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終了間際に追いついたすみだ、ホームで1対1のドロー【Fリーグ2021-2022 ディビジョン1 第18節】

2021年12月14日

終了間際に追いついたすみだ、ホームで1対1のドロー【Fリーグ2021-2022 ディビジョン1 第18節】

12月10日(金)、12日(日)の2日間、Fリーグ2021-2022 ディビジョン1の6試合が行われました。

今月4度のホームゲームを戦うフウガドールすみだは、Y.S.C.C.横浜と対戦。前節9対0で快勝した勢いのままに連勝を目指しました。しかし、試合を動かしたのはアウェイの横浜でした。現在行われているフットサル日本代表候補合宿に初招集された堤優太選手が存在感を示すと、6分には堤選手と菅原健太選手の連係から先制点を奪います。1点ビハインドのすみだは、ベテランの荒牧太郎選手や先日デビューを果たしたばかりの高校生Fリーガー・田口大雅選手が果敢にゴールに迫り、横浜の倍以上のシュートを放つも決めることができません。0対1で迎えた第2ピリオドでもすみだが試合を支配し、幾度となくチャンスを作ります。しかし、1点が遠く試合も終盤に差し掛かると、2分を残して中田秀人選手をGKに置いたパワープレーを開始。この選択が功を奏し、残り58秒でキャプテンの栗本博生選手が待望の同点ゴールを挙げました。直後にタイムアウトを取った横浜は、堤選手をGKに置きパワープレーを仕掛けますが、終了間際にルーズボールからピンチを招きます。しかし、中田選手が放ったシュートはゴール前に戻った堤選手に跳ね返され1対1で試合終了。勝点1を分ける結果となりました。

首位に返り咲いた名古屋オーシャンズはバサジィ大分と対戦し、星翔太選手、スパウット・トゥエンクラーン選手がそれぞれハットトリックを達成。8対2で快勝し、5連覇に一歩近づいています。前節7試合ぶりの敗戦を喫した湘南は、年に一度の秦野開催でエスポラーダ北海道に5対0で完封勝利。Jリーグ・湘南ベルマーレで活躍した島村毅選手がデビューから2戦目で初出場を果たし、秦野市出身の藪内涼也選手がゴールを挙げるなどホームゲームを沸かせました。

監督コメント

荻窪孝 監督(フウガドールすみだ)
たくさんの方々に応援に来ていただき、会場の雰囲気もよく、素晴らしい環境で試合ができたことに感謝しています。ホームでサポーターに勝利を届けたかったのですがなかなかゴールが遠く、横浜の粘り強い守備に苦戦しました。綺麗に崩そうと攻撃をしてしまったので、シュートを打てる場面では積極的に打つという姿勢が少し欠けたのだと思います。最後にパワープレーで1点を取れて引き分けに持ち込めたことをプラスに考え、次に臨んでいきたいです。

前田佳宏 監督(Y.S.C.C.横浜)
なかなか勝てていない状況だったので、是非ともここで勝ちたいと思い試合に臨みました。現在、守備からチームを作っているので、我慢する展開が多くなってもしっかりと耐え、カウンターで奪うというプランを立てています。それがうまくいったとは思いますが、最後の最後ですみだの良さや自分たちがやり切れなかった部分が出ました。ただ、選手はよく頑張ってくれたと思います。来週の試合に向けいい意味で切り替えて、この戦い方をベースに持ちながらしっかりと臨みたいと思います。 

Fリーグ2021-2022 ディビジョン1

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