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JFAこころのプロジェクト auじぶん銀行の協賛でオンライン授業を実施
2022年01月24日
JFAこころのプロジェクトは、auじぶん銀行株式会社の支援を受け、12月23日(木)に岡山県浅口市立寄島小学校で「夢の教室」のオンライン授業とauじぶん銀行による「お金の授業」を実施しました。同社は2020年4月から本プロジェクトへの支援をスタートし、昨年度に引き続き今回で3校目の実施となります。
授業はまず「夢の教室」からスタートしました。夢先生は元陸上選手で、現在スプリントコーチとしてアスリートや子どもたちに走り方を教えている秋本真吾さん。自身が陸上選手になるまでの挫折や苦しい経験を赤裸々に話し、「本気でやるからこそ得られるものがある」ということと、夢を叶えるために「今できることを具体的に考えることが大切」ということを情熱的に伝えました。
「夢の教室」の次の時間には、auじぶん銀行のオリジナル金融教育コンテンツである「auじぶん銀行劇場 金融昔ばなし」を活用した特別授業「お金の授業」を実施しました。お金の偽造防止技術の秘密やお札の改定についてクイズ形式で楽しく学んだ後、auじぶん銀行オリジナル映像“3匹の子ぶた”を見て、「お金を貯めるにはどうすれば良いか」を学習しました。授業の最後には持っているお金をどう使うかをテーマとしたワークシートにもチャレンジしました。
「夢の教室」では、子どもたちが自身の夢などを書いた夢シートに夢先生がお手紙を書き、子どもたちのもとに返ってきます。「お金の授業」では子どもたちが考えたお金の使い方のワークシートに、auじぶん銀行の社員の方のアドバイスが書かれて手元に戻ってきます。授業が終わったあとも子どもたちと夢先生、auじぶん銀行との交流は続いていきます。
夢先生コメント
秋本真吾さん(元陸上選手)
夢の教室がオンライン形式となり、これまで当たり前のように実施してきた、直接子ども達に会って協力することの大切さを学び、子ども達の目を見て心に響く授業ができなくなってしまいました。オンラインになることにより、やっぱりこれだと授業のクオリティが下がるよね、ということは絶対にあってはならないと強い覚悟を持って臨んでいます。オンライン教室を何度も行なっていく中で、子ども達から送られてくる夢シートを読んで、対面形式同様に本気で心を込めて授業をすれば想いは届くんだと実感しました。たとえ画面越しであっても、これからも子ども達のために記憶に残る授業になるよう全力を尽くしていきたいと思います。このような貴重な機会をご提供いただいた、auじぶん銀行さんに心から感謝申し上げます。
支援企業コメント
auじぶん銀行が協賛する「夢の教室」は今回で3回目の実施となりました。
アッキー先生(秋本真吾先生)が語る当時の夢や気持ちに対し、児童たちは目を輝かせたり、時には悩みに共感したりと表情豊かに授業を楽しんでいて、先生の熱い想いがしっかり伝わっていると感じました。
夢を持つことの大切さはもちろんですが、それ以外にも「夢は途中で変わってもいい」「具体的にどう努力するのかが重要」など学びとなることが多く、非常に貴重な時間となりました。
「auじぶん銀行劇場 金融昔ばなし」を教材にした「お金の授業」でも意欲的に授業に参加していただき、自分なりの回答を導き出そうと時間ギリギリまでクイズやワークに向かい合っている姿が印象的でした。
auじぶん銀行は今後とも、金融機関として未来の大人である子どもたちに向けた金融教育の推進に取組むことで、子どもたちの健やかな未来を創ることに貢献していきます。
また、先行きが不透明なコロナ禍だからこそ「夢の教室」を通じて子どもたちに夢を与える手助けとなれば幸いです。
担任の先生コメント
田淵琢人 先生(浅口市立寄島小学校 5年生担任)
「夢の教室」では、陸上選手の秋本真吾先生に夢をもつことや夢に向かって努力することの大切さなどを話していただきました。小学校時代の思い出や苦悩したことなど、児童にとって新鮮でありながらも自分と重ね合わせて考えることのできる素敵な時間でした。「どんな小さなことでもいい、どんな近いゴールでもいい」という言葉は、夢について難しく漠然と捉えていた児童にとって、前向きに進んでいける大きなきっかけになったと思います。
「お金の授業」では、“お金”という児童にとって身近でありながらもハードルの高い内容でも、クイズや童話で構成された授業でとても楽しく学ぶことができました。所持金で安心して住める家を建てるワークシートでは、安全性を重視したり今後の備えとして貯金をしたりと、先を見通してお金と付き合うことの大切さを知りました。このような素晴らしい機会を設けていただき、ありがとうございました。