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G大阪は失点直後に追いつきドローに持ち込む 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2021第4節

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2021年10月25日

G大阪は失点直後に追いつきドローに持ち込む 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2021第4節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2021 WESTは10月23日(土)、延期となっていた3試合が開催され、OFA万博フットボールセンターグラウンドBではガンバ大阪ユース(大阪)と京都サンガF.C. U-18(京都)による第4節が行われました。

ピックアップマッチ

ガンバ大阪ユース 1-1(前半0-0、後半1-1)京都サンガF.C. U-18

前半の序盤は、京都が「とても良いかたちでプレッシャーをかけにいけた」(志垣良監督)こともあり、落ち着いたビルドアップでペースを握りました。一方のG大阪は、森下仁志監督に代わってこの試合の指揮を執る明神智和コーチが「相手のプレスに慣れるのに少し時間がかかったが、慌てることなく徐々にボールを持てるようになった」と振り返るように、次第に相手ゴールに迫る回数を増やしていきます。両チームともシュートチャンスをつくりながらも、互いの集中力の高い守備を前に得点を奪うことができず、0-0のまま折り返しました。

拮抗した中で先手を取ったのは京都でした。「今季継続してきた、幅を使いながらサイドから攻撃していくこと」(志垣監督)で、64分にMF中野紘太郎選手(#14)が右サイドから中央に入れたパスにMF熊谷空大選手(#12)がダイレクトで右足を合わせ、狙い通りに先制点を奪いました。

しかし、その直後の65分、G大阪はMF浅野直希選手(#7)からのボールを受けたFW南野遥海選手(#18)が落ち着いて左足でゴールに収め、瞬く間にゲームを振り出しに戻しました。

その後も互いに一歩も譲らない激しい攻防が繰り広げられましたが、スコアは動かないまま1-1で試合終了。勝点1を分け合う結果となりました。

監督・選手コメント

明神智和 コーチ(ガンバ大阪ユース)
どの試合でも勝利を目指している以上、「勝点1しか取れなかった」と捉えていますし、正直なところ悔しいです。選手たちは今週も意識を高く持ってトレーニングに取り組んでくれていて、それをしっかりと試合でも出してくれました。試合前にも「1点を奪われてもそこで落ち込む必要はない」という話をしていましたが、実際に先制点を奪われた後すぐに点を取り返すことができたのは、選手たちがたくましく戦ってくれたことの証だと感じています。

MF #7 浅野直希 選手(ガンバ大阪ユース)
シュートチャンスも多くつくれていたのに決め切ることができず、「勝点をとりこぼした」というのが率直な感想です。(今シーズン初黒星を喫した7月の)鳥栖戦で敗れて悔しさを味わった後、みんなが自分の考えをしっかり声に出すようになり、意識も変わりました。勝点1の結果に満足している人は、チーム内に誰一人いません。どの試合の相手も強いですが、次は勝点3を。心強い2トップを生かしながら、今日シュートを外してしまった自分も得点できるようにし、チームの決定力をさらに高めていきます。

志垣良 監督(京都サンガF.C. U-18)
3試合連続で先制点を奪いながらも引き分けという結果になりました。自分たちが目指す姿を体現するためにも、先制しても守りに入らず、もう一度攻撃の意識を持って追加点を奪えるよう、ゴール前での質をさらに高めなければいけません。チームとしてはポジティブな雰囲気でやれていて、今日の試合でも試合中に選手たちからネガディブな発言は聞こえてきませんでした。前向きな姿勢で戦っていることこそが成長につながっていると感じています。

MF #8 山嵜陽 選手(京都サンガF.C. U-18)
日々の練習ではみんなで声を出しながら、「ビルドアップから自信を持ってやっていこう」と取り組んでいますが、最近の試合では自信を持ってボールをつなげる場面が増えてきていると感じています。先週と同じく先制することはできましたが、すぐに追いつかれてしまいました。試合をどのように運ぶかが今後の重要な課題です。引き分けが3戦続きましたが、次の試合では自分たちが必ず勝つんだという気持ちをより一層強く持ち、今度こそ全員で勝点3を掴みにいきます。

その他の試合結果

サンフレッチェ広島F.Cユース 1-0(前半0-0、後半1-0)ヴィッセル神戸U-18
セレッソ大阪U-18 2-1(前半2-0、後半0-1)ジュビロ磐田U-18

第10節を戦ったサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)はMF高柳英二郎選手(#9)が87分にゴールを奪い、1-0でヴィッセル神戸U-18(兵庫)に勝利。首位の広島は、勝点を24に積み上げました。セレッソ大阪U-18(大阪)とジュビロ磐田U-18(静岡)による第8節は、C大阪がFW小河詩朋選手(#20)とMF北野颯太選手(#10)の得点で2点をリードして試合を折り返します。対する磐田は、64分にDF松田和輝選手(#15)が1点を返すも、追いつくことができず。C大阪が今季2勝目を手にしました。

大会期間:2021年4月3日(土)~2021年12月5日(日)

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