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白方主将のハットトリックの活躍でしながわシティがリーグ優勝を決める【Fリーグ2021-2022 ディビジョン2】

2021年12月08日

白方主将のハットトリックの活躍でしながわシティがリーグ優勝を決める【Fリーグ2021-2022 ディビジョン2】

12月4日(土)、品川区立総合体育館(東京)でFリーグ2021-2022 ディビジョン2 第13節「しながわシティ対広島エフ・ドゥ」が行われました。

第12節終了時点で勝点29を獲得し首位を独走するしながわと、勝点21で2位につける広島の直接対決は、しながわが引き分け以上の結果を残すことで今季の優勝を決める大事な一戦となりました。
試合は球際を激しく争う熱戦となり、5分に高い位置でキックインを獲得した広島が、この流れから田中晃輝選手のゴールで先制に成功します。9分にもキックインから三島光太郎選手がゴールを決め、アウェイの広島が2点をリードする展開となりました。

第2ピリオド序盤も広島のラインを下げた守備に苦戦するしながわでしたが、26分に広島のハンドからPKを獲得。これをキャプテンの白方秀和選手が突き刺し1点を返します。勢いを得たしながわは、自陣でパスをつなぎ白方選手のこの試合2点目となるゴールで2対2の同点に追いつきました。同点でも優勝が決まるしながわでしたが、攻撃の手をゆるめず次の1点を狙うと、39分にはCKにファーサイドで合わせた白方選手のダイレクトボレーで逆転に成功します。終了間際に広島の仁井貴仁選手にゴールを許し再度同点となりましたが、広島のパワープレーに対しても集中した守備を見せ3対3で試合終了。この結果、リーグ戦2試合を残し、しながわが王座に輝きました。

F2リーグで優勝を収めたしながわは、F1リーグ最下位との入替戦に臨みます。

監督・選手コメント

岡山孝介 監督(しながわシティ)
非常に難しい試合でした。まずは優勝できてホッとしています。ここ数試合はかなりスケジュールがタイトで、けがをしている選手も多いのでコンディション的に厳しかったのですが、全力で戦い優勝を決めてくれた選手たちを誇らしく思います。ここで優勝を決められなかったら、もっと勝つことだけに徹していかなくてはならない状況でした。ですが、優勝が決まったので、(残る2試合は)入替戦につながるような内容にフォーカスして戦いたいと思います。

村上哲哉監督(広島エフ・ドゥ)
2対0で折り返しましたが、次の1点を取れなかったところとPKで流れを持っていかれたところがポイントだったと思います。僕も現役時代に(F1リーグの強豪である)名古屋オーシャンズとの対戦で何度も経験をしていますが、プレスの強度が落ちる第2ピリオドが勝負だと思っていました。最後のパワープレーも含め、選手たちは今、持っている力の100%以上を出してくれましたし、素晴らしいゲームでした。今季首位のしながわに1勝2分と勝ち越しているので、選手たちにとって大きな自信につながったと思います。リーグ戦があと2試合残っていますし、全日本フットサル選手権もあるので、最後まで広島らしいフットサルでみなさんにパワーを与えていけたらと思います

白方秀和 選手(しながわシティ)
0対2になった時点で難しいという感覚はありましたが、PKが運よく入って流れが変わったかな、と思います。年内の試合は、一旦終了になります。少しオフがもらえたので、しっかり休んで年末年始からトレーニングを積み、入替戦に向けてもっと完成度を上げたいと思っています。そういった自信を掴む意味でも、残りのリーグ戦を消化試合にせず結果も内容も求めていきたいです。チーム内のメンバー争いでも切磋琢磨して、いいチームを作れるようにしたいと思います。

Fリーグ2021-2022 ディビジョン2

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