:広島/エディオンスタジアム広島