JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > アントラーズつくばとラヴィーダが勝利!ベスト4が出そろう 高円宮杯 JFA 第33回全日本U-15サッカー選手権大会

ニュース

アントラーズつくばとラヴィーダが勝利!ベスト4が出そろう 高円宮杯 JFA 第33回全日本U-15サッカー選手権大会

2021年12月20日

アントラーズつくばとラヴィーダが勝利!ベスト4が出そろう 高円宮杯 JFA 第33回全日本U-15サッカー選手権大会

高円宮杯 JFA 第33回全日本U-15サッカー選手権大会は、12月19日(日)に準々決勝が行われ、ベスト4が出そろいました。

ピックアップマッチ1

鹿島アントラーズつくばジュニアユース 1-1(前半1-1、後半0-0、PK4-2)JFAアカデミー福島U-15 WEST

互いに球際でも激しい攻防が続きましたが、24分にJFAアカデミー福島U-15 WEST(東海1/静岡)が試合を動かします。相手GKの好セーブに防がれたものの17分に枠内シュートを放っていたMF大貫天太郎選手(#10)が好機を逃さず、クロスボールの折り返しを蹴り込み、押され気味だったアカデミー福島WESTが先制しました。

鹿島アントラーズつくばジュニアユース(関東3/茨城)も、すぐに反撃します。先制された5分後、MF芹澤飛勇選手(#10)がドリブル突破からシュートを放つと、こぼれ球をFW徳田誉選手(#20)が押し込みます。互いに好機をつくりながら時間が進んだ後半、アントラーズつくばはPK戦突入直前にGK高橋怜選手(#16)を投入。自身もビッグセーブを見せていた先発GK岸野瑛太選手(#1)の「怜が出ても絶対に勝てる自信はあったし、良きライバルだからこそ託せました」との期待に、後輩GKはPK2本のセーブで応えました。チーム全員の力を結集したアントラーズつくばが、2年連続で準決勝へと進出しました。

ピックアップマッチ2

徳島ヴォルティスジュニアユース 0-5(前半0-1、後半0-4)FCラヴィーダ

この大会でクラブ史上初のベスト8へ進出した徳島ヴォルティスジュニアユース(四国1/徳島)は、勢いを示すように試合開始から果敢に前へと出ました。こちらも2度目の出場で昨大会に続く8強入りを果たしたFCラヴィーダ(関東1/埼玉)は徐々に落ち着きを取り戻し、シュートに持ち込む場面が増えていきます。一度シュートがクロスバーをかすめていたFW中村公亮選手(#25)は、直後に再び際どい一撃を放ちます。これはGKに弾かれたものの、詰めていたMF本田健晋選手(#14)が大きく口を開けていたゴールに蹴り込み、前半残り5分で試合が動きました。

ラヴィーダの勢いは増していき、前線からの果敢な守備で徳島に組み立てを許しません。さらにボールを奪えば、ドリブルを第一選択肢にした積極的なプレーを個々が披露。後半に入ると40分間だけで15本のシュートを放ち、そこから4点が生まれました。徳島も終了間際にCKを奪うなど最後まで懸命に戦いましたが、5得点の大勝でラヴィーダが準決勝へと進みました。

監督・選手コメント

高橋怜 選手(鹿島アントラーズつくばジュニアユース)
交代出場するときには、ベンチの全員に「絶対にPKを止めろよ」と言われました。練習もいっぱいしてきたし、歴代の先輩たちがPK戦で勝った試合も、相手チームのPK戦もビデオで見ていました。今日もPK戦になる可能性も意識して、試合中にベンチから相手の選手がどういうキックをしているかを見ていました。中学生になってから初めてのPK戦でしたが、練習で止めていたので自信がありました。次は全部止められるように頑張りたいです。

廣山望 監督(JFAアカデミー福島U-15 WEST)
勝って、次の試合でさらに良いプレーをできたのではないかと思うと残念ですが、力は出し切ったと思います。負けたら終わりの大会なので、失点したくないという気持ちと、しっかりボールを保持したいという思いのバランスが難しく、良い判断ができない部分がありました。そこをコントロールして、ゴールに迫るシーンも出てきましたが、最後の部分が足りませんでした。そういう届かなかった部分、そして、時間が経つにつれて感じる「できたんだ」という自信の両方を選手たちには感じてほしいです。

薮内敏郎 監督(徳島ヴォルティスジュニアユース)
選手たちは大会を通して前向きにプレーしてくれて、すごく成長を感じられました、今日も点差はつきましたが、最後まで諦めずに走り、1点でも取ろうとプレーしてくれて本当に良かったと思います。クラブ史上初のベスト8に進めたのは、選手が頑張った結果で、すごく感謝しています。この大会をきっかけにまた成長してもらいたいですし、この大きな成長につながる大会を常に経験できるよう、指導者も含めて成長していきたいです。

本田健晋 選手(FCラヴィーダ)
先制点の場面では、中村公亮選手が練習からバーを狙ってシュートする癖を知っていたので、こぼれ球を狙っていました。みんなのドリブルの癖も分かっているので、ボールがこぼれても回収して組み立て直しができます。いつもコーチに言われるように、自分たちのプレーをすることを心掛けているので、試合でもあまり緊張しません。この大会に入って、調子が上がってきている感じがあります。全国優勝して、みんなで喜びを分かち合えるように頑張りたいと思います。

大会期間:2021年12月11日(土)~12月27日(月)
会場:
1回戦~2回戦
コーエィ前橋フットボールセンター(群馬県)、J-GREEN堺(大阪府)、維新みらいふスタジアム(山口県)、山口県維新百年記念公園 ラグビー・サッカー場(山口県)
準々決勝
前橋総合運動公園 群馬電工陸上競技・サッカー場(群馬県)、アースケア敷島サッカー・ラグビー場(群馬県)
準決勝~決勝
味の素フィールド西が丘(東京都)

大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー