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大分が磐田に意地の勝利 天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会

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2021年10月28日

大分が磐田に意地の勝利 天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会

J1の大分トリニータがJ2ジュビロ磐田を相手に意地を示し、クラブ史上初の4強へ駒を進めました。1得点、1アシストと活躍したベテランの長沢駿選手は「喜ばしいこと。まだ次がある。頂点を目指したい」と充実した表情で話しました。

大分は前半、ボールを保持しながらも決定機をつくれずにシュート0本に終わりました。攻撃を活性化させたのは、後半開始から投入された藤本一輝選手。5分、中盤でのボール奪取からドリブルで持ち上がり、チーム初シュートを放って勢いをもたらしました。

徐々にリズムが生まれると、先制点は後半20分でした。野村直輝選手が蹴った右CKに長沢選手がニアサイドに走り込み、頭でそらしてゴールネットを揺らしました。その後、磐田に攻め込まれる時間帯もありましたが、GK高木駿選手を中心に守ると、勝負を決める2点目はアディショナルタイム。長沢選手のアウトサイドにかけた絶妙のスルーパスから藤本選手が抜けだし、右足で決めました。

J2降格圏に低迷しているリーグ戦につなげたい勝利ともなり、片野坂知宏監督は「残留争いをする中で、勝って次につなげたかった。何とかベスト4に勝ち進むことができてうれしい」と表情を緩めました。

準決勝の相手は大会2連覇を狙い、J1でも2連覇を目前にしている王者の川崎フロンターレ。片野坂監督は「ここまできたら、どこが相手でも強い。チャレンジャーとして高みを目指していきたい」と言葉に力を込めました。

監督・コーチ・選手コメント

片野坂知宏 監督(大分トリニータ)
前半はどちらもリスクを負わず停滞する時間もありました。トランジションが重要になるとハーフタイムに伝えて後半は意識してプレーしてくれました。全体的に難しいゲームになることは想定内でしたが、セットプレーからの先制点が勝敗を分けたと思います。しっかりと集中を切らさずやってくれたことでベスト4を勝ち取れたので、これをリーグ戦につなげていきたいです。

長沢駿 選手(大分トリニータ)
前半は少し安全なプレーが続いていましたが、後半は前にプレーする回数が増えたことが良かったです。勝つことができて非常に良かった。リーグ戦ではなかなか点が取れず、難しい時間が続いていましたが、大事な試合で点を取れたことは自信になります。これを機にゴールを重ねてチームにとってもプラスになるようにやっていきたいと思います。

服部年宏 ヘッドコーチ(ジュビロ磐田) ※鈴木政一監督の体調不良により暫定的に指揮
自分たちのやりたい守備はある程度できました。ただ、セットプレーとカウンターから失点したところはまだまだ足りません。攻撃でもボールを握りながらサイドを突破したかった。ただ選手は全力でやってくれました。チームとして個人として、できたところとできなかったところは見えたので、残りのシーズンで見つめ直してやっていきたいと思います。

今野泰幸 選手(ジュビロ磐田)
しっかりと相手の対策をして立ち上がりは狙い通りにできました。ただ攻撃はボールを奪った後に速い攻撃ばかりになってしまい、もう少し遅攻できれば良かったのですが、なかなかリズムを変えることができませんでした。急造チームという難しさもありましたが、粘り強く戦って勝ちにいくトライはできました。悔しさが残ったので、これをリーグ戦につなげていきたいです。

【1回戦】5月22日(土)、23日(日)[予備日:5月24日(月)]
【2回戦】6月9日(水)、16日(水)
【3回戦】7月7日(水)[予備日:7月14日(水)]
【ラウンド16(4回戦)】8月18日(水)[予備日:10月13日(水)]
【準々決勝】10月27日(水)[予備日:11月17日(水)]

【準決勝】2021年12月12日(日)
【決勝】2021年12月19日(日)

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