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株式会社ジークによる「夢の教室」の授業を金沢市立明成小学校で実施(2021年12月)

2022年01月05日

株式会社ジークによる「夢の教室」の授業を金沢市立明成小学校で実施(2021年12月)

JFAこころのプロジェクトの支援企業である株式会社ジーク協賛による「夢の教室」オンライン授業を、石川県金沢市立明成小学校の5年生2クラスで、12月22日(水)、23日(木)に実施しました。

支援企業のジークとしては今回が初開催となる授業で、22日は元サッカー日本代表の石川直宏さん、23日はマラソンや駅伝で活躍した湯田友美さんが登壇しました。両日とも夢先生が登場する前に、明成小学校出身で、現在株式会社ジークに勤務する中村弥生子さんが画面に登場。今回の「夢の教室」をプレゼントする経緯と会社の説明をした後、自身が同校の卒業生であることを伝えると、子どもたちは大きく驚く反応を見せていました。

23日、教室とJFAハウスがオンラインでつながると、「出会いの時間」に夢先生の湯田友美さんが登場。子どもたちは高い集中力で話を聞きながら、ときおり大きな反応を見せます。湯田さんとアシスタントの作り出す雰囲気に、画面越しではあるものの、一気に「こころ」の距離が縮まっていきます。

「トークの時間」では、湯田さんの出すクイズや、「本気の大切さ」そして「チャレンジの大切さ」に耳を傾け、辛い時をどう乗り越えていったかなどのエピソードを自分に置き換えながら、子どもたちは自身の夢シートに将来の夢などを記入しました。夢シートに書いた夢を発表する際には、「発表をするチーム」「発表を聞くチーム」に分かれ、13人の子どもたちが発表してくれました。聞くチームも発表チームも、お互いに拍手で授業を締めくくりました。

夢先生コメント

湯田友美 さん(元 陸上(マラソン/駅伝)選手)
今日のクラスは、話を「聞くとき」、シートを「書くとき」の切り替えの速さ、そして集中力が高かったことが、とても印象的な子どもたちでした。
本当にメリハリがあって、面白いことや楽しい反応をしつつも、発言する時はしっかり発言するなど、登壇している私もやりやすく「もっともっと授業をしていたい」と思うほどでした。
私は、オンライン授業で画面を見ているだけになってしまわないよう、子どもたちに飽きさせないような工夫をしていますが、それでも実際に会って身体を動かす「ゲームの時間」や、教壇から顔をみたり、触れ合うことができない分、子どもたちとのコミュニケーションが不足していると思うので、「夢シート」をいつも以上にみっちり頑張って書いています。
金沢市立明成小学校の子どもたちとの出会いの時間を作ってくださった株式会社ジークさん、本当にありがとうございました。今回宮下真社長と明成小学校出身の中村さんにも授業でご挨拶いただき、子どもたちや地域とつながれる「夢の教室」の良さを私も再認識しました。

支援企業コメント

宮下真 代表取締役(株式会社ジーク)
弊社・株式会社ジークは、設立23年目を迎える住宅の原状回復工事・リノベーション工事を施工、そして不動産物件を扱う会社です。現在、元Jリーガーや、今も社会人リーグ等でプレーする選手が多数在籍し働いております。
今回、ご紹介から素晴らしいご縁を頂き、日本サッカー協会様の100周年という記念すべき年に、JFAこころのプロジェクト「夢の教室」を冠授業として開催していただき、本当にありがとうございました。
1日目は、元サッカー日本代表・石川直宏先生に、とても熱い講義をしていただきました。以前から親交もございましたが、初めてお聞きするお話も多く、自分自身も大変感銘を受けましたし、是非とも弊社の社員全員に聞いてもらいたいお話だと思いました。コロナ禍でオンラインでの開催となりましたが、石川直宏先生の素晴らしい惹きつける魅力もあり、子どもたちの真剣な眼差し、生き生きとキラキラした表情を見て、「夢教室」の素晴らしさをあらためて実感させていただきました。
2日目は、長距離や駅伝で活躍された湯田友美先生に、とても素敵で心に響く講義をしていただきました。小学生時代の「楽しくない想い」、でもそれは「本気じゃないから」だと気付かせてくれた恩師の言葉、そして陸上競技との出逢い、きっかけ、そして中学で全国大会に出場した時に感じた「もっと本気の人がたくさんいた」と知った時の想い、そして高校での怪我による辛い時期、そんな時の仲間の大切さ、逆境を跳ね返してもう一度と「小さな目標」「小さなチャレンジ」をたくさん設定しトライした経験、どれも大変感銘を受けるお話ばかりでした。
子どもたちにとっては、本当に素晴らしい経験になったと思いますし、今日の講義を必ずや今後の人生に活かしてくれるものと確信をしております。
今回の授業に関わってくださったJFAスタッフの皆様、明成小学校の先生方をはじめ皆様、そして湯田友美先生、本当にありがとうございました。

中村弥生子 様(株式会社ジーク 社長室)
この度は、私の母校「石川県金沢市立明成小学校」にて、「夢の教室」の開催という、大変貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
2日間に渡り、5年1組と2組にて授業を行っていただきました。冒頭の「学校の自慢」では、2クラスとも在籍校の誇りに思うことが止めどなく挙がり、イキイキとした毎日を送っている姿がとても印象的でした。両先生の授業を熱心に、またワクワクして希望にあふれた気持ちで聞いてくださっていたのが、画面越しでも強く感じました。
情報に手が届きやすい時代になり、世界は小さくなりましたが、地方都市において視野を広げる機会は未だ貴重な部分があります。このような機会により、一人でも多くのユメ生徒さんが「夢を意識」したり、「目標を掲げる」きっかけになると嬉しく思います。
夢先生から学んだ考え方や言葉を糧に、世界中で活躍している日を楽しみにしています。石川先生が教えてくださった「情熱」と「仲間」、湯田先生が教えてくださった「チャ!(チャンスとチャレンジ)」という、魔法の言葉が今回授業を受けた皆さんの人生をきっと応援してくれると思います。
さだまさしさんが作詞作曲をしてくださった校歌に、「いつまでも友達でいよう いつまでも元気に笑おう(中略)明成の仲間たちよ」とあるように、友愛のこころを大切に、たくさんの夢を叶えてください。
今後も、株式会社ジークは「夢の教室」を通して、子どもたちの夢を応援させていただきます。
今回の貴重な時間を設けていただきました、日本サッカー協会の皆様、夢先生方にこの場をお借りして御礼をお伝えしたく存じます。

5年2組担任コメント

小山俊輔 先生(金沢市立明成小学校5年2組担任)
コロナ禍の影響で、なかなか外部の方と触れ合う機会がなかった子どもたちにとって、とてもいい刺激になったと思います。オンライン授業自体、初めての経験だったので、担任も含めドキドキしていましたが、最初の自己紹介から、運営の方や湯田先生の雰囲気がとてもあたたかく、子どもたちも安心して自分の言葉を届けていたように思います。自分の「夢」について子どもが真剣に考えたり、みんなの前でそれを言葉に出したりする、そんな経験は普段の授業の中ではなかなかできません。今回、湯田先生からは、「好き」なことを「本気」で取り組むことに本当の「楽しさ」があることや、小さな目標、小さなチャレンジを積み重ねることで夢の実現に近づくことを教えていただきました。夢シートやふり返りを読むと、5年生なりに自分の生き方のヒントになるものや、大事にしていきたいことを学んでいたように思います。今回は本当に貴重な機会を与えていただきありがとうございました。

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