ニュース
今年度最後となるエリートプログラムU-14が千葉県でスタート
2021年12月20日
12月19日(日)、今年度最後のエリートプログラムU-14トレーニングキャンプが千葉県の東金市でスタートしました。今回は、過去エリートプログラムに選ばれた選手、また11月に実施されたナショナルトレセンU-14に選ばれた選手の中から、全国から様々なタイプのメンバーが27名集まりました。
キャンプ初日はSmartAmp法の検査を実施後、キャンプ地である千葉県の東金アリーナへ向かいました。その後のオープニングガイダンスでは、木村康彦監督がエリートプログラムを行う目的、選手たちに目指してほしいゴールを伝え、それを聞いた選手たちはトレーニングに向けてモチベーションを高め、トレーニングキャンプはスタートしました。
活動の最初はU-22兼U-20日本代表フィジカルコーチの矢野由治コーチがムーピングプレパレーションの正しいフォームを指導。その後のトレーニングは、前日試合のあった選手はリカバリーメニュー、そのほかの選手は通常のメニューとグループで分かれて実施しました。初日ということもあり、選手は緊張の面持ちではありましたが、ピッチに立つと早速、自身の持っている力を出せるよう、それぞれ全力で取り組む様子が窺えました。時間が経つごとに選手間のコミュニケーションも増え、自分のストロングポイントを最大限出すため選手間での要求も高まっていき、インテンシティーの高いトレーニングになりました。トレーニング後は矢野由治コーチからサッカーにおけるフィジカル面に関するレクチャーが行われ、選手は真剣に聞き入っていました。その後、小早川晃範ドクターおよび堀口恵一トレーナーより食事や睡眠、セルフケア、新型コロナウイルス対策などに関するレクチャーを実施し、初日の活動は終了しました。
翌日の20日(月)には市立船橋高校1年生との練習試合が予定されており、1学年上の対戦相手との試合に向けて選手たちはモチベーションを高く持ち、早くも試合が待ちきれない様子でした。
キャンプは12月22日(水)まで行われ、トレーニングや紅白戦、オフザピッチプログラムが予定されています。
コーチ・選手コメント
佐藤令治 コーチ(JFAアカデミー福島)
多くの関係者の皆様、選手所属チーム、保護者の皆様のご協力のもと4日間のトレーニングキャンプが初日を迎え、無事にスタートを切ることができました。感謝申し上げます。初日は木村監督から考えてプレーすることの重要性についてレクチャーがありトレーニングに向かいました。トレーニングではムーブメントプレパレーションの指導からスクエアパス、3vs2、9vs9のゲームを行いました。ボールが来る前の準備、特に体の向きや観ておくことが主なポイントに挙げられました。はじめは選手に硬さがみられましたが、最後のゲームでは徐々に各々のらしさが見られたと思います。短い期間ですが選手のパフォーマンスを引き出し、成長の手助けができるよう取り組んでいきたいと思います。
唯野鶴眞 選手(北海道コンサドーレ札幌U-15)
まず、このような機会を与えていただき非常に嬉しいですし、この機会を生かしたいと思ってエリートプログラムトレーニングキャンプに参加しました。
僕はこのキャンプでたくさん刺激を受けて、成長できるように集中して取り組んでいきます!オンザピッチでは真剣に取り組み、オフザピッチでも自分で考えて、自分から行動できるようにしたいです。今回集まったライバルに負けないように頑張っていきたいです。明日は市立船橋高校と試合ができるので、そこで自分のスキルを100%出せるように準備していきます。
大川佑梧 選手(鹿島アントラーズジュニアユース)
まず、コロナ禍でもエリートプログラムを開催してくださったことに感謝しています。一日目の活動を終え、全国レベルの個々の技術の高さを感じました。みんな「止めて蹴る」の技術が特に高く、狭いスペースでもテンポよくボールを回すことや、難しいボールでも1回で止めることができていました。自分は止める位置が悪く、顔が下がり慌ててしまうことがあったので、止めて蹴るという基礎的でサッカーで最も大切な技術をこれからもっと練習していこうと思います。今回求められているテーマを1回1回の練習で意識し、成長できるようにしたいです。また、自分の通用する部分と通用しなかった部分を知り、チームに戻り練習できるよう、自分の持ち味を積極的に出せるようチャレンジしていきたいです。残りの時間でどんどんコミュニケーションを取りピッチ内外で成長し、これから代表にも呼ばれるよう日々努力していきたいです。
鈴木悠希 選手(愛媛FC U-15)
今回、こういった機会を与えていただいた関係者の皆様に感謝しています。全国から選ばれたトップレベルの選手たちと一緒にトレーニング、ゲームができることを嬉しく思います。
ピッチの中では、しっかりと自分の長所をアピールしていきたいと思います。また、人を生かす、自分を生かしてもらうプレーをするために、短い期間ですが他の選手をよく観察し特徴をつかむこと、そして、よくコミュニケーションを取ることを意識して取り組みたいと思います。その中で自分の現在地も確認し、自分に足りない部分、課題を見つけ、今後の取り組みに生かして、さらなるレベルアップにつなげていきたいと思います。残り少ない時間を貴重なものにしていきたいです。
スケジュール
12月19日(日) | PM | トレーニング |
---|---|---|
12月20日(月) | AM | トレーニング |
PM | トレーニングマッチ vs 市立船橋高校 | |
12月21日(火) | AM | トレーニング |
PM | オフザピッチプログラム | |
12月22日(水) | AM | トレーニング(紅白戦) |
※全選手は集合・解散時に、全スタッフは集合時にSmartAmp法検査を実施します。
※今後の行政判断次第では急遽開催を取りやめる可能性もございます。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※一般の方におかれましてはトレーニングの見学は一切できません。
最新ニュース
- 女子サッカー 2024/12/23 無料招待チケットのご案内!WEリーグ クラシエカップ決勝 12月29日(日) 国立競技場
- 大会・試合 2024/12/23 鳥栖とG大阪が準決勝進出を決める 高円宮杯 JFA 第36回全日本U-15サッカー選手権大会準々決勝
- 大会・試合 2024/12/23 新潟LとI神戸が1点差の接戦を制して準決勝進出 皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会
- JFA 2024/12/23 臨時評議員会を開催
- 大会・試合 2024/12/23 【ホットピ!~HotTopic~】JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会アンバサダー 中村俊輔さんインタビュー#2