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ゴールキーパーA級コーチ養成講習会 第4回集合研修(オンライン)を開催
2021年12月03日
日本サッカー協会(JFA)は11月29日(月)と30日(火)、ゴールキーパーA級コーチ養成講習会の第4回集合研修をオンラインで開催しました。当初は対面形式での開催を計画していましたが、昨今のコロナ禍の状況に鑑み、第1回、第2回、第3回の集合研修と同様にオンラインで2回に分けて開催することになりました。
初日の講習会は、第3回集合研修(オンライン)を振り返るグループディスカッションから始まりました。次に、3~4人の受講生グループで取り組んだ課題を発表しました。課題の内容は、グループの1名をゲストスピーカーとして、所属クラブの活動(ゲーム、分析、プランニング、トレーニング&コーチング)を紹介し、ディスカッションをするというものです。発表後に他のグループから質問や意見が出て、知見を広めることができました。その後、受講生による「なでしこジャパンの東京オリンピック活動報告」について発表し、質疑応答では活発な議論がなされ、充実した時間となりました。
2日目の講習会では、前日と同様に初日の振り返りのグループディスカッションから始まり、次にJリーグのセットプレーの映像をグループに分かれて分析し、発表しました。また、前回の第3回集合研修に引き続き、ゲストスピーカーとしてピリオダイゼーション理論を確立したレイモンド・フェルハイエン氏に登壇頂き、GKのフィットネスについて講義を行いました。前回の講義について受講生が自身に落とし込んだ中で新たに出てきた質問について回答頂き、よりGKのフィットネスについて理解が深まりました。講義については脳の働きについても言及され、より深い内容になり、今後の活動に活かせる内容となりました。
多くの方にGKプロジェクトをご理解いただくため、下記にQ&Aコーナーを設けました。ご質問のある方は以下フォームよりご入力ください。
https://forms.gle/JUgs6n9NyErTpjTB7
受講者コメント
轟奈都子 さん(タイ女子代表・U-20女子代表GKコーチ)
振り返りの重要性や、GKコーチが監督と自信を持って議論することの重要性、結果やメディアとの向き合い方など、今回のミーティングでも非常に多くのことを学ばせていただきました。自分自身が勉強し、サッカーやGKの理解をさらに深めることが必要だと改めて感じました。今回の学びを今後の取り組みに活かしていきたいと思います。