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JFAとJIFFが協働し、9地域障がい者サッカー連携会議を順次開催 スポーツ庁委託事業「障害者スポーツ推進プロジェクト」として3年連続

2021年08月20日

JFAとJIFFが協働し、9地域障がい者サッカー連携会議を順次開催 スポーツ庁委託事業「障害者スポーツ推進プロジェクト」として3年連続

日本サッカー協会(JFA)と日本障がい者サッカー連盟(JIFF)は、2021年8月16日(月)より順次「9地域障がい者サッカー連携会議(以下、地域連携会議)」を開催しています。JFAとJIFFが協働して開催するのは2019年度から3回目で、新型コロナウイルス感染症対策のため昨年に続きオンラインで開催します。また、地域または都道府県主導での連携活動をさらに促すため、今回は実施形態を発展させ実施します。
地域連携会議は、障がいの有無にかかわらず「誰もが、いつでも、どこでも」サッカーを楽しめる環境づくりを推進するため、地域における障害者サッカー団体と47都道府県サッカー協会(47FA)、Jクラブ、Jリーグ百年構想クラブによる協力体制を整備するものです。JFAが47FAと行ってきた会議をさらに拡大して実施した2019年度の同会議では、それぞれの関係者が初めて顔を合わせ、連携の強化と情報共有を行うことができました。2020年度は、地域ごとに「連携の活用」と「活動創出の場」に向けて具体的なディスカッションを進めることができました。2021年度は、地域または都道府県主導での連携活動が充実するよう、これまでの9地域ごとの会議開催を推進するほか課題別ワークショップ等を実施し、さらなる連携と課題解決に向けた会議を実施します。
なお、本会議はJIFFが受託する2021年度 スポーツ庁委託事業「障害者スポーツ推進プロジェクト(地域の課題に対応した障害者スポーツの実施環境の整備事業)」として実施します。

2021年度9地域障がい者サッカー連携会議 概要

全体目標

各団体が連携し、障がいがあっても日常的にサッカーを楽しめる環境をつくる

実施方向性

・都道府県サッカー協会(地域が主体の場合は地域サッカー協会)を中心に各都道府県または地域内での会議を実施し、各団体の連携した活動を計画、さらに可能であれば実行していく。
・その活動の共有の場として2022年1月に報告会を実施する。
・並行して、障がい者サッカー活動における課題の解決に向け「課題別ワークショップ」を実施し、地域を超えてナレッジを共有していく。

実施事業

①全体会(2021年8月/全国から参加)
2020年度の地域連携会議の報告および今年度の開催概要の説明を行う。
②課題別ワークショップ(2021年9~11月予定/希望者のみ参加)
類型化した課題の解決を目指しナレッジを共有する。3~4回を予定。
③報告会(2022年1月予定)
都道府県(地域が主体の場合は地域)ごとに、連携した活動の実績または次年度へ向けた計画を報告する。4~5回に分けて実施予定。

スケジュール

参加対象者

地域サッカー協会、都道府県サッカー協会
障がい者サッカー7競技団体*、障がい者サッカークラブ
Jリーグクラブ、Jリーグ百年構想クラブ
その他障がい者サッカーに関係のある団体
JFA、JIFF

*=日本アンプティサッカー協会、日本CPサッカー協会、日本ソーシャルフットボール協会、日本知的障がい者サッカー連盟、日本電動車椅子サッカー協会、日本ブラインドサッカー協会、日本ろう者サッカー協会

実施内容

1.全体会(オンライン開催)

内容:
【第1部】
①2020年度の報告
②2021年度の活動方針(各地域への依頼事項、課題別ワークショップの開催、報告会の開催について等)
【第2部】
〈任意参加〉勉強会(障がいや障がい者サッカーの基本的知識)
日程:以下の4日程のうちいずれか1日程に参加。
2021年8月16日(月) 第1部 18:30~19:00/第2部 19:00~20:30
2021年8月19日(木) 第1部 18:30~19:00/第2部 19:00~20:30
2021年8月23日(月) 第1部 18:30~19:00/第2部 19:00~20:30
2021年8月26日(木) 第1部 18:30~19:00/第2部 19:00~20:30
参加者:参加対象者全員

2.課題別ワークショップ(オンライン開催)

内容:各課題(テーマ)における好事例の発表とディスカッション
障がい当事者が当該障がい種別のサッカーチームへの参加、一般のチームへの参加、日常で気軽にサッカーを楽しめる環境づくりを推進するためのテーマを設定。
テーマ例:
①インクルーシブな場づくり
→障がい者の一般のチームへの参加促進(指導者向け講習会含む)など
②新規障がい者サッカーチームづくり
→障がい者サッカーチーム立ち上げの仕組み、好事例
③障がい者サッカーを推進する組織・体制づくり
→障がい者サッカー地域団体設立や、FA内での体制づくりなど
④その他
日程:2021年9~11月に3~4回実施予定(詳細と日程は後日発表)
参加者:参加対象者のうち、課題(テーマ)に応じて希望する都道府県の関係者

3.報告会(オンライン開催)

内容:都道府県(地域が主体の場合は地域)ごとに、2021年度の実施実績や、2022年度および今後へ向けた計画等を報告を実施。
日程:2022年1月に5日程に分かれて開催。(日程は後日発表)
参加者:参加対象者のうち、発表する地域の関係者および各発表の視聴を希望する方

2019年度・2020年度実績

これまでの9地域障がい者サッカー連携会議について

過去2年間開催してきた地域連携会議は、JFA、JIFF、障がい者サッカー7競技団体のほか、地域における障がい者サッカー団体と都道府県サッカー協会・Jリーグクラブ・Jリーグ百年構想クラブ等が参加するもので、全国9地域(北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国、四国、九州)で実施し、2020年度は440名(2019年度より100名増)が参加いたしました。また、地域ごとの障がい者サッカー活動および関係団体同士の連携状況の把握、地域特性および課題の類型化をすることができました。

2020年度 成果報告書(スポーツ庁HP公開)

概要:
https://www.mext.go.jp/sports/content/20210430-spt_kensport01-000014680_17_1.pdf
本文:
https://www.mext.go.jp/sports/content/20210430-spt_kensport01-000014680_17_2.pdf

【参加者】全国 延べ440名
【参加者内訳】

【会議の様子】

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