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アカデミー生の寮生活 〜JFAアカデミー堺 スタッフ通信Vol.21
2022年02月15日
JFAアカデミーでは「常に(どんなときでも、日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間を育成する」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー堺のレポートを担当するのは総務の大江あかりさんです。
JFAアカデミー堺の一日
JFAアカデミー堺の総務として日々、寮生活のサポート、中学校や関係機関との連絡等を担当しています。今回はJFAアカデミー堺の寮生活について紹介します。
JFAアカデミー堺はJ-GREEN堺 DREAM CAMP内の一部を寮として占有利用しています。
まずは、寮の1日のスケジュールです。
6時30分、朝の掃除から一日がスタートします。選手は学年混合の4人1部屋で生活しており、部屋ごとに掃除場所の当番が決まっています。6時50分から全員そろって朝食をとります。DREAM CAMPの厨房スタッフが用意してくれている食事を、食事係が配膳します。朝食の後はそれぞれ身支度をし、7時45分ごろ、路線バスに乗って堺市立月州中学校へ登校します。中学校までは6キロメートルほどの距離があるため、バスを利用しています。中学校の授業を終えて寮に戻ってくるのは16時過ぎです。17時からのトレーニングのために、下校後はトレーニングウェアに着替えたり、ストレッチをしたり、用具を揃えたりとアカデミー生は各自準備に取り掛かります。その後、平日は17時から19時まで、J-GREEN堺のグラウンドでトレーニングに励みます。トレーニングの後は入浴、夕食を済ませて20時半から1時間、自主学習の時間をとっています。携帯電話の使用は21時30分からの30分間と決まっています。その後は翌日のために制服にアイロンをかけたり、テレビを観るなど自由時間を過ごしたりして、22時30分消灯です。日本代表の試合がテレビ中継される日は、テレビの前に集まってみんなで応援しています。
JFAプログラムやイベントの紹介
寮生活では、サッカーだけではなく様々なプログラムがあり、マナーセミナー、英会話、学習サポート、栄養講習、婦人科講習など、外部の講師を招いて定期的に実施しています。
学習サポートは毎週木曜日に、大阪府立大学サッカー部の学生さんが家庭教師として寮に来て勉強をサポートしてくれる取り組みで、アカデミー生は中学校の宿題や授業でわからなかった箇所を質問しています。とても丁寧に、楽しく会話しながら教えてくれる大学生のおかげで、有意義な時間になっています。そのほか、日本代表の試合の運営サポートや、J-GREEN堺でトレーニングキャンプを行っている選手との交流は、アカデミー生にとって貴重な体験となっています。
JFAアカデミー堺の食事
トレーニングを続けていくための栄養補給、そして身体を強くするためにしっかり食事をとることは、選手たちの生活で最も重要な事のひとつです。日頃の食事は栄養士が監修しており、不足しがちなたんぱく質や鉄分を多く含んだ献立になっています。また、月に1回のケーキデーや、体育大会や校外学習といった中学校の行事の際のお弁当は、アカデミースタッフとDREAM CAMP厨房スタッフで協力し、アカデミー生が喜んでくれるよう準備をしています。
JFAアカデミー堺を卒校した後に、どこに行っても自信をもって活躍できるような、またどこに行っても周りの人が応援したいと思ってくれるような選手になれるよう、サッカーだけではなく様々な体験を通して人として成長できるように、我々スタッフは寮での活動をサポートしていきたいと思います。