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6試合中3試合が1-1のドロー。終盤戦に向けますます混戦に【Fリーグ2021-2022 ディビジョン1 第13節】
2021年11月16日
11月13日(土)、14日(日)の2日間、Fリーグ2021-2022 ディビジョン1の6試合が行われました。
前節大敗を喫したバルドラール浦安は、ホームに立川・府中アスレティックFCを迎えました。立川・府中も前節逆転負けをしており、どちらにとっても勝たなくてはならない一戦は拮抗した展開となりました。両者とも序盤から積極的にゴールを狙うと4分、内田隼太選手が起点となり、上村充哉選手と新井裕生選手の連係から上村選手がゴールを決め立川・府中が先制に成功します。その後も追加点を狙う立川・府中に対し、浦安も集中した守備を見せ0対1で第1ピリオドを折り返しました。第2ピリオドでは一転、浦安が攻撃のペースをつかみ、30分にはディドゥダ選手が浮き球を競り勝ち、東出脩椰選手、ガリンシャ選手のワンツーから東出選手が同点ゴールを奪います。その後も浦安は攻撃の手を緩めず立川・府中のシュートをわずか4本に抑えますが、追加点を奪うことができずに試合終了。勝ち点を分ける結果となりました。
シュライカー大阪とY.S.C.C.横浜の一戦では2分にホームの大阪が先制しますが、追加点を奪えないまま終了間際に横浜に同点を許し1対1で試合終了。ここまで10戦で9勝1敗と好調の名古屋オーシャンズはフウガドールすみだをホームに迎え、すみだの倍以上のシュートを放ちながら決めきることができずに1対1で勝ち点を分ける結果となっています。
監督コメント
小宮山友祐 監督(バルドラール浦安)
前節の大敗で足りなかった部分を見返した時に、一番は球際で戦えなかったところでした。それは自分たちの強みでもあるし、守備から構築していくチームと掲げている中でそこが足りなかったことは大きな反省点でした。激しく向かっていかなければ負けてしまうので、今節では激しく球際で競り、多少ファウルを取られることがあったとしてもアグレッシブにいこうと話しました。第1ピリオドで5ファウルになり、第2ピリオドでもファウル数がかさみましたが、今までの浦安に足りなかった相手に対する脅威、戦う姿勢が出せた試合だったと思います。チャンスも多く作れましたが、セットプレーも含めて後は決めきるだけです。第2ピリオドではほとんど攻められていませんし、あとはこちらがもう1点を取れるかどうかでした。パワープレーをするかも迷いましたが、ガリンシャ起点の3-1のセットでも、長坂起点の4-0のセットでもチャンスを作れていたので、あと1点であれば取れるのではないかと考え選手たちを信じて攻撃を続けました。その1点が取れなかったのは、率直に悔しさがあります。
比嘉リカルド 監督(立川・府中アスレティックFC)
いい入りをして先制を取り、守備もよかったので、2点目、3点目を取れなかったことはもったいないと思っています。第2ピリオドでは相手のペースになり長い時間守ることになりましたが、簡単に崩されることはありませんでした。ただ、失点の仕方は本当にもったいない形でした。前節のペスカドーラ町田戦と同様、よくない形で失点をし、いい試合をしても勝ち切れない点は、チームとしてバランスを取らないといけないと思っています。悪い流れや雰囲気を断たないと勝てませんし、流れが悪いからと相手にチャンスを与えることがなくなればああいった失点もなくなると思います。気持ちの面をもう少し強くしていかないと、勝ち点を得ることは難しいと思っています。
Fリーグ2021-2022 ディビジョン1
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